修煉者は福に報われることを求めない!
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文/海外の大法弟子 長空  

 【明慧日本2020年10月22日】私達は大法を修煉して福を得ることがあります。真・善・忍に従っている常人も、真・善・忍に同化する修煉者も、どちらも師父の慈悲なるご加護で大法から大きな福に報われます。

 大法弟子とその家族が福に報われた数多く事例が明慧ネットに掲載され、大法の素晴らしさを世界に伝え、人々に明るい道を示しました。これらのことを通して、世の人々に法輪功迫害の実態を伝えています。

 修煉者の中には、師父が説かれた「あなたに一つの真理をお教えしましょう。絶えず執着心を取り除くことこそ人間の修煉の過程のすべてです」[1]という法を理解していない同修もいます。一部の修煉者は常人と同じように、絶えず「心からの九文字」を唱えることにより、常人の中で利益を追求し、試験で高得点が獲得できる、有名な大学に進学できる、自分の子供が良いパートナーを見つけ、良い仕事に就くことができるようにと福を求めました。

 また、一部の大法弟子は、親族の病気のために師父にご加護を求める人もいますが、時に、情を手放すことができず、求める心でそうすることもあります。大法弟子は、家族が法輪功迫害の実態を理解することを妨げている障害を取り除き、絶えず法輪功迫害の実態を話すことで、家族の命を救うことができます。常人は寿命があります。神は、常人にはどこまで業力を返すべきか、法輪功迫害の実態をいかに理解するかによって、どこまで加護すべきか、この世に留まるべきか、あの世に行くべきかなど、定められている運命があることをはっきりと見ておられます。修煉者は、さらに高い理で自分に要求すべきです。常人と同じように、放下できない多くの執着心を、修煉の中に混ぜてはならず、物事を複雑にしてはいけないのです。

 師父は「宗教が破壊された最大の原因は、人間の心が駄目になったからです。佛を拝むのは佛を修めるためではなく、佛に求め、お金を儲け、災難を消し、世継ぎを生むことを加護してもらうためで、思うがままに生活したいためなのです」[2]と説かれました。

 修煉者は、この世のすべての執着心を放下することです。常人の利益をしっかり掴んでいて、どうやって修煉できるのでしょうか?

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪
 [2] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「誰のために修めるのか」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/19/413953.html)
 
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