米ジョージア州開票所の防犯カメラ 不正行為を捉える
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 【明慧日本2020年12月10日】(アメリカ=明慧記者・李岩)2020年11月3日の深夜から早朝にかけて、アメリカジョージア州フルトン郡の「州立農場体育館」開票所で、不正行為が行なわれたことを、防犯カメラが捉えた。トランプ大統領はこれは「大作」だと称している。ジョージア州で3日に行われた2回の公聴会で、選挙中に行われた不正行為を多くの証言者が証言した。

 ジョージア州でさらに多くの選挙公聴会を開催するという。

'图:2020年11月3日深夜以及4日凌晨,在乔治亚州富尔顿(Fulton County)“州立农场体育馆”计票站内,发生了严重欺诈,被曝光的录像被川普总统称为“大片”。(视频截图)'

「州立農場体育館」開票所で、防犯カメラが捉えた開票時の不正行為

 ジョージア州で票の水増し行為を暴いたビデオ

 この604号開票所の防犯カメラは4カ所に取り付けられており、開票所の開票場面を異なる角度で見ることができる。ここは不在者投票や、軍隊の投票を開票する開票所である。

 選挙の当日夜10時25分、選挙管理官員が水道管が破裂したことを理由に、共和党の開票監視員とメディア(フォックスニュース)の記者に外に出るよう求めた。防犯カメラの画像によると10時37分ごろ、彼らは開票所から離れた。しかし、彼らが出た直後、4人が現われ開票作業を続けたことを、防犯カメラが捉えている。

 およそ11時頃、この4人はテーブルの下から黒いカバーで覆われている少なくとも三つの投票箱を取り出した。中には票が満杯になっていた。

 この時、防犯カメラが捉えたビデオに現れたのは6人で、彼らは開票監視員がいない状況下で、三つの投票箱の票を読み取り機にかけ、2時間かけて票の読み取りを始め、深夜の12時55分まで続いた。証言者の話によると、機械1台の1時間の票の処理能力は3000枚だといい、この票数は、目下、候補者2人の得票数の票差を上回っている。

 メディアが報道した水道管破裂は、後に虚言であることが判明した。水道管を修理した公的な記録や、業者の修理伝票と領収書は存在していないのである。証言者の話によると、水道管が破裂したのではなく、水漏れである。当日の早朝6時7分に水漏れを発見し、2時間後の8時6分には修復した。現場にいた議員の話でも、水漏れによって開票を妨害されたことはないという。

 証言者は、票を隠したテーブルを持ち込み、そして監視員を開票所から離れさせ、隠した票を取り出したのは同一人物であるという。

 これは違法行為であることが明らかである。トランプ陣営のジャッキーピック弁護士は公聴会でこの防犯カメラが捉えたビデオを再生し、なぜそれらの票は他の票と別の場所に置いたのか、監視員を追い出して密かに票の集計を始めたのかと質疑を投げかけた。

 この開票所はなぜ一時的に開票作業を止めたのか? 公式の話では体育館内に水道管の破裂が発生し、安全のために開票を一時的にストップしたというものだ。

 アトランタ・ホークスのジェフリー・スタイルズ上級副総裁が公開したメッセージ記録で明らかだが、いわゆる水道管破裂は緩やかな水漏れであり、しかも迅速に修復したにも関わらず、この出来事があまりにも誇張されているという。開票所として使われている体育館はNBAアトランタ・ホークスのホームグラウンドである。

 ジョージア州下院は12月4日金曜日、次のようにコメントした。大統領選に関する公聴会を多く開催する、なぜならば、当州での大統領選の夜の一部が防犯カメラの画像が公にされた後、多くの人が大統領選の詐欺への懸念を引き起こしたからだ。ジョージア州は3日に開催された2回の公聴会で、選挙の不正行為を証言する証言者が多く出席した。

 防犯カメラが捉えたビデオが暴かれた後

 ドナルド・トランプ大統領とルディ・ジュリアーニ弁護士は、ジョージア州の公聴会で放送されたビデオが、選挙中に同州で不正が行われたことを示していると述べている。

 トランプ大統領は木曜日午後のツイッターで、「ワォー!、ジョージア州で行われている(公聴会)は、まるで超大作のようだ。共和党の監視員が開票所から追い出された後、民主党の人が大量の票を補填しました。さらに多くの証言は出ると思いますが、このことだけで(私は)ジョージア州で勝利しました」と書いた。

 ジュリアーニ氏は、このビデオを「ジョージア州の確かな証拠」とツイートした。「このビデオの証拠は現場の犯罪者を捉えた、トランプ氏はジョージア州で勝利しました」

 同氏は、「ジョージア州は選挙の夜、大量に票を窃盗して、一切を変えてしまった。このビデオを見て、バイデン民主党の人達が銀行強盗を行なっているようです。五つの州で800以上の宣誓書付きの証言者がいて、民主党が不正を行なったことを証明してくれる。各州は変わり始めている。ジョージア州議会は他に選択肢がなく、米国の憲法の権力を行使するしかなく、投票の選挙人をトランプ氏に与えるだろう」と述べた。

 このビデオが暴かれた後、ジョージア州知事ブライアン・ケンプ氏は同日遅く、フォックス・ニュースのインタビューで、投票用紙の署名チェックを提案したが、しかし、州国務長官はそれをしなかったと述べ、「そのようにすべきだと思う 」と述べた。

 トランプ大統領は、「特に今日、我々が見たことは、より多くの問題を示してくれました。(投票の集計)の透明性を保つことが必要です。改めて署名の検証を呼びかけます」、「私は、24時間以内に今日の公聴会から多くの情報を得て、そして、今後の取り組みを決定するために何ができるかを考えたいと思います」

 トランプ大統領は態度を明らかにした後、ホワイトハウスのケイリー・マッケナニー報道官は直ちにツイートで反応した。「ジョージア州知事のブライアン・ケンプ氏が、やっと(投票)署名のチェックを求めました。 なぜこんなに長引かせたのか?  選挙の 最も基本的な公正が、これまでに無視されてきた ……」

 「ドミニオン」投票集計システムは裏操作ができる

 これと同時に、ジョージア州の選挙に関するもう一つの重要な証拠が明らかになった。ある聯合ラジオ局のトークショーの司会者であるジョン・フレデリクス氏は、「バノンの戦況室」という番組で、トランプ氏陣営は「ドミニオン」投票集計システム1台を確保したことを明らかにした。

 この投票集計システムはジョージア州の小さな郡から入手したという。このシステムのデーターを検査したところ、37票のトランプ票が自動的にバイデンに転換されたことが分かった。この数字は少ないように見えるが、しかし、この票読み取り機の投票サンプルは、ジョージア州の投票を占める割合は0.26パーセントにすぎない。

 もし、私達がこの比率で計算すれば、ジョージア州で少なくとも1万4000枚のトランプの票がバイデンに転換したことになる。ジョージア州の選挙の結果はバイデンの勝利と公表した際、公式の数字ではバイデンとトランプ氏との票差が1万2670票差である。

 「大作」の主演女優の身分が判明

 この実写版「大作 」(防犯カメラが捉えたビデオ)の主演女優は、ルビー・フリーマンという黒人女性であることが、メディアによって確認されている。後に分かったが、開票所の若い責任者はフリーマンさんの娘だったという。

 フリーマンさんはソーシャルメディアで娘の名を「シェイ」という。彼女は自身のFacebookへの投稿で、地元メディアが「選挙の夜に票がどのように数えられたか」と題して、開票所責任者の写真が載っている選挙管理官ワンドレア・モス氏に関する報道を転載した。

 フリーマンさんはこのように書き込んた。「私が大好きな娘を見てごらん、スタッフを見ている眼差し、ママは誇りに思う」

 フリーマンさんはさらに、自分が票を運んでいる姿を自撮りして、ネット上で発表した。動画をリツイートしたユーザーのFemmeさんは、「私たちの司法省とFBIはとても腐敗していて、これらの犯罪者たちが犯した犯罪を動画に録画しているのは、このようなことをしても何も問われないことを知っているからだ。ルビー・フリーマンさんと、すべての人が不正票を加えている」とコメントしている。

 フリーマンさんは、自分の違法行為を気にしていないようだ。「人に言わないで」と言って、自分は何をしたかを理解していて、廊下に積み上げられた返信用の住所が書いていない郵便投票の封筒を正々堂々と動画撮影したのである。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/6/416089.html)
 
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