中国共産党が史実を無視した歴史書を編纂し、国際社会を欺く
■ 印刷版
 

  中共中国共産党)当局、中国のある県で行われた「地方誌」編纂の会議において、610弁公室と法輪功に関する一切の内容を地方誌に記載してはならないと宣告した。それは中共当局が民衆への迫害を隠蔽しながらも、「調和のとれた社会(和諧社会)」の看板を掲げて国際社会を欺く一連の迫害の例に過ぎない。また、中共の中央は地方から提出された編纂用の文章に法輪功に関する内容があるかどうかによって文章の採用の可否を判断している

 「610弁公室」は、中共の最高中央から末端組織(都市部の住民委員会と農村部の村)まで、各層の中共政権において、計画的・組織的に法輪功への迫害を行う指令組織あり、法輪功に対する全ての迫害行為を主導的に実施している。その組織の本質は、ナチスのゲシュタポ酷似している610弁公室が組織されて以来、12610弁公室は法輪功に対する前代未聞の残酷な迫害を行い続けててきたが、中共当局はその事実を「地方誌」に掲載せず歴史的責任から逃れようとしている。

 中共が中国国内で法輪功修煉者に行っている暴行や迫害が、国際社会から非難されなかで、世界で正義のある人々続々と立ち上がり、法輪功への迫害反対している。スペインの法廷はジェノサイド罪と拷問罪で江沢民、羅幹など5人を逮捕する判決を下した。まだアルゼンチン法廷も同じく上記二人を逮捕する裁定を下した。善悪ともに報いがあそれは早いか遅いかだけの問題である。ここで、中共の卑劣な弾圧政策のもとで迫害を行なっている関係部門の職員に、歴史の罪人にならないようただちに迫害を停止することを求める

 *中国では(日本語の)「地方史」のことを「地方誌」といい、「方志」、「地誌」とも呼ぶ。現在刊行中の地方誌は、中華人民共和国が成立して初めて編纂されもので、「中国地方誌叢書」と呼ばれている。1956年に出版計画が立案されたが、文化大革命など国内の諸事情から一時中断し、本格的に編纂が始まったのは1980年代に入ってからである。1978年に中国社会科学院内に編輯指導促進部のようなグループが置かれ、行政単位ごとに編集室が設けられている。中国社会科学院図書館には、既に出版された全ての地方誌が並んでいる。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/10/30/248510.html)     更新日:2011年11月2日
 
関連文章