相手の角度から真相を伝えるべきである
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文/米国の大法弟子

 【明慧日本2021年1月28日】新年にあたって、私はDHT電話チームで法輪功迫害の真相を伝える体験を師父にご報告し、同修の皆さんと交流させていただきます。これによって、しっかり三つのことを行い、衆生を救うことを怠らないように自分自身を促します。

 私は2020年4月からDHT電話チームに参加しました。最初は、相手が電話に出ると、法輪功迫害の真実の録音放送(以下、録音放送)を流すだけで、それほど難しいことではないと思いました。当時、少なくとも1カ月に1000通の真相電話を掛け、つながった比率も比較的高かったのです。

 しかし、ここ数カ月で、不在電話はますます多くなり、通じたとしても1分以上の電話はさらに少なくなり2、30秒もしくは10数秒しか聞かない人、ラジオの録音と聞いてすぐに電話を切る人がいて、真相の内容に触れる前に切られてしまい、本当のことはわかりません。

 毎日大量の時間を費やして電話をかけていますが、どれほどの人が本当に真相を聞いてくれるのか、私も焦っていました。どうすればこの10数秒の中で、相手に伝えられるのかと、毎日考えていました。特に、この1カ月近く、歩く時も、食事の時も、寝ている時も、真相の内容で頭の中はいっぱいでした。最短時間で迫害の真相を伝え、しかもどの内容も重要なので、全部聞いて欲しかったのです。

 私は改めて録音放送を一つ一つ繰り返して聞いたり、同時に、明慧ネットで最新の時事放送を探し、それらの録音を私は、できるだけ重点的な内容を先に伝え、短時間でも相手が真相を知るようにしました。新たに作成した一つ一つの短い原稿をパソコンのデスクトップのフォルダに納めました。例えば、「なぜ良い人も三退する必要があるのか?」、「なぜ3億3700万人以上の中国人が三退をしたのか?」、「 法輪功は世界中に広まっている」、「マルクスの素顔」、「米国がアモイ市のヒラ警官を制裁したことの意味」、「中国人が医療費を払えない背後にある真実」など。

 また、私は「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という心からの九文字の歌を、わずか17秒聞いただけですぐに電話を切った人でも、繰り返し3回聞くことが出来るように、曲を新たに録音しました。実は、私がこの歌を初めて2回続けて聞いた時、とても感動して思わず一緒に歌うことができ、相手が歌を聴くうちに真相を知ることが出来れば良いと思いました。

 私は様々な人に対して、異なる放送内容を選びました。例えば、派出所の電話番号なら「米国がアモイ市のヒラ警官を制裁したことの意味」を流し、多くの警官がこの放送を聞いたので、かなりの効果がありました。制裁は高官に限らず、法輪功修煉者を迫害し、人権を破壊する人は皆記録され、最終的に罰せられることを伝えました。

 ますます多くの内容が整理されてきて、録音放送を流すほかに、私は電話の中で直接真相を伝えるようになりました。以前は直接電話すると、心臓が止まりそうになるほど緊張しましたが、この関を突破すると、相手との距離がより近くなりました。

 電話で真相を伝える中で、中国人は中共に制御され、恐怖の中での無力感を感じ取りました。

 ある時、私は中共政法委員会の幹部に真相を伝えた後、「あなたを手伝って偽名で共産党、青年団、少年先鋒隊組織から脱退できますが、どのように対処されますか?」と聞くと、「はい、ありがとうございます」と了承した後、小声でもう二度とここに電話をかけてはいけないと、しつこく言うのですぐに電話を切りました。その反応を理解せず、さらに多くの真相を伝えようとしましたが、相手の緊張と恐怖が伝わるような声でしたから、私の心は落ち着いていられませんでした。

 また、私は医療従事者に電話を掛けて三退をさせた後に、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を2回教え、「覚えましたか?」と聞きました。相手は突然奇声を上げて「聞こえます、聞こえます」と言いました。当時、電話の中から周りに複数の人がいるのが聞こえました。相手は他の人に疑われないためにわざと大声を出して、「覚えました」を「聞こえます」と言い変えたのかもしれません。

 ある派出所に電話をした時、私は先に録音放送を流しました。しばらく経ってから、私は切り替えて直接三退を促しました。最初、相手は「私が何をしているか知っていますか?」と普通に聞きました。「あなたは派出所で当番する人です」と答えると、その人はすぐに低い声で「これは全部録音されている」と言った後、非常に攻撃的な口調で、しかも大声で「私にこんな話をするな」と言って、すぐに電話を切りました。あとでトラブルになった場合を考えて、録音電話をかなり恐れているのが分かりました。

 このような状況では、中国国内の人々が真相を知ることは、いかに簡単ではないかが想像できます。ですから、私は既存の条件を大切にし、海外での強みを生かして、より多くの救われるべき人を救えるようにすること、そして、できるだけ多くの人に法輪功迫害の実態を伝えられるように頑張っていきたいと思います。

 12月25日クリスマスの朝5時55分に、電話チーム全体の発正念の後、私は四川省のある病院の医療従事者5人の電話番号を教えてもらいました。最初の電話が通じた後、私は挨拶してから真相を伝え始めました。最後、私は縁起の良い名前を作って三退を手伝うと言うと、向こうから5回も「よし、よし!」と嬉しそうな声が伝わってきました。私は相手を祝福し、そして「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を覚えるように伝えました。

 これは師父が私に衆生を救う心があるのかをご覧になり、師父から受けた最大の励みをくださったのです。私にとって、神様からの最高のクリスマスプレゼントでした。

 師父の弟子として、私はまだまだたくさんの感謝のお言葉を申し上げたいのです。これからも確実に精進するほかに、最大の努力を尽くして真相を伝え、より多くの衆生を救い済度していきます。

 師父、ありがとうございます! 同修の皆さん、ありがとうございました!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/7/418179.html)
 
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