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江西省:看護婦が精神病院で監禁される

(明慧日本)江西省九江市の法輪功修煉者・江小英さん(50代女性)は2010年9月上旬、寧波市郊外のある公園で中共(中国共産党)により法輪功が迫害されいてる内容のチラシを配布した時に、駆けつけた警官に寧波市の施設まで強制連行され約20日間拘留された。その後、江西省九江市第五病院(もっぱら精神病を治療する病院)へ移送され、精神上の病気がない江さんは精神病患者として扱われ、同院で監禁されている。

 江西省都昌県出身の江さんは、都昌県人民病院の元看護婦。1995年に法輪功を習い始めてから、心身ともに恩恵を受けた。1996年、人事異動で九江市第五人民病院へ移され、新しい勤め先でもよく仕事をこなし、同僚や上司、患者に信頼されていた。

 1999年7.20以降、法輪功が中共により弾圧されて以来、江さんは北京へ行き、法輪功が迫害されている真相を伝えたり、日頃からいつでもどこでも法輪功の無実や法輪功の素晴らしさを話したりしたことで、幾度にもわたって不当監禁や強制連行をされてきた。さらに、江市馬家壟労働教養所で心神喪失状態になるまで迫害されたこともある。こうして、中共当局により幸せだった江さんの家庭が崩壊された。

 2008年、江さんは九江市の労働教養所での刑期満了となったが、釈放を許されなかった。そして、北京からの医者により精神病との偽診断をされた後、同所にそのまま九江市第五病院へ移送された。それから、数々の理不尽な迫害を受けさんざん人権を蹂躙されていた。

 2009年1月29日、10数年来、牢獄生活を強いられてきた江さんは、兄の誘いで正月の家族団欒を兄の家で過ごそうとしたが、同院は江さんの兄を脅迫し、江さんは再び精神病患者とされ病院へ戻された。

 2010年、江さんの娘は母親を扶養したいと申し出て、同院から寧波市の自宅に江さんを連れ帰った。その後も江さんは寧波市で法輪功の無実を伝え続けたことで、再び警官に捕まった。

 ここで、江さんの安否に関心を払うよう、国内外の善良な人々に救援の手を差し伸べるよう呼びかける。
 
2010年10月16日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2010/10/11/230817.html

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