【明慧日本2020年12月11日】合肥市の法輪功学習者周萍さんの娘は2020年12月9日、仕事帰りに610弁公室、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)に連行された。周さんは何日も探し回った結果、娘が合肥のウィーンホテルの洗脳班で不当に拘束されていることを知った。11月26日、周さんは娘を連れ戻しに行ったが、周さんも拘束された。現在、家族は周さんがどこで拘束されているかを知らないという。
2020年11月17日~11月19日までの3日間連続で、周さんは、包河区公安局と国保の警官に妨害され、嫌がらせを受けた。
嫌がらせに来た警官に周さんは「信仰は自由であり、あなたは人権を侵害している」と言うと、国保の隊長・任綿輝は「人権ってなんですか? 私たちに人権について話さないでくれ。私たちは、あなたの人権を認めていない。私たちは共産党と団結し、強制的にあなたの思想を改造する」と言った。
11月19日午後5時40分頃、周さんの娘・沈夢婷さんは仕事帰りに、610弁公室と国保の組織メンバーに遮られ、洗脳班に連れて行かれ、車を押収された。その後、嫌がらせをした職員たちも去って行った。
周さんの娘が連行された11月19日以降、周さんは娘の監禁場所を尋ね、国保や610弁公室に行っていた。
11月26日の朝、周さんは娘の車が何者かによって住宅地に密かに送り返されたことを知り、その後、周さんは娘が合肥市のウィーンホテルの洗脳班に連行されたことを知った。
11月26日午前10時、周さんは娘を連れ戻そうと思って、直接ウィーンホテルに行ったが、しかし、それ以降、周さんの家族や友人には周さんに関する情報は何もなかった。
周さんの夫は警察に電話しても何の情報も得ることができず、包河区国保と610弁公室の組織も見つけることができず、周さんは不当に拘束されており、現在まで所在が不明である。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)