真相を伝える体験
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2020年12月23日】 今年の中共ウイルスの流行により、各地が閉鎖され始めた頃、私は大法弟子としての責任と使命を深く自覚していました。コロナは中国共産党に向けられているため、共産党と一緒になった人たちが危険にさらされています。私は彼らを救うことが私たちの責任だと気付きました。悟った私は、すぐに実行しました。

 コミュニティが封鎖された翌日、人を救うために出かける準備をしていたのですが、服を着た途端、子供や夫に外出を止められてしまいました。私が食料品を取りに行くと言ったら、子供はすぐに下に走って食料品を取りに行きました。戻ってきて、子供は「外は怖いよ数人の人が見張っています、1世帯に1枚しかカードが発行されない、1世帯に1人しか毎日食料品を買いに行くことができない、外に出てはいけない、危険です」と言いました。

 私は内に向かって探すために静かに法を学び、大法弟子は自我を放下して、早く人を救うべきだと思いました。大法と大法弟子を邪魔するすべての邪悪な存在や要因を崩壊させ、自分の宇宙空間のあらゆる人間の心や執着を崩壊させ、師のご加持をくださるようにと正念を発しました。

 次の日、家事を終えて出かける準備をしていたのですが、夫と子供たちが呼び止めに来ました。私は家族に真面目に言いました。「あなたが私に優しくて心配してくれるのはわかっていますが、私は大法弟子です、師父は私を救ってくださいました。人々は苦難の中にあり、それを救い済度するのが私の義務です。師父は私を保護してくださっていますので安心してください」。そう言って家の外に出ていくと、家族は止めなくなりました。建物の出入り口に着くと、3、4人の管理人がやってきて、どの建物に住んでいるのか、何をしに行くのかと聞いてきました。私は「食料品の買い出し」だと言いましたが、カードを持っているかどうかと聞かれたので「まだカードのことがわからない」と言うと、彼らは今度持ってきてくださいと言いました。私は「師父、弟子を加持してください、ここから出られるように、お願いします」と思うと、建物から出られました。それからは毎日出かけても、彼らはまるで私を見ていないかのように、何も聞かなかったのです。

 師父のご加持を受けて、私は毎日のように人を救うために出かけていました。街では人が少なかったのですが、真実を聞いて幸運に恵まれる人たちには必ず出会えました。本当のことを聞かない人、罵倒する人に出会うたびに、自分はどの執着心を手放さなかったかを内に向けて探していました。そこで、私は法に照らして自分を正し続けた結果、心理状態がどんどん良くなり、人を救う効果が出てきたのです。

 ある日の午後、私は、男姓の共産党組織からの脱退の手続きをしたばかりでした。ちょうど数歩も歩かないうちに振り向くと、私服を着た男性の若者が通りの向かい側に来ました。彼は「何をしているのですか?」と尋ねましたが、私は「どなたですか?」と聞き返しました、彼は「警察署のものです」と答えると、さらに、数人の警察署の人々の名前を言い、私に彼らを知っているかどうかを尋ねました。私は彼の質問に答えなかったのです。また、私は、彼に名前を聞かれたので、私は「あなたのことは知らないです」と言って立ち去りました。

 家に帰って、自分の修煉過程の心理状態を真剣に探してみたらショックを受けました。非常にスムーズに三つのことをやっているこの期間に、徐々に歓喜心が出てきました。特にある時、私と夫が外に出て行くと、警官が夫を呼び止め、私のことは気にしていませんでした。 家に帰ってから家族になぜ私のことを聞かれなかったのかと聞かれて、私は「私のことに彼らは構うことができないです」と誇らしげに答えました。実はその時、私は喜びの心を持ち、それを気にせず、正念を緩め、邪悪に追われ、再び恐怖を生み出していたのです。

 それに気づいてからは、強大な正念を発して、すぐに邪悪の迫害と妨害を解体しました。 そして、恐怖心を打破するために、師父のご加護をお願いしました。 心が安定しない時もありましたが、師父のご加護のもと、理性的に衆生を救うことができ、手を抜かず、自分の状態がどんどん良くなっていきました。

 一度、信号待ちをしていた時、隣に50歳くらいの上品で物静かな女性がいたので、私が女性に「こんにちは!」と声をかけると、彼女は会釈で挨拶をしてくれました。私は彼女に「私たちが出会ったのは縁ですが、私はあなたのご家族に平安と幸福を送りたいと思います。私の話を聞いてくれますでしょうか?」と言いました。彼女は「ぜひ話してください」と喜んで言いましたので、私は大法の真実を話しました。彼女は興奮して手を組み続け「こんな時期にあなたはこんな素晴らしいことを話してくれて、ありがとうございます」と言いました。私は「感謝したいなら大法の師父に感謝してください、あなたを救うようにと言われたのは大法の師父です」と言いました。彼女は一瞬呆然としてしまい、我に返った後、私に向かって3回深々とお辞儀をして「師父、ありがとうございました!」と言いました。彼女の行動に周囲の人は唖然としましたが、私の目も潤んでいました。師父の慈悲なる救い済度に感謝致します。すべては師父が行ってくださったのですが、私たちはただ口を動かしただけでした。

 真実を伝え、法を実証する道で、つまずきながら今日まで歩んできました。師はどれだけの心血を注いでくださったのでしょう。私は今後の修煉する道で、必ず勇猛精進し、師父について真の家に戻ります。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/25/415462.html)
 
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