真相を理解した衆生が良き人間になる
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文/北京の大法弟子

 【明慧日本2020年12月15日】私は1997年に法輪大法を学び始めて、すでに20年以上経ちました。師父は最近の『理性』という経文の中で、「皆さんは歴史を変えるために来たのではなく、歴史の最も危険な時期に人を救いに来たのです。真相を伝えること、共産党組織から脱退するよう勧めること、心を込めて真言を唱えるよう教えることなど、いずれも特効薬で、人を救う最も効果的な方法です」[1]と説かれました。

 師父の説法を勉強して、真相を伝えることが最も重要なことだと分かりました。真相を知らない衆生は「三退」する意味も、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい!」という言葉の意味と、それがもたらす奇跡も理解できないでしょう。同修に30台のMP5と、200台の小型スピーカーを買ってきてもらい、真相を伝えるときに相手に渡しています。かなり良い効果が現れました。

 親戚は交通事故に遭っても、相手を責めない

 親戚のAさんは以前、MP5に入っている真相の内容を読んだことがあります。ある日、Aさんは電動三輪車に桃を積んで、商売に出かけました。道中、突然逆走してきた車に遭い、三輪車にぶつけられて、前輪が大きく曲がり、その衝撃で彼も投げ飛ばされてしまいましたが、幸い、何事もなく無事でした。

 逆送した車の運転手は慌てて車から降りてAさんの状態を尋ねました。Aさんは立ち上がって身体の埃を落し、「僕は大丈夫だ。腕に少し擦り傷があるが、何の問題もない。ただ、車輪が使い物にならないので、どこかで修理してくれれば、それでいいよ」と答え、相手を責めませんでした。

 その後、Aさんは私にこの出来事を話し、「あなたがくれたMP5に入っている内容を読んだから、真相を知ることができた。まさに法輪大法の師父が守ってくださったのだ、ありがとう!」と感激していました。

 衆生が真相を知り、共産党の正体を見破る

 以前、市場で布製品の商売をしている人に真相を伝えましたが、臓器狩りに関しては全く信じてくれませんでした。後に、彼にMP5を渡し、中に入っている内容を読んだ後、「共産党がこんなにも邪悪だとは思わなかった。自然災害が多いわけだ! 早く親戚たちにもこのことを教えて、『三退』させなければならない。一刻も早くこの邪悪な共産党から遠ざかるべきだよ」と言って、信じるようになったのです。

 私が住む町は大きくはないけれど、広いスーパーが四つと、市場があります。スーパーが多いので、お互いの競争も激しく、商品の値段も非常に安くなっています。そのため、顧客が非常に多く、私たちは真相紙幣などを利用して、人々に真相を伝えています。

 衆生が真相紙幣を大切に保管する

 コロナ蔓延期間中、私が住んでいる町も封鎖されました。しかし、私は動揺することなく、毎日、学法煉功を終えた後、スーパーに行って真相を伝えたり、封鎖された町の出入り口近くまで行って、人々に話をしたり、封鎖後も変わらず真相を伝える日々を過ごしています。師父は「五行に居ず、三界を出る」[2]と説かれました。出かける前は必ず発正念をし、真相の文言を書いた紙幣を使うようにしています。

 ある日、レジで会計しているとき、前にいる人がふと紙幣に漢字が書かれているのを見て、出入り口で私のことを待っていました。なぜ字が書かれているのかと聞かれたので、この機に真相を伝えました。大法が迫害されていることを理解した彼は喜んで「三退」し、また、「大事に保管するよ。これは我が家のお守りだ」と言って、私が持っている真相紙幣と交換しました。

 感動した叔父が「三退」する

 師父は「常人が得ようとしているものは個人の利益で、どうすれば暮しが良くなるか、どうすれば楽に暮せるかということです。煉功者はそれと正反対に、常人の得ようとするものは求めようとしません。そのかわり、常人は修煉しないかぎり、われわれの得るものを得ようとしても得られません」[2]と説かれました。

 ある年、家をリフォームすることにしました。家のことについては全くの初心者なので、窓や扉などのことを叔父に頼みました。しかし、リフォーム後、窓や扉に回した予算と実際の費用が合わないことに気づいたのです。後で知ったのですが、叔父は勝手に材料を安いものに変えて、こっそり差額を得ていたのです。

 このことを知った当初、非常に動揺しました。けれど、学法していくうちに、自分の問題を探し、それを取り除いた後、誰にも言わず、黙っていることにしました。その後、窓と扉をもう一度改装しました。

 この機会に叔父に真相を伝えましたが、最初、叔父は全く信じてくれませんでした。しかし、諦めずに誠実な気持ちを抱きながら、祝日などの日には、お土産をもって叔父を訪ね、何度も真相を伝えてきたので、叔父はようやく私に感化され、大法の真相を理解して、自ら「三退」しました。

 師父は「この世の理は道(どう)になることができず、人間の生存状態も宇宙生命の真実の状態ではありません。法を得ることは皆さんが人間になったことの根本的な目的です。渾沌たるこの世の乱れた現象に惑わされないでください。初心貫徹して修煉すれば、道(どう)は必ず成し遂げられます! 最後になればなるほど精進しましょう!」[3]と説かれました。

 この最後の時間の中で、皆さん、一緒に勇猛邁進していきましょう!

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『理性』
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪
 [3] 李洪志師父の経文:『台湾交流会へ』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/4/415351.html)
 
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