文/法輪功学習者・古金
【明慧日本2020年11月22日】(前文より続く)
前文ではこの50年間、人類がワクチンのADE現象について認識してきた過程を述べた。ワクチンは簡単にウイルスを攻撃できるが、ウイルスの共犯者にもなりうる危険が潜む。40年来、エイズ、デング熱、SARS、MERSなどのウイルスに対して、ワクチンの研究開発にはADE現象が立ちはだかった。500億ドルの投入は無駄になり、ワクチンの被験者に被害をもたらし、さらには死に至らせた。新型コロナワクチンがADE現象を引き起こすかどうかについて、長い間学術界が注目しているところで、いろいろな実験も行われている。
図1:ワクチンの四つの面 |
しかし、政治家にはADEが分からない、彼らは、ワクチンが新型コロナウイルス患者の救世主であると思っている。成功したワクチンをコントロールした者が「救世主」となり、世界をコントロールできるようになると。各国がワクチンの研究開発の競争に参加しており、中国はワクチンの大躍進運動を行い、ロシアを追い越し、米国を追い越し、猛スピードで進めている。
2020年8月30日、「第一財経ネット」は「独占的検証:新型コロナウイルスワクチンの免疫反応で重症化の可能性」を発表し、ワクチンに無限の希望を持っている中国当局を頭ごなしに一喝した。
六、上海で初めてADE現象を証明し、攻撃の矢面に立つ
「第一財経ネット」に掲載された「独占的検証:新型コロナウイルスワクチンの免疫反応で重症化の可能性」には、上海市公衆衛生臨床センターの専門家の話を引用し、「我々は最新の研究で、新型コロナワクチンのADE現象を発見しまた。確率も低くはありません。研究結果の発表を今待っているところです」と述べた。
「新型コロナワクチンのADE現象に対する懸念はずっとあります。もしこの研究で証明されれば、全世界で初めて、新型コロナワクチンのADE現象の研究についての報道になり、新型コロナワクチンの研究開発に最も大きな影響になります。いままで新型コロナワクチンのADE現象について、如何なる研究結果の発表もまだありません」
「新型コロナにはADEのリスクがあって、ワクチンに対して一定の挑戦になります。ワクチンの効果がどうなるかについて、使われている抗原次第です」
上海市公衆衛生臨床センターの専門家の話は、すべてのワクチンの研究開発者や、ワクチンの審査専門家、また世界に中国のワクチンを宣伝する政治家に、できる限りの結果を残し評判を保っている。しかし一方で、言論統制の中共(以下、中共)によって厳しく管理されているため、まだ容認されていない。
(1)言論統制、強盗のロジック
巨大な圧力の下、記事の筆者は報告内容を変え、「第一財経ネット」は該当記事を削除して再び「独占:新型コロナウイルスワクチンのリスク、ADEはまだ決定的ではない」と題する記事を発表した。言論統制を弁解するため、「査読が通って、そして公開したデータがあれば、発表できる」という理由をつけた。この理由自体、強盗のロジックを完全に現した。
①有効なワクチンを宣伝する前提として、絶対ADEはないはずだ。しかし「ADEはまだ決定的ではない」と言って、その前提条件自体、科学的にまだ確認が取れていない。この前提条件がまだないのに、中共はなぜ全世界に自信満々で宣伝するのか? 中国や、さらに全世界の人々を洗脳しようとしているのか?
②今、新型コロナワクチンを宣伝する文章もたくさんある。それらの文章自体には「新型コロナにはADE現象がない」と表示している。もし、「ADEはまだ決定的ではない」のであれば、なぜ「新型コロナにはADEのリスクがある」という文章だけを削除するのか、「新型コロナにはADE現象がない」という文章を削除しないのか? 一方だけを削除すると言うことは何を基準にしているのか?
(2)中国共産党の専門家は発言をコントロールされている
2016年11月17日、第3回世界インターネット大会の2日目、中国のトップ専門家は全世界に、「中国には、疫病の感染や突発的伝染病について、世界の最大のネット直報システムを構築しました。疫病情報について、発見してから中国疾病コントロールセンターが報告を受けるまで、5日間から4時間に縮めました」と発表した。
2019年3月4日、全国人民政治協商会議13期第2回会議で、トップ専門家が金羊ネットの記者に、「我が国において、伝染病の防疫の仕事は順調に進んでいます。国の伝染病のモニタリングのネットワーク運営は順調に行っています。中国に当時のSARSのようなことが現れることはありません」
2019年12月に武漢肺炎が爆発し、徹底的に面子をつぶされました。中国の数名の専門家は「安定を維持している」とし、「人から人への感染は確認されていない」、「人から人へ感染の可能性がある」、「病気は予防可能でコントロール可能」と発表した。専門家は、疫病の情報を隠して、全世界を感染させる仕掛け人となった。
2020年1月20日、「武漢肺炎は人から人へ感染する」ということを認めなければならなくなり、中国トップ権威専門家は、「これまでのデータによると、児童や若者は感染しにくい」と発表した。しかし、2日後、世界保健機関(WHO)はこれを否定した。
1月29日、権威ある専門家は中国中央テレビ局のインタビューで、「新型コロナウイルスは元宵節(2020年は2月8日)の前に好転する可能性があります。現在の措置によって、見通しは明るいです。特に私自身の個人的な評価ではもっと早く好転できると思います」と話した。しかしその後、世界にウイルスの蔓延を引き起こしたのである。
別の角度から見ると、中国の専門家は中共の意志に従い、政治の伝声機械となっている。鐘南山学者はテレビのインタビューで、「2003年のSARSの時、疫病について隠したことがありますが、今の新型コロナについて、隠すことはありません」と話した。この話自体は、中共の命令に従って、中共の党員として話すべき話をしたのだ。中共の圧力の下で、専門家は修辞学者になっているので無力である。
(3)上海市公衆衛生臨床センターは2度の雷を引き起こした
上海市公衆衛生臨床センターは、武漢肺炎が現れたばかりの時、「天が驚くほどの雷を引き起こした」。2020年1月5日、公衆衛生臨床センターの張永振教授のグループは、武漢疾病対策センター(武漢CDC)が送ってきた検査用のサンプルで検査して、新型SARSのようなコロナウイルスを見つけ、そして検査によって得た全ゲノム配列を上級機関に報告した。該当報告の中に「新しいウイルスはSARSと同源で、呼吸を通して伝染します。公共の場所ではウイルスの防疫対策を取るように勧めます」と書かれている。
張教授の疫病警告について、1月10日までに返事はなかった。武漢はまだ新年の雰囲気で歌ったり踊ったりして、人々は集まってお祝いをしていた。張教授は中共の禁令に違反して、新しいウイルスのゲノムの配列をネットで公開した。これは全世界で初めて公開したことになる。これによって、全世界のウイルス学者はゲノムの配列によって、これはSARSのような感染性が高いウイルスだということが分かる。張教授はこの方法を通して、中共に早急に疫病情報を公開するように催促した。しかし、中共の高官はたいへん驚き、1月12日、上海市公衆衛生臨床センターを閉ざし、整頓改革を命じ、そして如何なる理由も言わなかった。ウイルスの感染が押さえこめず蔓延した後、1月24日、上海市公衆衛生臨床センターは初めて再開した。
今回、上海市公衆衛生臨床センターの専門家が「新型コロナワクチンのADE現象の比率は低くない」と発表し、再び「天が驚くほどの雷を引き起こした」。驚いたのは中国だけではなく、全世界の新型コロナワクチンの専門家であった。だから、論文自体は世界の権威ある定期発行物の専門家の審査を通過できるかどうか、発表できるかどうかまだ分からない。そして、中共の圧力の下で、この文章が却下されるかどうかも分からない。しかし、このようなことは前例がある。
七、中国の新型コロナワクチンは科学の規律に違反し、将来必ず追及される
将来、中国の新型コロナワクチンがADEを引き起こす現象が発見されれば、感染の予防はできないうえ、さらに重症率や、後遺症の発生率、また死亡率が上がることが明確になり、被害を受けた各国は必ず中共を追及する。その時、各国は、中国の新型コロナワクチンが科学規律に違反したワクチンとして初めて認識できるだろう。
(1)新型コロナワクチンの規則を違反
2020年8月14日、『新型コロナウイルス予防用ワクチンの研究開発の技術指導原則(試行)』の実施を始めた。当該規則には、「抗体依存性感染増強(antibody dependent enhancement、ADE)と、ワクチン接種に伴う病態増悪(vaccine-enhanced disease、VED)は新型コロナワクチンの研究開発における懸念事項である。…ワクチンには潜在的なADE、VEDリスクがある。大規模な臨床試験の前に、動物のモデルを立ててADEとVEDの研究を行い、潜在的な安全性のリストを予測するように」と書かれている。
このステップのADE試験について、中国の新型コロナワクチンはスキップしたのである。
同規則には、第1相、第2相の臨床試験について、「ADE/VEDの発生機序と関連する体液性免疫(抗体と中和抗体)と細胞性免疫などの試験指標を設ける必要がある」と定められている。このこともスキップした。よって、中共が研究しているワクチンは規則違反となっている。
(2)科学規律に違反
科学によって、人体には新型コロナウイルスによって生成した抗体の有効期間は、3か月から1年間ぐらいだと判明した。その後、抗体のレベルが低くなり、再び感染する可能性がある。だから「集団免疫」の方法では機能しない。
新型コロナウイルス第2波がまだ来てないので、第2代(一回目の変異)ウイルスのADEについてまだ検測できていない。今は、第1代(まだ変異していない)ウイルスによって判断するしかない。今までの認識によると、抗体の濃度が低ければ、ADE現象を引き起こしやすい。そのため、第2相臨床試験の時、ADEを追跡検測するには、ワクチンを打ってから3か月~1年間を経て、抗体レベルが低くなった時、もう一度ADEが起きるかどうかを確認する必要がある。もしADE現象がなければ、第2相の臨床試験は成功と言える。続いて第3相の臨床試験を実行することができる。中国はこの期間の追跡を行っていないので、規律に違反して、第2相の臨床試験の基準を下げた。今、中国の第2相の臨床試験の基準は、「副反応が低い、抗体濃度が高い」に下げた。この基準は科学の規律に違反し、上の規則にも違反している。
エイズのワクチンは40年間かけて、300億ドルを費やし、試験の被験者がエイズの犠牲者となり、成功したワクチンはいまだできていない。今のワクチン研究開発の技術は大変向上したとは言えないが、エイズウイルスより、もっと複雑なウイルス、新型コロナウイルスに対して、わずか8カ月しか経っておらず、そして第2相臨床試験の基準も下げた。第3相の臨床試験もまだ行っていないのに、このようなワクチンをすでに軍隊に使わせ、特殊な人に接種し、特殊な企業のスタッフにも接種している。これだけでなく、中共は、また多くの国に承諾させている。中共はすでに最初のワクチンの値段を世界一高い値段に決め、暴利を貪ることについてすでに計画している。
しかし、将来ワクチンによって重症化し、後遺症が起こり、さらに死に至った時、必ず責任を追及される。そのワクチンは規則に違反して作り上げたもので、違法に得た全ての利益を没収され、さらに決め手となる法律刑事責任も追及される。
八、一時的な現象に目を奪われ、後戻りできなくなる
もし新型コロナワクチンで大きい誤りをしでかせば、「科学の認識が足りない、科学進歩の代価」という理由で言い逃れることはできない。多くの科学者は事前に科学に基づいて、すでに警告している。ただし、これらの警告は、「証拠を重んじ、推理を重視しない、結果が現れて初めて結論を出すしかない」という科学の枠に陥って、明確な予測判断を出していないのである。
2020年5月5日、私たちは「ワクチンと救いへの道 あなたはどちらを選ぶのか」の文章の中で、「新型コロナウイルスワクチンは効果がないに違いない」と述べた。また2020年7月20日、「新型コロナワクチンは逆効果 隠れた災いが現れる」の文章の中で、「新型コロナワクチンは必ず著しいADE現象を引き起こし、高い比率の重症即死となる」と述べた。なぜこの結果を出す勇気があるのだろうか? 結果がまだ出ていない時に、誰も結論を出していない時に、私たちはなぜ結論を出せるのか?
(1)枠から飛び出れば、ADE現象の本質が見える
「頭が痛いと頭を治し、足が痛いと足を治す」(問題を根本的に解決しないで、その場を取り繕う)という狭い視野の枠から飛び出て、再び科学の観点で確認してみると、ADE現象は単純に表面上の現れだと言える。ADE現象の本質は、ウイルスが抗体を反撃するため、自然に生み出した生き残りを求める本能で、細菌が薬剤耐性を生み出すのは、生き残るため、抗生物質に抵抗するということである。ADE現象はウイルスが生き残るため、抗体を反撃することで、新型コロナウイルスは古今を大成して、極めて強くなり、寒さと暑さに耐えられ、感染力が強く、潜伏期間が長い、変異が速い、変異範囲も広い、人体の免疫システムとすべての臓器を攻撃でき、そして、このウイルスに対する抗体の寿命は短く、ワクチンの研究開発の難点はすべてここにある。こんなに強い生存能力があり、ADE現象が生じないはずはない。
前文ですでに分析しているが、新型コロナウイルス(Sars-CoV2)とSARSウイルス(Sars-CoV)を切り離す原因は、中共の政治圧力の下での学術歪曲である。Sars-CoV2がSars-CoVのADEを継承するのは当然のことである。
(2)局限を超えれば、歴史の規律が見える
「歴史を鏡とすれば、社会の盛衰を知る」ということわざがある。狭い科学の視界を広い歴史の視界に拡大して見ると、新型コロナウイルスの根源が見える。
歴史上、一部の特別大きな疫病は、わけも分からず急に消え、或いは長い間消えていた。科学では説明できない。
例えば、
①中世ヨーロッパのペスト。ヨーロッパ人の1/4が死亡、最もピークだった時、ドイツで一日1500人が死亡。
②崇禎6年から崇禎17年まで(1633~1644)、明の王朝を滅ぼしたペスト。最もピークだった時、首都北京で一日の死亡者は数万人。
③1918年~1919年、世界に蔓延したスペイン風邪。死亡者は5000万人~1億人だった。
これらの疫病は、多くの人を淘汰した。人は自然界の「淘汰機制」に抵抗することはできない。上記の②と③の疫病は、最初に現れた時の状況は軽く、後期の時に深刻になったという特徴がある。恐らくADE現象であろう。明朝末期の崇禎(すうてい)の時の疫病は、ペスト菌(ウイルスではない)で、恐らく「病菌の抗体依存性感染増強」現象であると思われる。
再び今回の疫病を確認してみると、新型コロナウイルス(Sars-CoV2)はSARSウイルス(Sars-CoV)と特徴がほぼ同じで、大自然は人を淘汰する機制をまた起動したと言える。ADE現象はワクチンを共犯とし、人の努力が無駄になるだけでなく、効果が逆になってしまうことが、科学において先見性の予測判断を出すことができる。
(3)もっと局限を超えると、難儀の根源が現れる
2019年12月の新型コロナウイルスの爆発について、すでに預言されたことが今ネット上で流行っているので、天象はしっかり当たっている。実は今回のSars-CoV2だけでなく、2003年のSARSでも、預言された日が天象としっかり合致している。中国の歴史上の大事件について、中国で継承している天象文化の角度から見ると、すべて当たっている。しかし、これらは科学の範囲や人類の認識をはるかに超えている。
古代の有名な経典預言には、西洋の『旧約聖書』の「ダニエル書」から、『新約聖書』の「ヨハネの黙示録」、中国の預言『馬前課』、『推背図』、『劉伯温の碑文』、『金陵塔碑文』など、すべて歴史に検証され、証明され、世界に広がっている。今、世界でこれらの預言への曲解を取り除いて、これらの預言が異なる角度で、今回の末劫の疫病の起因、発展、救い、結果をすべて象徴的な隠喩の謎の方式で展開しており、すべて現在の中国を指しており、中共の人々の信仰への迫害にフォーカスしている。
今の天災、特に疫病は、中国共産党やその羽翼、また中共を支持する各国の人々への天罰である。これは今世界で蔓延している疫病の状況と一致する。現在、新型コロナウイルスについて、米国とインドがもっとも深刻であり、それには原因がある。中共の強さは米国が植え付けて育てたと言える。前任の数人の米国大統領は、中国に市場を開くため、絶えず中国から投資を引き入れていた。客観的に中国の経済の実力を増強させた。今、米国の民主党の党員は中共の支持者である。インドの前の二人の首相は中共の関係者と親しく、中共を応援していた。どのような原因があって、どのような結果を得るのか、これが人間の規律である。
九、中共ウイルスが世界に蔓延し、ワクチンは時限爆弾となる
2019年12月、武漢ウイルスが爆発した時、世界最先端の疫病ネット直報システムを持つと称する中国疾病コントロールセンターは、中国政府と専門家の「平穏を維持する」運動によって、表向きは「良い情報」を宣伝して、その裏で、疫病は武漢から全国へと蔓延し、さらに全世界に蔓延した。
もし当時、中共がありのままに武漢ウイルスの真相を伝えれば、疫病は武漢で直ちに封鎖できていたし、世界にも蔓延しなかった。2020年1月20日、中共はやむを得ず疫病の爆発を認め、中共の外交部は米国による中国人の入国禁止措置を非難した。中共は各国が中国に開放するようにし、疫病の蔓延を止めないよう企んでいた。
疫病の真実を隠し、疫病のデータを削除し、人々の旅行を開放して、各国に深刻な損失を引き起こしたことについて、世界各国が中共を非難している。しかし、その時、中共は自ら引き起こした巨大な人為的な災難の原因と責任を、全国のメディアを操って他人に押し付け、疫病の発生源を海外の各国に押し付け、そしてその押し付けの手法は次から次へと上がっている。
この世界的な疫病はそもそも中共が人為的に引き起こしたことである。世界の人々が災難に陥って、「中共ウイルス」や「中共疫病」と称するのは、非常に適切だと言える。しかし、絶えまない洗脳の宣伝により、中共は逆に一部の国と人々の心の中の「疫病と戦う模範」、「ワクチンの救世主」になったのだが、中共が目前の功利を求めることに急ぎ、科学に違反し、規則に違反し、開発したワクチンは、一部の人が求める「恩恵」になっている。これは「飲鴆止渇」(いんちんしかつ)、つまり鴆毒(ちんどく、ちんという鳥の羽にある猛毒)を飲んで渇きをいやすことではないだろうか? この疫病自体、中共からの「恩恵」なのだから。
今、中国での疫病の波が過ぎたという現象は虚像である。この虚像は世の人々に、中国共産党が疫病と戦って勝ったと誤解させ、科学者はすでに、「新型コロナウイルスは空気を通して伝染する、N95マスクは完全に防御できない、WHOの以前の防疫ガイドは不備が多すぎる」と認識している。中国の疫病はすでにウイルスを全国の人に拡散した。まだ発病していない人は基本的に抗体があるはずで、ただし濃度が低いため検査しても見つけるのは難しい。ウイルスは海外に拡散して、拡散しながら、変異している。ウイルスはとても強く変異すると、再び中国に戻って、ADEを引き起こし、次の大疫病になるのだ。ワクチンの接種は単純に人体に数種類の抗体を生成させるためで、ADEをさらに引き起こしてしまうのである。
よって、次の疫病の爆発がワクチンの接種により早くなれば、逆に人類にとって幸いであって、大面積での接種は、大面積に「ADEが必要な抗体」を生成する。そうすれば、スペイン風邪の第2波や、第3波の死亡のピークの悲劇が再来してしまう(スペイン風邪の第1波の疫病は、人々に一回のワクチンを注射してADEを引き起こした抗体を生成することに相当する)。
今、中共の大外宣(中共が海外で影響力を拡大するために行っている、中共中央委員会のプロパガンダ推進計画)、大内宣(国内に宣伝するプロパガンダ推進計画)は口裏を合わせて、科学の検証がない状況下で、規則に違反していることを隠し、新型コロナワクチンは成功したと宣伝している。実は単純に抗体を生成させただけで、中国のワクチンが世界を救うという虚言がネット上に溢れ、すべての人を洗脳している。中国の統治者たちは、ワクチンの大国と自任し、自信満々で、これまで世界に金をばらまいてきたが、今はワクチンをばらまき、「救世主」と自称している。
しかし、専門家なら分かるが、デング熱ワクチンと同じように、第三期の臨床試験が成功しても、ワクチンが成功したに等しいとは言えない。変異したウイルスの検証をクリアして、初めて有効と認められる。ウイルスが変異した後、ADE現象があれば、もしADEの比率が小さいのであれば、そして出た問題が少ないのであれば、ADE現象によって引き起こした重症化や、死亡率はあまり目立たない。もっとも怖いのは、ADEの比率が大きい場合、ワクチンが時限爆弾になり、それを体に埋め込められた人は、運悪くそれが変異したウイルスによって爆弾の爆発を待つしかない。
今回の災難の贖いと正しい道は、すでに人々が表している。しかし、ワクチン騒ぎと中共の洗脳によって埋もれている。世界の多くの預言は科学と人類の認識を超え、歴史において検証され、今回の疫病についてもしっかり当たっていた。「ヨハネの黙示録」に「聞く耳のある者は聞きなさい」と、多くの所で記されている。今の人類に警告しており、人類を最終的に救うのは聖人(『聖書』ではメシア)が伝えている正法の救い済度であり、ワクチンではない。天罰の疫病が中共を滅ぼし、初めて人類が素晴らしい未来を迎える。それはつまり、『推背図』の天下大同、「ヨハネの黙示録」の新天新地である。
『推背図』第59象:聖人は人を教化し、人類は大災難を乗り越えて、天下大同になる |
(完)