やっとテレビへの執着を取り除いた
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文/中国の大法弟子 

 【明慧日本2021年1月3日】子供の頃からテレビが大好きで、特にテレビドラマは最後まで見るようにしていました。ドラマのそれぞれのシーン、一人一人の言葉や表情が頭の中に記憶されていました。 好きなドラマは何度も見ています。

 大法を修煉してからは、常人のテレビを見るのが執着心であること、それが悪いことで、修煉にも影響を与えていることを知っていたのですが、完全にやめる気にはなれませんでした。 師父は何度もテレビを見てはいけないと啓発してくれました。しかし、しばらくやめてまた見て、しばらく見てからまたやめてとこのように繰り返していましたが、この執着から抜け出せず、とても苦しい思いをしていました。

 今年の夏、夫が時代劇のドラマを見て、私も何度か見てハマってしまい、毎日のように追いかけ、時には夫とあらすじや登場人物の話をしながら、終わりまで見ていました。 このドラマを見終わったら、他のドラマを見てはいけない、ここで止めようと思いました。しかし、夫がまた別の時代劇ドラマを見ていて、私もついついそれを見てしまいました。 見ながら思ったのですが、この部分だけみたらやめようと思いました。 でも、見終わった後、次の部分も魅力的なはずだと思い、また見てしまいました。 そうして数時間が経過しました。

 徐々に体中が痛くなってきました。ある時、鏡を見て自分の顔が黒いことに気がつきました。 テレビを見ていると、こんなにも体にダメージを与えてしまうとは、と驚きました。 実際、修煉後は、アルコール、ねぎ、生姜、ニンニクなど、非常にハマっていたものをやめることが出来ました。このテレビだけは、完全にやめるのが難しいと感じていました。もちろん理由があります。私は小さい頃から文学が好きで、少しだけ物語を書くことができ、ドラマに関しては、いつも脚本家が書いたストーリーはかなり魅力的だと思っています。 それから、常人はみんなテレビを見るでしょう? 常人の体調が悪くなるのをあまり見ないのですが、修煉している人がテレビを見ていると、どうしてあんなに身体が痛くて辛くなるんだろう? それは私の疑問の一つです。

 テレビをみている間、私も学法はしていました。師父の法理がようやく私を目覚めさせてくださり、テレビドラマへの執着の根源を断ち切り、疑念を解きほぐしてくださいました。それ以来、常人のテレビとは完全に縁が切れました。

 師父はこう説かれました。「憑き物が指図をして、人間の名利を求める心を利用して書かせたものも少なくありません」[1]。この法は私を驚かせました。もちろん法は私が気づいた既存のレベルで、より深く、より大きな意味合いを持っています。多くの場合、常人は名声と富のためにシナリオを書き、なぜか書かれたものに人々がハマり、非常に中毒性があります。時にはそれを書くのがその人自身ではなく、憑き物である可能性が高いのです。それを見ている人に何か良いことがあるのですか、害しかありません。今の悟りのレベルでは、テレビは共産主義の悪霊や腐った物のような良くないものばかりです。せっかく苦労して煉功したのに、テレビを見るとそれを崇拝してエネルギーを与えているに等しいので、そのため自分の体調が悪くなり、苦しくなりました。本当に恐ろしいのです。このことを悟った時、どんなドラマであっても、もう二度と常人のテレビは見たくない気持ちになりました。

 次の日、夫はまだリビングでそのテレビドラマを見ていました。私は二度とテレビの音を聞きたくないと思い、自分の部屋のドアを閉めました。もう絶対私のエネルギーを与えない、私はそんなバカなことはしませんよと思いました。

 そして、夏から半年が経ち、私は完全に常人テレビへの執着を断ち切り、数十年に渡った、テレビの縛りからやっと、自分自身を解放しました。 師父の恩に感謝します。

 間違いがあれば、同修の指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志师父の著作:『轉法輪

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/26/417043.html)
 
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