神韻のチケット販売拠点での修煉体得(二)
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文/シカゴの大法弟子

 【明慧日本2012年11月12日】

 二、自分の持ち場で、縁のある人を待つ

 外部と連絡が取れる適切なチケット販売拠点を探す事は容易なことではありません。各拠点の売り上げはまちまちで、低いところもありますが、許可さえもらえば拠点を設置すべきで、縁がある人は必ずチケットを買いに来るので、どの拠点も場を浄化する作用があり、多く設置すれば局面をより容易に打開できると思います。今年は市内に例年より多くの販売拠点を設置することができました。主流社会のオフィスビルの中のレストランにも数カ所設置でき、昼食の2、3時間を利用して彼らに神韻を紹介することができます。しかし私の行った数カ所のレストランは局面がまだ打開されていないため、人の出入りが少なく神韻に興味を示す人も少なく、最も反応が悪いところは、昼に10枚の宣伝チラシさえ配ることが出来ませんでした。

 3月初め、私は客の少ない某スーパーの販売拠点に配置され、毎日そこで9時間も担当しなければなりませんでした。我々の宣伝用テレビは喫食エリアの出口のそばにあり、客は支払いを済ませてから私たちのテーブルの前を通ることになります。廊下はとても狭いので、普通、客は宣伝チラシをもらったらすぐ外に出るので、立ち止まって話をすると通行の邪魔になります。そのような情況で詳しく神韻を紹介することは難しいのですが、それでも、トイレに行く時間以外、私はできる限りテーブルを離れずに、自分の食事も人が比較的少ない時間帯(午後2時~3時頃)に済ませました。

 普通、客の出入りの少ないレストランの担当は2、3時間なのですが、このスーパーは人出が少ないのに9時間も立つのは割に合わないと思い、私は2日行っただけで、とても耐えられないと感じました。2日目に、長い時間経っても一人も来ないのを見て、私は気落ちして協調人に明日から行きたくないと申し出たいとまで考えました。しかし、ここの担当は私が承諾したことなので、私が行かなければ、ほかの人に頼めるでしょうか? この場所は、人出は少ないですが主流社会と接触できる窓口の一つであることは間違いありません。以前の2、3時間の担当から9時間にまで伸びたので、もっと自分を高めるべきだと思い、自分のマイナス思考を取り除いて全体に協力し、自分の行うべきことをしっかり行おうと決心しました。

 3日目、自分の心理状態とやり方を調整したら、すぐに状況も変化してきました。人が少ない時に私は『洪吟三』を暗唱し、興味を示す客が現れれば、彼らを喫食エリアへ誘導して詳しく紹介しました。それまでの2日間のように、宣伝チラシだけを配って神韻を紹介できない局面を変えました。また、ここは人が少なくても宣伝チラシを受け取ってくれる割合が実は低くないことに気づき、ここでチケットを売り出せるように頑張ろうと私は決心しました。4日目の午後2時~3時頃、私が食事をしていたところに、ある男性が入って来て、テレビを見ながら「前回は見に行けなかったのですがね」と独り言を言いました。私はすぐ彼に近づいて、「神韻はまた来ました。私は最も良い席を持っています」と言いました。彼は座席表をちらっと見て「オーケー、この2枚をお願いします。私はこの2枚が欲しいです。くれぐれも他の座席に変えたりしないでください」と言いました。彼は近くの美容室のオーナーで、急いで出勤しなければならないと、チケット処理が終わらないうちに行ってしまいました。10数分後、彼の美容室から2人の女の子が3枚綴りの伝票を持ってきて、オーナーがチケット処理が終わったかどうか聞いていると言いました。私はチケットの予約番号を伝票に記入して、「問題ありません」と言うと、彼女たちは安心して伝票を持って帰りました。師父がすでに按排されたことで、その2つの席は彼の席にほかなりません。7月の神韻公演の宣伝をした際にまた彼に会った時、彼は誠意を込めて「公演も私の席も良かったです。ありがとう」と感謝しました。

 ある日、私は自分が担当していない某スーパーで、偶然あるダンサーにめぐり会いました。彼女は「私はあなたたちの広告を見て、どうやってチケットを購入しようかと考えていた時にあなたに会いました。ありがとう」と言い、現金を持っていないため、私に電話番号を教えました。後日、私は電話を通じて彼女にチケットを売ることができました。しかし公演の期日を忘れて彼女は公演を見逃してしまいました。彼女は私に電話をかけて、見逃したチケットを日曜日の公演と交換できるかと尋ねました。本来、それは通常の対応範囲を超えた要求でしたが、私はなんとか調整して彼女の要求を満足させてあげました。公演が終了した後に彼女はすぐ携帯電話で私にメッセージを送ってきて、「チケットを交換してくれて、ありがとうございました。西洋の伝統的な舞踊の訓練を受けたダンサーとして、神韻のダンサーたちの協調性、エネルギーと熱情に心を打たれました。素晴らしい舞台、絶妙な舞踊、抜きん出たオーケストラ、本当に素敵でした」と言いました。

 (続く)

 (2012年アメリカ中部法会での発表原稿)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/10/26/264495.html)
 
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