臨終間際の叫び「早く真相を伝えよ! 人を救おう!」
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年10月26日】少し前に、ある同修(65歳男性)が亡くなりました。同修の臨終間際の驚くべき様子を文章にし、それが皆さんへの警告と相互の励ましになればと思います。

 まずは、この同修の個人状況を少し紹介します。同修は、それほど高齢者とは言えませんが、表面上から見ると、あまり精進していないようで、どういうふうに心を修めたかが分からず、同修をよく知っているほとんどの人たちが、彼のことを修煉者とは思っていませんでした。もちろん、師父を除いては、誰も人それぞれの心性の状況を知る人はいませんし、それぞれの使命と由来が異なっており、法が正される中でそれぞれの生命に対する要求も違います。今回の経歴は私の観念を徹底的に変えました。

 この夏と秋に、同修は相次いで2回入院しました。2回目の時、同修自身も寿命が終わりに近いと感じていて、体中が痛くて、メペリジンの鎮痛剤を使っても全く効果がありませんでした。それまで同修の妻と一緒に朝の煉功をしていましたが、だんだんと起きられなくなりました。同修の修煉状態について言いますと、あまり学校に通っていなかったため、大法の本を読もうとせず、毎日師父の説法を聴くだけで、大法弟子が運営しているメディアの番組などを見たりして、残りの時間には常人のテレビを見ていました。長年体が弱く、一年中薬を飲み、どうしても我慢できなければ、症状を緩和するためにたまに入院することもあり、症状が軽くなるとまた家に帰りました。しかし、同修は妻の修煉や人を救うことについては非常に協力的で、バイクに妻を乗せて資料を配布したり、シールを貼り付けたり、横断幕を掲げたりして、長年にわたりグループの学法や連絡の環境を提供し、同修の間の情報伝達を手伝って文句を一切言わず、面倒くさがらずに自然に参加していました。修煉上の法理について交流しても反対せず、怒ることもなく、ただ自分を変えないだけでした。最後に、私たちが「心からの九文字を念じるように」と教えた時、彼は同意しました。

 最後の入院の時、彼の身に様々な不思議なことが起こりました。まず、今回の症状は以前からあった肺の問題ではなく、全身の痛みです。医師からも「今まで見たことがないような症状で、どうしようもない」と言われました。その最後の数日間は、医療関係者が全員揃い、病室の患者と家族も全員揃っている中で、同修は突然「いや、人を救わないと! 早く真相を伝えて! 急いで人を救おう! もう入院しない、人を救わないと、師父は私に行ってほしくない、自分の使命をまだ果たしていないから、行ってはいけない。その二人は私の修煉項目が足りないと言っている。資料は配った、ステッカーは貼り付けた、横断幕も掲げた、人に直接真相を伝えていないだけ、それはいけないよ、私は人を救わないと、早く真相を伝えて人を救おう!」

 彼は「早く真相を伝えて人を救おう!」という言葉を何度も何度も繰り返し、誰も彼を止めることができず、その場にいるすべての人は衝撃を受け驚きました。

 同修の妻は「逆効果だよ、誰も理解しないなら逆効果になるのではないの? 叫ばないで」と注意すると、同修は少し声を下げて、注射器などを抜く動作をしながら「師父は私に行ってほしくない、私達はどこから来たのか忘れたのか?  私たちは人を救わなければならない!  私たちには使命がある!  使命を果たさなければ戻れないんだ。 家に帰ろう、お前と一緒にしっかり煉功し発正念をするから、これを(両手で本を読む仕草)して、そして一緒に出かけて、早く真相を伝えて人を救おう!」と言いました。

 同修の姉と妹は「ダメだ! 家に帰らないで、自宅で死んだらいけないから」と遮りました。同修は非常に怒って、姉と妹を叱った後、すぐに「もう終わりだ、帰って来られなくなった(生きられない)この情、肉親の情は放下し難い! かんしゃくを起こしたから戻って来られなくなった!」。そして、窓の外の建設中の高級マンションを見て「これらのマンションを、誰のために建てたんだ! 早く真相を伝えて人を救おう! やらないといけない、真相を伝えよう!」と言っていました。同修の妻は「大劫難の様子を見たの?」と聞いた時、彼は無言で2回頷いた後、突然「いいえ、違う」と否定しました。(天機を漏らせないのだろう)

 その2、3日の間、同修はずっと「人を救う」話を繰り返しました。同修の妻はとても真剣な顔で「本当にそこまで強い正念があるのですか? 私と一緒に三つのことをしっかりとできるの? 本当に精進するの?」と聞いた時、彼は「できる! 家に帰ろう! 行うべき大事なことを行う」と答えました。常人の親戚が皆止めようとし「夫と同じように愚かになったらいけない」と言いました。その時、同修は 「私たち二人は愚かではない、あなた達こそがみんな愚かになっている!」と言いました。 また、親戚たちに向かって「私が何をしているのか、妻を責めないでください、妻はよくできている」と言いました。

 常人は愚かな話をしていると思われますが、実際には、その数日間同修は痛みもなく、皮膚のきめも細かくなり赤みが差しており、今までの息苦しい青い顔色ではなくなり、元気な様子でした。

 もちろん、最後の2日前に家に帰りました。同修の妻は彼の強い正念を見て彼を連れて家に戻りました。同修は家族を率いて心からの九文字を念じました。何度も何度も繰り返し唱え、孫も跪いて一緒に念じました。最後に、同修は「私はもう行くよ」と言って、起き上がって自ら服を着て笑顔で安らかに息を引き取りました。

 この出来事は私に大きな衝撃を与え、私の先入観を完全に変えました。

 話によりますと、その最後の数日間、同修の息子(大法を支持するが、修煉していない)は、積極的に他の同修を探して発正念をしてもらいました。残念ながら、ほとんどの同修の家を知らないので、一人だけを呼んできました。また、多くの同修は表面だけを見ており、入院している同修が本当の修煉者であるかどうかについて疑問を感じ、発正念をすべきであるかどうかという思いもありました。この事を通して、ショックを受けた自分は反省をしました。私は彼を精進している人と別扱いしていた事に気づきました。

 他のプロジェクトで同修が亡くなったことを1週間後に知ったのですが、夢の中で彼を見ました。夢の中で、同修は普段のだるそうな状態ではなく、言葉が力強く腕をまっすぐにして、各プロジェクトに対して指を指しながら具体的に取り組んでいました。その時の同修は落ち着いており目が毅然としており、後ろの窓から美しい光がさして超然としていました。私はとても驚きました。「いつ退院したの?  今回は本当に精進していい感じになってきたね!  考えも明晰ですべて法に則っている。本当に不思議だ」と思いながら、夢から目が覚めました。

 このことを書いたのは、まだ恐れる心がありなかなか前に進めない同修に対して注意を促し、真相が明らかにされるときになると、もう遅すぎるかもしれません。今まで多くのことをしてきた同修は、次のような考えがあるかもしれません。「天安門に行きましたし、江沢民を告訴しましたし、資料も配布しました。これからは、他の人の出番です ......」、まるで座って圓満成就を待っているようです。同修の素晴らしい過去は確かに称賛に値しますが、非常に高い所から来たのであれば、その完璧な過去を以ってまだ圓満成就に達しておらず、自分の世界の衆生をよりよく充実していなければ、どうしましょうか?  一人一人の圓満の基準は師父が決めておられますので、自分のやることは十分だということをどうやって知ったのでしょうか。

 この同修は亡くなりましたが、最終的には大法への確固たる信念を堅持し続けたことは、最も貴重なところです。この同修より精進したように見え、長年修煉してきた同修は、亡くなった時には、死に対する恐怖がない修煉者の状態ではなく、この世界を離れる前にお金のことや子供のことを考え、意識がはっきりしない同修もいました。

 この同修は普段あまりものを言わない性格でしたが、ひたすら黙々と行動し、最後の瞬間には生と死を放下できて、良い結果になりました。唯一残念なことは、自分の修煉項目が足りなかったことです。おそらく真実を見ているから分かったのでした。次元が限られている個人の悟りですので、不適切な点がありましたら同修のご指摘をお願いします。

 最後に、同修が何度も繰り返した「早く真相を伝えて、人を救おう!」という言葉で締めくくります。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/11/413641.html)
 
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