【明慧日本2025年5月9日】(ドイツ=明慧記者)「このイベントはとても素晴らしく、静かで深遠な印象を受けました」と、アズタ・アザドプさんは法輪功学習者(以下、学習者)の祝賀活動を見ながら語った。
5月3日、ドイツの学習者たちはドイツの金融の中心地であるフランクフルト・ツァイル通りで集会を開き、第26回世界法輪大法デーおよび法輪大法が世界に広まって33周年を祝うとともに、法輪功創始者・李洪志先生の誕生日を祝った。ドイツのヘッセン州からは4人の要人が支援の祝辞を送った。
動画:李洪志先生の誕生日を祝う
市民と共に世界法輪大法デーを祝う
龍の舞と腰太鼓の舞 |
写真を撮り、拍手と歓声を送る通行人たち |
ツァイル通りは19世紀以来、ドイツで最も有名で最もにぎわうショッピングストリートの一つであり、週末には特に多くの人々が行き来する。活動場所では、学習者たちはピンクの蓮の花を飾り、「世界法輪大法デー」と書かれた黄色の大型横断幕を空中に掲げ、カラフルな風船が囲んでおり、お祭り気分が漂っていた。
午前10時50分、心地よく流れる煉功音楽と共に、学習者による功法の実演が始まった。穏やかで静かな煉功の光景は純粋なエネルギーを放ち、多くの通行人が足を止めて見入っていた。引き続き中国伝統の龍の舞は観客の心を打ち、盛大な拍手と歓声が沸き起こった。
その後、学習者の代表が人々に法輪功とは何か、法輪功が世界中で広まっている状況を紹介した。また、ドイツ・ヘッセン州の政治家たちから寄せられた祝辞も読み上げられた。次に、腰太鼓の演奏を披露した。学習者たちはまた通行人に法輪功迫害の実態を伝え、資料を配布し、蓮の花を手渡すなどして法輪功の良さを伝えながら、来たる世界法輪大法デーを市民と共に祝った。
ヘッセン州の政治家たちから寄せられた祝辞も読み上げる |
署名して法輪功を支持する人々 |
家庭教師「真・善・忍の中で、人は自然と良くなる」
アズタ・アザドプさん |
記事の冒頭で紹介したアズタ・アザドプさんは、家庭教師である。学習者の穏やかな煉功の動作に強く惹かれた彼女は、心身の健康に深い関心を持つようになった。「さらに重要なのは、静けさの中で自分自身を見つけることです。私は感受性が強いので、ここにあるエネルギーを感じ取ることができます」と話した彼女は、手にしている法輪功の資料を見せながら、煉功を試してみたいという。
また、法輪功の理念についても深く共感し、「真・善・忍は素晴らしい価値観です。この中に人は自然と良い方向へ変わっていくと思います」とアザドプさんは語った。
「真・善・忍は人間性の重要な柱」
ハムザさん |
観光でミュンヘンから訪れていたハムザさんは、学習者の祝賀活動を興味深そうに見ていた。ハムザさんは学習者にこう話した。「皆さんの活動はとても前向きな雰囲気で、思わず足を止めて見入っていました。今の人々は経済的な利益ばかりを追い求めていて、人間性がどんどん失われ、物質主義的になり、まるで機械のようになってしまっています。真・善・忍は、人間性における非常に重要な三つの柱です。中国であっても、ヨーロッパであっても、世界のどこであっても必要です」
大学生「真・善・忍はとても美しい価値観」
フンダさん(右)と友人 |
ダルムシュタットから来たフンダさんは、建築を学ぶ大学生である。彼女は友人と一緒に、迫害に反対する署名簿にサインした。
フンダさんは法輪功の修煉の原則に深く共感を示し、「この原則は本当に美しいと思います。私たちは自分自身を大切にするだけでなく、他人のことも思いやる必要があります。『忍』というのは実践するのは簡単ではありませんが、人と人とが平和に共存するにはとても大切です。他人を寛容することができなければ、自分自身も多くの苦しみを抱えることになります」と語った。
アメリカ教師「真・善・忍は私たちを導く灯台」
キャサリンさん(左)とポーラさん(右) |
キャサリンさんとポーラさんは、ドイツに暮らすアメリカ人で、どちらも英語教師である。キャサリンさんは空中に掲げられた大きな横断幕をじっと見つめながら、学習者に「5.13ってどういう意味ですか?」と尋ねた。
学習者が笑顔で「この日は私たちの先生のお誕生日です」と答えると、キャサリンさんは目を見開いて「なるほど、そういうことなんですね」と、英語版の法輪功パンフレットを受け取った。
法輪功の修煉の原則について尋ねられたキャサリンさんは、「真・善・忍は全人類にとって必要なものです。なぜなら、これは私たちをより良い人生へと導いてくれる灯台のような存在だからです」と語った。
「大法は私たちに、この世界で新たな命を与えてくださった」
ヴァルトラウトさん |
ヴァルトラウトさんはドイツ各地から集まった他の学習者たちと同様に、満面の笑みを浮かべながら、自らの喜びと李洪志先生への感謝の気持ちを表した。
約30年にわたって修煉を続けてきたヴァルトラウトさんは、「私たちは皆、真・善・忍の原則を心に持って生きています。もし何かトラブルや問題があったときには、それは内に向かって探すチャンスだと考えます。どんなことがあっても、共に前に進んでいきます。これが大きな力になるのです」と語った。
そしてヴァルトラウトさんは、李洪志師父への深い感謝の気持ちを述べた。「師父、お誕生日おめでとうございます! これは私たち法輪大法の学習者全員の『誕生日』なのです。なぜなら、大法のおかげで私たちはこの世で新たに生まれ変わりました。師父が与えてくださったすべてに、心から感謝しています」