ロンドンのヨガ講師 クイーンズパークで法輪功に出会う
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 【明慧日本2020年11月8日】「先ほど、ここであなた達が座禅している姿を見ていましたが、本当に美しいと感じました。多くの人たちが自己改善に努め、自分を高めるのは素晴らしいことです」と、ロンドンでヨガの講師をしているジェニーさんが、法輪功学習者(以下、学習者)に語った。

 10月18日、日曜日の午後、学習者のカリーナさんともう一人の学習者は、自宅近くにあるクイーンズパークで座禅が終わったあと、ヨガの講師であるジェニーさんに出会い話し合った。学習者たちは自らの修煉体験や法輪功を紹介し、中国共産党(以下、中共)により法輪功が弾圧されている事実を伝えた。長期にわたって座禅しているジェニーさんは法輪功をもっと知りたいと話し、学習者の迫害停止の呼びかけの活動に賛同した。

'图1:二零二零年十月十八日,法轮功学员卡瑞娜(Carina)在伦敦女王公园(Queen's Park)炼功打坐后与不期而遇的瑜伽老师珍妮(Jenny)轻松交谈'

学習者のカリーナさんはヨガ講師のジェニーさんに出会い話し合う

 座禅が終わった後、カリーナさんは大きな樹の近くに座っているジェニーさんに気づき、法輪功の資料を持って向かった。ジェニーさんは「私も座禅しています」と言いながら、資料を受け取った。

 クイーンズパークはロンドンの北西にあり、133年の歴史を持つ市政公園である。新型コロナウイルスが流行しているが、近くの市民は、この公園で散歩したり、心身を鍛錬したりする熱意は少しも変わっていない。この公園の近くに住んでいるジェニーさんは、何年間も続けて座禅しているので、周りの環境に対して敏感に察知する。正なるエネルギーと、マイナスのエネルギーを感じることができるという。カリーナさんは、座禅することは正なるエネルギーが生まれやすく、正なるエネルギーを持つ良い生命とコミュニケーションをとることができると言った。当日の学習者たちとの出会いは、知らないうちに按排されたことだと感じたと言った。

 「今朝は、非常に疲れていると感じていました。朝から講義が2回ありましたが、最初の回が終わった後、お腹がすいて疲れたと感じました。そんな時には必ず公園に行って樹のそばに座り、自分の力を回復させないといけないと思いました」。ジェニーさんは昼食を持って、公園に着いた時、坐禅をしていた学習者たちに引き付けられ、学習者たちの近いところに座った。

 ロンドンの建築会社で管理者を務めているカリーナさんは、2017年に法輪功を修煉し始めた。カリーナさんはジェニーさんに、「法輪功は伝統的な修煉方法であり、90年代から伝え出され、全世界へと広まりました」と説明した。ジェニーさんは、法輪功をもっと知りたいと言い、「このチラシを取っておきます。これからも関心を持ち続け、連絡が取れるようにします」と話した。

 そしてカリーナさんはジェニーさんに、「法輪功の修煉は友達からの紹介で、インターネットで『轉法輪』を読むことから始めました」、「動作は法輪功を修煉するうえで補助の役割を果たしているに過ぎず、法輪功の学習者として、必ず、真・善・忍という宇宙の特性に照らして自分を律し、自らの執着を取り除いて、向上しなければなりません」と言った。カリーナさんの説明を聞いて、ジェニーさんは興味を持つようになり、法輪功の善に向かい心を修める理念を認めるようになり、「本当です。私は人を判断する時、その人の行為を見るだけでなく、より重要なのは、その人がどんな心を持ち、何を考えているかということです」と言った。

 「法輪功には五式の功法があります。先ほど私たちが練習していたのは第五式の功法の座禅です。深く入定し、何も考えない功法です。私たちは煉功音楽に伴い、穏やかさと安定さを保持します」。説明を聞いたジェニーさんは「それも一種の開放でしょうか? 私は最近悟ったのですが、すべてを放下し、生命の真の姿を感じることが目標です」と言った。

 カリーナさんはジェニーさんに法輪功の修煉体験を伝え、真・善・忍という原則が生命を向上することができることに、恩に感じている気持ちを話した。そしてカリーナさんは、「修煉するに従って、落ち着いている内心を保つ能力が高まり、その落ち着いている内心によって真実の自分を認識することができ、さらに生活における不安や恐怖から離れ、他人を優先して考えるようになりました」、「いい人になれるように励んで行きます。彼らが学習者の善行を見たら、真似ることでしょう」と話した。

 ジェニーさんは、カリーナさんの修煉体験の話に啓発され、「人間は落ち着いている内心が得られていれば、その穏やかさは誰にも奪われないのです。和やかな気持ちを保ち、さらに他人に伝えているのは、世界のために和やかな力を貢献していることになり、この世界に平安と自信と愛(善意)を満たすのです」と語った。

 カリーナさんはジェニーさんに、「毎週土曜日にトラファルガー広場に行って、迫害停止の呼びかけ活動に参加し、市民に法輪功の素晴らしさを伝えるとともに、中共による迫害を暴いています。国際社会の正義なる力に呼びかけて、この残忍な迫害を阻止しましょう」と伝えた。

 カリーナさんは、この21年以来、真・善・忍を信奉している学習者たちが、中共に弾圧され、不当に拘禁され、甚だしきに至っては、生きたまま臓器を収奪されていることもジェニーさんに伝えた。さらに、学習者たちのこれまでの活動や、中共による法輪功への誹謗中傷について説明した。真相を聞いたジェニーさんは、中共が独裁統治を維持するために信念を持つ人を弾圧していることを非難した。そして「中共が法輪功を迫害することは、真・善・忍を恐れているからではないでしょうか」と言った。「中共は変わることを恐れています。さもないと、敢えて真・善・忍を悪く言うことはないのではないでしょうか」と考えを伝えた。

  「迫害はいまだに続いています。今でも中共が作った虚言は、多くの人の頭の中に存在しています。私がトラファルガー広場に来る目的は、より多くの人に真実を知ってもらい、この迫害を阻止するためです」とカリーナさんは言った。ジェニーさんは「法輪功学習者たちは良知を呼び起こしています」と語り、法輪功を支持した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/23/414143.html)
 
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