結論的な言葉の回避
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文/信宇源  

 【明慧日本2021年1月28日】同修たちはくれぐれも注意してください。私たちがいつも不注意に全宇宙の真理を理解したかのように常人と話すことは、人々を遠ざけるだけではなく、さらに大法に対する誤解や抵抗を招く原因となります。

 大法修煉者は宇宙の方向性と傾向を知り、理解し、悟ることができます。それは、私たちが自分で理解できるからではなく、師父から啓発と教示をいただいているからです。

 謙虚さと理性を持って人と話すことが親和性を持つ唯一の方法です。ソーシャルメディア上にコメントを投稿するにしても、直接人と真実を語るにしても、私達は常に絶対的な結論を出したり、断言するような表現で述べることはできません。プロセスを説明しない結論的な言葉は、説得力に欠け、人に納得してもらえなかったり、理解してもらえなかったりします。

 科学界では、新しい観点が発表されてから、それが受け入れられるまでに約50年かかると言われています。この50年のプロセスの中で、研究者は常に新しい視点を証明するための実践を続け、人々が徐々にそれを理解し、受け入れています。そして、私たち修煉者は、世界にある観点が確立するためのプロセスがあることを理解しています。

 振り返ってみると、師父の説法も人それぞれの受け入れ能力に応じて、浅いものから深いものまであります。真理を明らかにしていく過程においても、私たちはこのような姿勢を貫くべきであり、徐々に理解していく過程を人に持たせるべきです。人々に伝えるためにあまりにも大きくジャンプしてはけいません。

 上記の交流は、少しの状況を見た後の私の見解です、普遍的ではないかもしれませんが、私自身も過去に問題を起こしたことがあるので、適当でないところがあれば、同修のご指摘をお願いします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/20/418791.html)
 
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