「自我」を取り除く
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年1月27日】私はある日、第四式の功法、法輪周天法を煉っている時、両手が頭から下へ降りようとする際、右上の側面に「ザーザー」という流れた音が聞こえ、まるで詰まっている下水管が一瞬で通ったような音でした。大きなフロックの固まりは潤色(じゅんしょく)の空間から降りてきたように見えました。頭部から血管内の血栓が洗い流されたように、上下の空間的なつながりに閉塞感もなく、体内のエネルギーが自由に流れているように感じました。

 奇跡が起きたのは、ちょうど先程「自我」という執着を自分に見つけて、師父に「取り除いてください」とお願いしていたからなのです。

 いつも「自我」という執着を努力して取り除いていますが、しかし、まだ残っています。例えば、真実を知っている家族や友人を守りたいという願望は常にあります。彼らはもう三退しているから、何もかも順調で無事で、トラブルに巻き込まれてはいけないと思っています。心の中では「自分の身内だから、悪は彼らに手を出すことは出来ません」と漠然と思っています。

 先程、私はちょうど第三式の功法を煉っているとき、この考えが再び出てきて、私はふと気が付いたのですが、なんと傲慢なのでしょうか! これは魔性ではないでしょうか?  師父は、人にはそれぞれ運命があるとおっしゃったことがありましたが、私は人の運命を変える力がどこにあるのでしょうか? まだまだ師父の保護を受けていて、私は今もずっと大法の中で自分を正していかなければならないのです! 師父の救いがなければ、どうやって私はここにいるのでしょうか?  彼らは善良であればきっと明るい未来を手に入れることはできますが、必ずしも人間の悩みから解放されるわけではなく、大法弟子の中にも災いや病気に遭遇する人がいます。この「自我」という傲慢な心を取り除く時が来たと思いました。

 第四式の功法を続けて煉っていると、その光景が見えました。きっと師父は私の心性が向上していることを見ておられ、私の体から悪い物質を取り除いてくださったのです。師父、ありがとうございます!

 さらにうちに向かって探すと、とても強い闘争心も見えました。闘争心を取り除かなければ、天に持って行って神佛と戦うつもりですか? そんなことがありうるのでしょうか? 闘争心もきれいに取り除かなければならないのです。

 師父のご教示に感謝致します。最近は師父が弟子たちに早く上達するようにと、よくご教示してくださっているような気がしています!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/23/418814.html)
 
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