真相を知った医師は真相を伝える
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2020年10月23日】今年の夏のある暑い正午、私たち3人の女性修煉者は、法輪功迫害の実態を伝えるシール持って街に出ました。私は暑さに対して恐怖という概念を持っていました。それは暑いと頭痛を起こすのではないかと思い、その頭痛が重い風邪の症状になり、鼻水と涙が出てきます。待ち合わせ時間は正午にしようと同修が言った時、私はそのは時間帯は暑いので良くないと思いました。後で考えると、その暑さを怖がっている心がよくありませんでした。年配の同修は足の痛みがあっても、彼はその痛みを恐れないだけでなく、法輪功迫害の実態を伝えるシールを持って、外に出かけました。どうして私は困難なことが起きる前に怖がっているのでしょうか! 師父は「圓満となって佛果を得る 苦を嘗るをもって楽とす 身を労するを苦と算せず 心を修するは最も過ぎ難し」[1]と説かれました。私は苦を嘗めることが苦手で、安逸心が生じてしまいました。実はこのちょっとした苦とは何なのでしょうか?

 12時の正念を発したあと、私と同修は一緒に出かけていきました。この日はとても暑く、太陽が照りつけて雲一つない晴天でしたが、本当に不思議なことですが、暑さは全く感じませんでした。正念が強くなると、周りの環境も変わってきました。

 私達は道中、壁や電柱、木に多くの法輪功迫害の実態に関するシールを貼りました。歩行者や往来する車両が、絶えず、私達のそばを通りましたが、私達は全く怖くありませんでした。ほとんどの人が応援や賞賛の笑みを見せてくれました。

 その時、1人の男性がやってきて、「あなた達は何をしているのですか?  広告を貼っているのですか」と聞き、私たちは「広告ではないです、法輪功迫害の実態に関するシールを貼っています、よかったら、これを読んでみてください」と言って手渡しました。男性は真相資料を読んだあと、「法輪功は素晴らしいと思っています、応援しますよ、頑張ってください」と言ってくれました。

 そして、男性は「私も人を救っている者です、私は医者です、往診して帰ってきたばかりです。あなた達のことを知っていますよ、あなたたちは素晴らしいことをしています、人々に法輪功迫害の実態を理解してもらうことは本当に人を救うことです」と言いました。彼は、また「中国共産党(以下、中共)は本当に悪いです、コロナウイルスが発生した時、それを国民に知らせなかったり、虚偽の報道をしたり、隠蔽したりして、結果的に全世界に広がり全人類を滅ぼすことになりました。この前の件ですが、天然ガスを取り付ける工事で、仕事の手を抜いて材料をごまかしたため、爆発を引き起こしてしまい、ある女性が重傷を負っても、誰も責任を取りません。中共は人々の命を何とも思っていません。中共関係者は腐敗しすぎています。堕落した高官は数え切れないほどの金の延べ棒や、何トンもの現金を手に入れていますが、その金はどこで手に入れたのでしょうか? この悪党はとっくに滅びるべきです! あなた達が資料を提供してくれれば、私も配ります」

 この医師は名刺を渡して、「家族の誰かが病気に罹ったら、無料で診てあげます」 と言いました。私は彼の車にお守りが付いていないのを見て、お守りを渡すと、「あなたはとても親切だ、神佛は必ずあなたを保護してくださいます」と言いました。

 世間の一般の人が法輪功迫害の実態を理解してくれているのを見て、とても嬉しく思いました。一般人でさえ法輪功迫害の実態を伝えることに協力してくれる、私たち修煉者はもちろん急いで人々を救わなければなりません! 一見偶然にみえることですが、中共ウイルスが猛威を振るっている現在の状況において、大法弟子としての神聖な使命を果たすために、人を救うため、さらに努力するようにという、師父からの激励だと、私は思います。

 私達は持っていた大法に関するシールを全部貼り終えたあと、家に帰りました。

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟』「その心志を苦しめる」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/19/413471.html)
 
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