成功は真の修煉者のものに属する
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文/中国の大法弟子 

 【明慧日本2021年1月15日】修煉者が大きな関や困難に遭遇したとき、誰が自分はそれをうまく乗り越えられると保証できるでしょうか?

 同修・Wさんは 「糖尿病」という偽りの現象が現れていましたが、Wさんは私にその経緯と辛さを話し、最後に「糖尿病の人は誰も良くならないです」と言っていました。私は「弟子正念足りれば 師は回天の力有り」 [1]と言いました。Wさんは師父の法を正しく理解できず、偽りの現象を真実とし、自分がもっと悪くなっても病院には行かず、粘り強く戦っていくのだと思っていて、Wさんは、これが修煉なのだと思っていました。

 しかし、人間の理は正念にかなうものではなく、どんなに強い人間であっても、生・老・病・死の法則にはかなわないのです。最後に、激痛に襲われた時、Wさんの息子がWさんを病院に連れて行きました。 現在は自宅で「独修」しており「インスリン」を注射することで維持されています。

 師父は「さて、どうしてこういうことにぶつかるのでしょうか? それらはみな自分自身の業力によるものです。われわれはすでに数え切れないほど多くの業力を消してあげました。残ったわずかなものは、あなたの心性を高め、心を錬磨し、さまざまな執着心を取り除くために、『難』として各次元に割り当てました。それらの難はもとよりあなた自身が持っているもので、われわれはあなたの心性を高めるためにそれらを利用するのですが、いずれも乗り越えられるようにしてあります。あなたが心性を向上させさえすれば、必ず乗り越えられるものです」 [2]と説かれました。法輪大法を真に修煉する弟子は常に師父の保護を受けており、障壁を越える時には危なさそうに見えても、実は何の危険もないと思います。正念があれば関を乗り越えることができます。

 Hさんも、足の指が腐るほどひどい「糖尿病」を発症していました。Hさんは友人や家族から、病院に行って足の指を切断してもらった方がいい、そうしないと考えられないような結果になってしまう、とアドバイスされました。

 Hさんは、同修から指摘された不足をとても謙虚に受け止めていました。苦しみながらも自分の使命を果たし、法を学び、正念を発し、人を救うために法輪功迫害の実態を伝えるという三つのことを行っていました。Hさんは、修煉者の基準で自分を測り、自分の恨み心や独りよがりなどの人心を抑えて取り除き、言動も正していました。やがてHさんは、患っていた「糖尿病」が消えてしまいました。

 病業という偽りの現象を乗り越える過程を語るたびに、彼女は感慨深げに「師と法を信じないと乗り越えることができず、法理を知らないと乗り越えることができず、真に修煉をしないと乗り越えることができなかったでしょう」と言っていました。

 確かに「修は己にありて、功は師にあり」 [2]です。 正念がなければ、師と法を本当に信じなければ、師父は私たちの人生の道を変えてくださることはできないのです。真に修煉しなければ成功の可能性はありません。成功は常に真の修煉者のものに属しているからです。

 個人的な悟りですが、適当でなければ、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「師徒の恩」
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/12/418454.html)
 
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