大法を修煉し始めてから、瞬く間に13年が経ちました。嵐のような修煉の日々の中で、私は多くの同修と同じように、多くの挫折や苦難を味わってきました。時には修煉の難しさを感じ、修煉し続けることが難しいという感覚さえも覚えました。しかし人生の真の意義と神聖なる使命を分かっていましたので、勇気を十分に奮い立たせ、心理状態を正に帰して全力で正法修煉を続けてきました。以下に、私の修煉に対する体得を師父にご報告させていただきたいと思います。不適切な表現があれば、同修の皆さんの慈悲なる指摘をお願いいたします。
資料拠点を維持し、同修の需要を確実に満たす
正法の進展が進むにつれて、私は2007年に資料拠点を自宅に立ち上げました。それ以来、周囲の同修に修煉と衆生を救うための真相資料を提供しています。当初、私はパソコンやプリンターの使い方が分からなかったため、同修の手助けを得て短時間で明慧ネットへのアクセスの仕方を覚えました。その後、パソコンの操作方法、DVDの書き込み方法、プリンターの修理方法などを次々と覚えました。作業の質と量は、同修の要求を満たしていました。私は同修である妻と協調し合い、できるだけ質のよい資料を作っています。妻とは協調がとれない時もありますが、そのときはお互いに内に向けて探すことによって、ベストな協調状態に戻すことができました。小冊子や明慧週刊は妻が担当していますが、同修が取りに来ているのに、まだそれらの資料が作り終えていないことが多々ありました。そのときは妻が忙しいか、状態が良くないので、惰性で印刷をずるずると引き延ばしてる場合が多かったのです。そのため、その後は在庫を絶やさず、同修からの要望に応じられるよう、私は積極的に妻を手伝いました。私は仕事を終えた後、夕方から夜10時まで印刷し続けていました。夜10時以降は、隣近所が寝つく時間なので、機械の音で彼らの安眠に影響しないようにしていました。このように私は、妻と協調して、何事もなく資料拠点を維持してきました。
そして私は。他の同修を手伝って資料拠点を作ったり、パソコンのシステム(すでに20台)をセットアップしたり、MP3プレーヤやMP4プレーヤーに師父の経文を入れたり、技術を教えたり、資料拠点に必要な備品の購入を手伝ったりしています。これらの資料拠点の運行状態はよく、衆生を救うことに大きな役割を果たしています。
一つの資料拠点は、大量の資料を作っており、資金が困難な同修には、私が資金援助をしています。そのため、資料拠点の円滑な運行へと繋がっています。
努力して三つのことをしっかりと行う
師父は大法弟子に対して三つのこと、「学法すること」「発正念すること」「真相を伝えること」を行うよう説法してくださいました。私は師父がおっしゃった三つのことに基づいて行い、自分の能力の範囲内で行い、できるだけ多く行ってきました。
私は毎日、学法を続けています。昼間は昼休みを利用してMP4プレーヤーを使って学法し、夜は妻と一緒に学法しています。毎日平均して2~3講を学法していますが、多い日もあれば、少ない日もあります。発正念は一日の定時の発正念を4回欠かさず行っています。面と向かっての真相伝えは、私は得意な方では無く、あまり上手に説明できないので三退を勧められた人は少ないのです。しかし私は自分の修煉に汚点に残さないため、できるだけ努力して真相を伝えるようにしています。まず、親戚や同郷者、会社の同僚の順番で真相を伝えて、三退を進めました。大法の真相を理解した10数人が三退に同意してくれました。面と向かって真相を伝え、三退を勧めるのは最もよい方法です。真相資料を配布するのも良い結果を得ることができます。私には恐怖心があるため、面とに向かって真相を伝えることはあまりできず、真相資料や神韻芸術団のDVDを中心に配布しています。多くの衆生は真相を理解していたようで、他の同修が面と向かって真相を伝える時の基礎となりました。
資料を配布する時、真相を伝える時の心理状態を正しく持たなければなりません。そして自分が発正念して、または同修に発正念をお願いして、すべての妨害を取り除いていれば、よりよい効果を得ることができます。そうでなければ、問題が起きやすいのです。ある日、私はいつもより真相資料を多めに手にし、配布先に向かいました。いつもは妻に発正念をお願いしていますが、この日は実家に戻っていませんでした。私も発正念せずに出かけました。ビルの上階で2部ほど配布したところ人と出会いました。私は上階で配布するのを中止し、下の階で配布していたところ、先の人と再び出会いました。その人は大きな声で、「止まれ! 何をしている!」と、凶悪な態度で迫ってきました。私は少し恐怖心があったので話す言葉は不自然になり、慌ててその場から立ち去りました。その時は良くない念が現れ「追いかけられるのではないか? 早く家に帰らなくては」と思いました。私は、自分のよくない考えの原因について探しました。それは心理状態は穏やかではなかったこと、多く配りたいと思っていたことにありました。そして私は心理状態を整え、残った真相資料を無事に全部配布することができました。
心性を高めることに関して
心性を高めることは修煉の根本であり、心性を高めることこそ、自分の修煉の次元を高め、功力を高め、邪悪な要素を取り除くことができ、よりよく衆生を救えるのです。1人の真の修煉者として自分を修煉しなければならず、常人の執着や欲望を放下しなければなりません。師父はおっしゃいました。「絶えず執着心を取り除くことこそ人間の修煉の過程のすべてです。」(『転法輪』)絶えず自分自身を修煉して、よくないものを取り除き、はじめて円満成就することができます。大法の仕事だけを行い、自分自身を修煉しないようであれば、円満成就はありえず、ただの常人なので神佛の思想境地に達することができません。
人は多くの良くない心をもっています。特にその中の色欲、嫉妬心や恐怖心は取り除きにくいのです。修煉する以前の私は、色欲を重く見ていました。修煉後も、この執着心を抱いて離そうとしませんでした。その都度、後悔していますが、しかし繰り返していました。そして私は色欲が現れると、師父の説法を暗唱していました。「欲も色もみな人間の執着心で、それらはみな取り除かなければなりません。」(『転法輪』)その後、だんだんと色欲が弱まっていました。それでも色欲が現れることはあります。ある時期に、妻は夜になるとある男性の同修と一緒に真相資料を配りに行きました。一度出かけると3時間ほど帰りませんが、それが5日間続きました。以前であれば30分ほどで帰ってきました。「この5日間、長い時間外にいて何をしていたのだろうか?」 といろんなことを考えてしまいました。しかも妻は何も話してくれないので、よけいに心配になりました。二人とも大法弟子なので、常人のような過ちは犯さないだろうと思いながらも、やはりスッキリとした気持ちにはなれませんでした。ある日、私は我慢できなくなり、妻に対して怒りを爆発させました。妻はその後、その男性の同修と一緒に真相資料を配るのを敬遠するようになりました。私の行為によって、協調し衆生を救うという仕事に影響を及ぼしてしまいました。これは一つの教訓です。根本から執着心を取り除かれなければ、与える悪影響が大きすぎるのです。相手の立場に立って考えることができるのであれば、トラブルの発生を防ぐことができ、大きな損失をも防ぐことができます。
嫉妬心も人に大きな害をもたらし、円満成就できるかどうかの問題に絡んできます。この執着心も私にはありました。当地に優秀な同修がいます。彼は技術力があり、文書を書く力を具え、真相資料や小冊子の多くは彼が書いていました。その同修が書いた資料を見ると、納得できず、心の中は穏やかではありませんでした。時には彼が書いた資料を取り入れようとしませんでした。これは典型的な嫉妬心です。私自身も分かっていましたが、なかなか取り除くことができませんでした。私は反省し、この嫉妬心を取り除くよう努力しました。同修たちとよりよく協調し合い、今は彼が書いた資料を使うようにしています。時には邪悪に乗じられて、協調できなくなる場合もあります。これは良い教訓です。嫉妬心を取り除けば初めて協調ができ、それが大きな力になり、衆生を救う効果はさらに良くなります。
恐怖心も衆生を救うために障碍となる良くない心です。恐れていれば真相を伝えることができなくなり、できたとしても人を選んでしまいます。これでは慈悲心なのでしょうか? この心を取り除かれなければ衆生を救うことに影響を及ぼしてしまいます。私は会社の同僚に真相を伝えた事で迫害を受けたことがあります。その後、私は迫害を受けたことを忘れられず、迫害されるのを恐れていました。この心は決して正しいとは言えず、正法が今日まで進んだのですから、このよくない物質を突破して正々堂々と真相を伝え、衆生を救うべきです。
私たちは、宇宙が正法によって正される偉大な時期に大法と出会い、師父は私たちを大法弟子として選んでくださいました。私たちは神聖な歴史的使命を果たさなければなりません。しかし私は、師父の要求している大法弟子の基準まで程遠いのです。今後、残された正法の時間の中で、師父のおっしゃったことをしっかりと聞いて、三つのことをしっかりと行い、師父の慈悲なる済度に背かないように、トラブルの中で内に向けて探し、自己を修煉して、よりよく協調して合格できる大法弟子になります。