湖北省:武漢市の法輪功修煉者 不当連行され行方不明
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 湖北省の武漢市紡績工場の元従業員である法輪功修煉者・李素珍さん(51歳女性)は以前、中共(中国共産党)当局の洗脳班で迫害され、危篤に陥ったことがある。李さんは元々病弱だったが、1994年に法輪功の修煉を続けた結果、病気がなくなり回復した。しかし、李さんは最近また中共関係者に連行された。家族は、李さんがどこに拘禁されているのかも分からず、中共関係者が、李さんが嘔吐して洗濯ができないということを家族に教えただけだった。家族は非常に心配している。

李素珍さん

 2011年9月22日午後5時ごろ、李さんは劉月静さん、冷永栄さんと一緒に法輪功の本を読んでいた時、武漢市江漢区の住民委員会の中共書記が職員を連れて、李さんの家に侵入した。書記は「調査するためだ」と言って、李さんたち3人を連行しようとしたが、3人はそれに従わず、家族に「早く帰って来るように」と電話をした。帰って来た家族は、書記らに「悪事を働いていないのに、なぜ連行するのか?」と詰問すると、書記らは仕方なく外に出た。

 しかし、劉さんと冷さんは帰る途中に、連行された。夜8時ごろ、李さんの家族がいないうちに、警官(そのうち一人は現地の戸籍担当者)及び住民委員会の職員が再び不法侵入し、李さんを連行した。現在、李さんは行方不明となっている。

 翌日、李さんの家族が住民委員会の責任者に李さんの行方を尋ねると、彼らは「知らない」と言った。3日目、李さんに80歳の母親が待っているという手紙を書かせ、住民委員会は李さんの家族に「数枚の服を送るように」と電話をした。

 9月27日、李さんの家族がもう一度住民委員会に行くと、職員は李さんの着替えを渡して家族に洗わせ、李さんが嘔吐していることを知らせた。李さんは体調が悪く、服さえ洗濯できないことが明らかになった。家族は驚いて非常に憤慨し、「もし彼女に何かあったら、住民委員会の責任だ」と問いつめた。

 2007年、李さんは法輪功の資料を配っていた時に連行され、武漢市橋口区洗脳班で迫害された。施設の職員が、食べ物に不明な毒薬を入れたため、それを食べた李さんは吐血が始まった。職員は、血なまぐさい臭いに耐えられず、李さんを釈放した。洗脳班から出た李さんは、食べるとよく吐き出し、健康状態が悪化した。

 2009年6月8日正午、李さんの手足が突然けいれんし、吐血もひどく、7回意識不明に陥った。家族は誠心誠意「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と叫んでいた。すると5時間後、李さんは奇跡のように蘇った。それからの2年間、李さんはずっと元気だったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/10/9/247672.html)     更新日付:2011年10月13日
 
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