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ブリスベン芸術界、神韻公演を大絶賛(写真)

(明慧日本)オーストラリア、シドニー、キャンベラ、メルボルンに継いで神韻芸術団は、オーストラリア巡回公演の再終地、ブリスベンに到着した。神韻は、現地の人々のために限りなく美しい中国芸術の盛大な贈り物を捧げた。2010年6月1、2日、ブリスベンのトップクラスの劇場リリックシアター(Lyric Theatre)で公演が幕を開け、芸術界の多くの人々が中国5千年の豊かな文化に感銘を受けた。

 音楽家「神韻公演を見て涙を抑えられなくなった」

 天津音楽学院を卒業し、その後はハルビン・オペラハウスでオペラ歌手として活躍した音楽家の呉氏は、神韻芸術団の大ファンであり、すでに3年続けて神韻公演を観ているという。「神韻公演を観るのは今日で3回目です。1回目の時は、感動のあまり涙が止まりませんでした。国内にいた時は、このような自分の民族のものに触れたことがありませんでした。今ここで神韻公演を通じて、中国5千年の優れた文化を舞台で見ることができるということは、なかなかない機会だと思います。私は音楽を専攻していますが、これまでこのようなすばらしい民族芸術に触れたことがありません。特に音楽や踊り、衣装や舞台背景は、言葉で言い表すことができないほど素晴しかったです。私が数十年間、中国大陸で行ってきた芸術団の水準をはるかに超えており、中国民族の最も優秀な文化と芸術を復興できると思います。これはとてもめでたいことです」と、呉氏は感動を隠せなかった。

 呉氏は、伝統的な文化を広めることを主旨とする神韻芸術団は、中国民族の文化芸術の代表であり、それが持つ歴史的な意味は計り知れないと述べた。「神韻公演は世界での中国人の地位を確立し、胸を張って中国民族の誇りを持つことができました。偉大で悠久な歴史を持つ文化を伝えることによって、世界の人々に中国民族を理解してもらう機会で、これはとても貴重なことです。だから、神韻公演が持つ歴史的な意味は言葉では言い表すことができません」

 十年にも渡る文化大革命の大災難の中、呉氏は人生の道を失ってしまったという。「神韻公演に感謝します。数十年間音楽をやってきたのですが、一体これまで何をやって来たのかわからなくなりました。誰のために歌って誰のために演じたのでしょうか? 神韻をみて私は突如として悟ったものがありました。私の涙は止まりませんでした。歌にしても、踊りにしても、私は自分の涙を抑えることができませんでした!」

 中国の古典舞踊教師「神韻芸術団のダンサーたちの素質は並大抵のものではない」

 長年、中国の古典舞踊の教育に携わってきたという林靖屏先生は、6月2日午後ブリスベンで神韻公演を鑑賞した後、今年の演目は特に感動的で、価値のあるものだと述べた。

中国古典舞踊教師の林靖屏氏

 3歳の時からダンスを習い始めた林氏は、今年で神韻を観るのは2回目だという。林氏は神韻芸術団の役者たちは、一人ひとりの基礎訓練がしっかりなされていて、誰が主役なのかまったくわからないほど、全員のレベルが高いと称賛した。

 神韻芸術団のダンサーたちは、高尚で和みのある素質が群を抜いていて素晴らしいと称賛した。「神韻芸術団のダンサーたちの素質は、彼らの修煉からきているものであり、心を修めて初めて滲み出る独特な素質だと思います」

 初めてオーストラリアにやってきた神韻芸術団の楽団について、林氏はとても興味があるという。「今年はオーケストラによる生演奏があると聞いて、私は特に音楽に注目しました。少数民族の舞踊は、音楽を聴くだけで馬が走っているような感じを受けました。つまり、聴覚を通じて視覚にも影響が与えられたということです」

 林氏は、神韻の最新技術を用いた舞台背景は、演目全てと調和が取れていたと高く評価した。「専門的な角度からして、また芸術的な方面からしても、舞台背景は完全に舞踊と歌が溶け込んでおり、ただの背景というよりは、演目の一部分でした」

 舞踏家「神韻は私に再び信仰について考え直す機会をくれた」

 舞踏家のTamera Pierson氏は、神韻公演を鑑賞した後、「ダンサーたちの演技は、私に勇気をくれました。私は再び信仰について考え直す機会を頂きました」と述べた。

原住民で舞踏家のTamera Pierson氏

 Tamera Pierson氏は、「私は、歌手たちの歌声からエネルギーを感じました。このエネルギーは他の観客にも感動を与え、みな信仰の貴さを感じることができたと思います」と感想を述べた。

 「衣装はとても美しく、優雅で上品でした。ダンサーの女の子たちの踊りは、しなやかで美しく、男性の勇ましさと女性の柔軟さを鮮明に表現しています。特に、オーケストラの生演奏は心が震えるほど響きました。初めて生演奏を経験することができてとても新鮮でした」と、感動を隠せなかった。

 Tamera Pierson氏は、舞台背景は色彩が鮮やかで、踊りと音楽との調和が取れて抜群だった。来年も観に行きたい、友達にも紹介したいと胸の内を語った。最後にTamera Pierson氏は、「神韻公演は生命力にあふれ、精神的に高尚なものです」と高く評価した。

 元バレエダンサー「神韻芸術団の役者たちの仕事に対する敬いの精神に敬服」

 オーストラリアの元バレエダンサーAlessia Maruca氏は、神韻芸術団のブリスベンでの最終公演を鑑賞し、「公演はこの上なく素晴しかったです」と感動のあまり、言葉を詰まらせた。そして、神韻芸術団の役者たちの仕事に対する敬いの精神に対して敬意を示した。

 10年以上にわたってバレエをやって来たという彼女は、神韻芸術団のダンサーたちのレベルの高い演技に対して称賛を惜しまなかった。「バレエの経験があるからこそ、私は舞台で表現されるすべての動作の内包、そして、動作一つひとつにとても高いレベルが求められていることを知っています。ここまで完璧に仕上げるには、どれだけの努力が必要なのか私にはわかっています。神韻芸術団の若いダンサー達の仕事に対する敬いの精神に敬服します」

 最後にAlessia氏は、「神韻公演は、通常人々が想像しているバレエとはまったく異なるものです。ですから、中国の伝統文化を味わいたいと思うすべての人々に、神韻芸術団の絶妙な境地と、斬新で豊かな表現を楽しんで欲しいです」と語った。

 画家「すべての演目が素敵」

 画家のFrancis氏は、友達と一緒に神韻芸術団のブリスベンでの2日目の公演を見て、中国の伝統文化を満喫することができ、視野も広くなったと語った。Francis氏は、「すべての演目が素晴しかったです。踊りと歌はどちらも良かったのですが、私が最も魅了されたのは「水袖」でした。優雅な踊りは絶妙で、しかも舞台背景には工夫が凝らされていました」と感想を述べた。

 舞踊と音楽には興味を持っているというFrancis氏は、神韻公演を通じて中国の異民族と異文化を体験することができてとても嬉しい。特に、いろいろな楽器を用いた苗族の音楽は、とても神秘的なものだと述べた。

 Francis氏は、戚小春さんのニ胡独奏を聞いて息を呑んだという。「たった二本の線で、あれだけさまざまな音を出した彼女の二胡独奏が、一番印象に残りました。ピアノ伴奏もとても良かったです。衣裳も照明も工夫が凝らされていて、すべての演目が傑作でした。この世の中は最も美しいところであるべきですね」と感動を言葉にした。

 2010年6月14日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/4/224857.html

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