善悪の決戦 使命を果たす(下)
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文/夏祷

 【明慧日本2021年1月31日】

 「ソ連共産党解体宣言」の第一条、第二条によって、

 1、旧ソ連共産党のすべての組織は全部解散した。解体宣言を発表する日から旧ソ連共産党のすべての活動は違法であり、法的制裁の対象となった。

 2、暴動に参与したすべての党員は、指定した機関に自首し、そして処理の指示を待たなければならなかった。

 「ソ連共産党解体宣言」を発表した後、ソ連共産党のすべての档案をロシア政府の档案機関に渡し、ソ連の血なまぐさい歴史を公開して、そもそも気炎万丈のソ連共産党は国民の敵となった。

 歴史は本日にたどり着き、一時、叱咤(しった:大声を張り上げて叱りつける)した共産主義は歴史のゴミ箱に捨てられた。しかしサタンの召使は、まだ手を放してはいなかった。1992年の夏、ベルリンの壁崩壊と、旧ソ連の鎌と槌の旗を降ろした半年後、共産党員はカリフォルニア大学バークレー校で会議を開いた。会議には、60年代から米国への浸透について、更に力を入れて、更に加速して、内部から政府の政策を左右するよう決めた。家庭論理を崩壊し、宗教を蹂躙し、性の解放を宣伝し、女性主義、同性愛、文化芸術を低俗させ、最後に米国を倒す道を按排した。

 これは共産主義の失敗後の反撃です。言い換えれば、共産主義陣営の崩壊を祝うのと同じように、退廃した道徳観、乱倫、反文化、反伝統の文化マルクス主義は知らず知らずのうちに人の魂に入り、暗闇の泥棒のように、自由と伝統秩序を象徴している、全世界の最大のキリスト教国家・米国を内部から転覆させている。これは共産党が宣伝した「ソ連から、ヨーロッパ、アジアを攻落して、太平洋を渡って、米国を潰し、最後に全世界を占領する」である。

 同時に、東方で「立ち上がった」と自称する赤い中国は、静かに世界を盗む行動を実施し始めた。中国の土に、共産党が起こした大惨事や、共産党の下心、また全世界を占領する行動は、旧ソ連よりはるかに超えている。

 6、赤い中国の100年の夢

 旧ソ連の最大の傀儡(かいらい)国家は、間違いなく、土地が広くて人口が多い、文物が豊かな赤い中国である。ソ連が崩壊した後、中国共産党(以下、中共)は中国を最後の共産主義の極権専制制度の大国に変えた。川劇(中国四川の伝統芸能)の変臉(へんれん:瞬時に臉譜(隈取)を変える技巧)のように、改革開放四十年後、米国の応援の下で、中国は生物兵器や、核兵器を持ち、宇宙を周回する200個の衛星、2億人の顔を監視できる赤い監視帝国になった。

 世紀の移り変わりの際、赤い中国は先端科学技術と連携し、地球を危険、そしてよくわからない世界に変えてしまった。安い「made in china」から、「中国製造2025」に進んで、中共は静かに中国を先端科学技術に転換している。人件費が安い「世界工場」の位置から、高価な「千人計画」の主導国に脱化(だっか:殻をぬいで姿を変える)し、世界のエリート人材をかき集めて、各界の人材を買収している。

 中国の改革開放の初期に、中共は西洋諸国に好意を示して援助を求めていた。世界の舞台に躍り出た後、何千人もの人々を対象にしたトレーニングコースを開き、発展途上国の各業界のエリート人材を募集し、民衆を管理する先端技術を教え、自分が第三世界のリーダーとしての地位を確立し、発展途上国が中共の意志に従うようにさせた。私たちは知らず知らずのうちに、中共は第三世界を買収して、新世紀の殖民帝国を設立した。

 また、中共は「大外宣」を通して、イデオロギーで世界の各大手メディア、映画関連業界、さらにはハリウッドの映画界を占領し、イデオロギーの工場を主宰して、静かに世界を変えている。このように、国庫の中にお金がいっぱいある赤い中国は、固定観念から消え去り、資本主義の服を着て人を惑わしている。

 中共が静かに世界を買収し、腐敗を世界に広める前に、半世紀以来、文化マルクス主義は全世界にすでに反文化と反道徳の種をまき、知らず知らずのうちに厖大な悪魔に成長し、人類の魂のところに根を下ろして巨大な陰を落とした。文化マルクス主義は文化、教育、政治、環境保護、家庭、性別意識などの方面から着手し、あらゆる面から人類を乗っ取った。知らず知らずのうちに、人類は伝統的な知恵を失い、信仰に基づいた精神の力も失った。

 このように、サタンの召使は地球上に、道徳を腐敗させ、秩序を失う環境を作り上げた。この環境の中で、中共は水を得た魚のように、全世界で大金を使って抵抗力を失った、人、媒体、企業、官吏、国際組織などを買収して自らを強化し、密かに破壊計画を実施している。

 つまり、今日の人類の苦境は、半世紀以上に亘って、共産主義者によって引き起こされた大惨事である。もし、私たちに共産主義者の悪魔のような高慢さと大胆さが見えず、人類の文明を滅ぼす計画も見えず、地球上に人類を拘禁するために、いろいろ準備をしていることが見えなければ、私たちは共産主義の深い根源や本当の目的について永遠にわからないだろう。

 「共産主義は一種の学術でも社会制度で失敗した模索でもなく、悪魔なのである。その目的は文化を破壊し、道徳をも破壊することによって人類を破滅の道へ追い込むところにある」 [9]

 中共には一つ秘密がある。1921年の建党から、毛沢東は「100年の夢」と言っていた。その「100年の夢」は建党100周年の時、アメリカに代わって世界を統治することである。赤い中国が「崛起(くっき)」した後、この夢はまた「100年強国の夢」と呼ばれた。このでたらめな白昼夢は今までの共産党リーダーがしっかりと覚えている。彼らは30年をかけて地下で長さが5000キロメートルの地下核長城を掘り建て、300の人工衛星を打ち上げ、武漢でP4ウイルス実験室を建てた。2020年、中共ウイルスが発生して世紀大疫病を引き起こし、武漢市を封鎖する前に、ウイルスが500万人の武漢人と共に全世界に拡散した。

 2020年は中共の100年の夢の終点になり、同時に次の100年(2世紀)の始まりでもある。

 7、ヨハネの黙示録の四騎士は進軍ラッパを吹き鳴らした

 前世紀の80年代、アメリカ大統領ロナルド・レーガンはソ連を封じ込める運動を起こし、ソ連の崩壊を促した。そして自由を象徴する「アメリカ時代」を切り開いた。しかし、左翼が密かに反撃していて、静かに世界を蚕食し、40年後の今には、善と悪が再び対決し始めた。

 それ以来、世界の大半が中共に買収され、集団的に中共が掘り取った深淵に陥っているのでしょうか? 実は疫病が発生する前、世の人々は既に腐敗の病気に感染していた。世の人々の体内はウイルスの温床となり、抵抗力を失った。

 今回の疫病の発生原因は中共ウイルス実験室である。皮肉なことに、ウイルス自体の最終目的は中共を滅ぼすことである。つまり、この疫病の最大の原因は神であり、それは神の意志と、神の罰からきている。また、古代の疫病は「神の鞭」と呼ばれている。

 今世紀の大疫病の中で、新しい世界構成が現れ、つまり中共は世界の敵になった。中共が世界を併吞(へいどん:他の勢力を自分の勢力に入れること)する陰謀は、自分の科学者に暴露された。これらの科学者は機密書類を持って欧米に逃げて公開し、世の人々は初めて気がつき、中共の偽善の正体と、世界を占領するという野心を見て目が覚めた。

 アメリカの国務長官マイク・ポンペオ氏は、真実を一言で言ってのけた。「私たちは中共政権を他国と同じように正常な国だとみなすことはできない」、「自由世界が中国共産党を変えなければ、中共が私たちを変えます」

 全世界にとって、今はとても危険な時期です。マルクス主義に従っている共産党員はマルクスの「世界を変えよう」というスローガンを忘れていません。今まで、これほど徹底的に実施されたスローガンはありません。革命を最後までやり遂げるため、神を信仰し、そして豊かな世界第一位の強国--米国は、知らず知らずのうち蚕食されていた。しかし、赤い中国には、このスローガンはトップに押し付けられた。中共の目標は全人類で「地球を管理する」、「マルクスの暴力革命を最後まで行う」ということである。

 70年間、中共が中国人をコントロールしているように、現在、共産党員は手を全世界に伸ばしているが、本当の目標はアメリカなのである。半世紀をかけて蚕食した後、アメリカは別の国になる。「近未来のある日から、あなたは学校や、図書館、或いはいかなるところにも真相が見つかりません。真相はもうなくなりました。ある日からこの国家の歴史は消えてしまい、国家の精英と共産党員に奪い取られました」 [10]

 これはとても深刻な状況である。極権専制の中国は、世界の各大手メディアや、組織、文化機関、知識人をコントロールした後、真相は世の人々の目の前に消えてしまう。つまり、共産党政権の国に生活している人以外、自由世界に生活している人でも自由を失うことになる。

 疫病発生によってもたらされた残酷な状況を乗り越えると、世の人々はこの疫病の根本的な原因や経緯を初めて分かるようになる。新たな世界民主連盟を形成して、中国にコントロールされた今の国連に代わって、全世界の正義の勢力を集めて、赤い壁(中国共産党政権)を倒す。

 同時に、中国の天象も変わり、天罰の兆しが現れます。数千万羽のカラスが中国の空を飛び、稲妻、豪雨、雷、地震、雹、イナゴ、五つの太陽が同時に現れ、洪水などなど。天が中共を滅ぼすラッパを吹き鳴らし、石が破れ、天が驚きます。

 人間にも、黙示録の四騎士も共産党を滅ぼすラッパを吹き鳴らします。2020年の庚子巨変、全世界は最後の反共産党の時代に入る。

 8、神の兵

 米国の前世紀50年代に、反共産主義運動を行った。その反共産主義の時代に、米国の反共産主義運動の4人のリーダーは「四騎士」と呼ばれた。つまり「ヨハネの黙示録」の中、天使が封印を解いた後、白い馬、赤い馬、黒い馬、青白い馬に乗って、手に弓、剣、天秤、刀を持っている四騎士が現れた。その後、また半世紀をかけて天罰が再び現れた。それは、直接共産主義の黒い根源を指している。

 共産主義の根源はサタンである。この究極の悪を解くことができるのは、宗教の力で、つまり絶対的で、形而上の善の力しか、この最終の悪を解体することができない。私たちが知っているように、アメリカは全世界で最大のキリスト教国家で、また世界の秩序を守る国である。

 共産主義はサタンが人を滅ぼすための道具である。共産党員が任務を遂行する時に現れた宗教のような情熱が、サタンの黒い根源である。また、共産主義は「反宗教の宗教」と呼ばれている。つまり、共産主義は無神論ではなく、その反対で、自分の崇拝対象がある。はっきり言うと、彼らが崇拝する対象は、他でもなくサタンで、サタンの別名は悪魔である。

 1976年に出版された「マルクスとサタン」は、ルーマニアのR・ウォンブランド牧師が刑務所の中で書いた書籍である。この本の中に、マルクスがサタンを崇拝し、そして、彼の人格がサタンに取り付いたことを書きました。後に多くの書籍が出て、共産主義の本源はサタンであると明らかにした。

 2013年に、テリー・l・クック(Terry L. Cook)氏が出版した「革命! 共産主義はサタン主義の偽装(Revolution! Communism is satanism in disguise!)」。この中に、共産主義は政治体制だけではなく、悪魔を崇拝する宗教体制でもあると書いてある。「偽装(disguise)」という概念でテリー氏は、100年来の共産主義の仮面を打ち破り、共産主義が世の人々を騙すためのいろいろな噓を暴露した。

 追根究底(ついこんきゅうてい:物事の根底まで調べ尽くす)に徹して、嗜血な共産党は悪魔の道具であり、すべての行動がサタンの意志に従い、すべて綱領がサタンの所から来たのである。共産主義を人間が求めた平等の主義と見なし、更にあるユートピアと見なしているのは、共産主義の最大の誤解であり、人類の最大の誹謗中傷である。

 「偽装」、「騙し」、カメレオンのように色を変える本能を暴露して、共産党の悪魔本質を明らかにして、初めてマルクスの『共産主義宣言』の中に現れている「すべての秩序を潰す暴力と狂気、その深さは底が見えない」ということを見通すことができる。共産主義とサタンとのつながりを暴露すれば、私たちは共産党が虚言の上にいること、また共産党と虚言が邪悪の両面であることが理解できる。

 「わざわいなるかな、彼らは悪を善といい、善を悪といい、暗闇を光、光を暗闇、苦味を甘さ、甘さを苦味、とする」(聖書 イザヤ書 第5章20)

 「彼は最初から、殺人者であり、真理に立つ者ではない。彼のうちには真理がないからである。彼が偽りを言うとき、いつも自分の本音をはいているのである。彼は偽り者であり、偽りの父であるからだ」(聖書 ヨハネによる福音書 第8章44)

 「ユートピア」と自称し、人間天国を作ると言って、農民に土地を与えると約束し、労働者に地上で楽園を作ると約束することは、共産主義が悪魔から継承した虚言である。アダム・ヴァイスハオプトはかつて自分の親友に「詐欺の芸術に力を注ぎ、自分を偽装する芸術に力を注ぎ、他人のことを偵察する芸術に力を注ぎ、他人の思想を洞察する芸術に力を注ぐ」と伝えた。これは共産主義の鼻祖(びそ:創設者)「イルミナティ」の会員のガイドだった。

 地獄から来た悪魔の恐怖だけで屍山血河なホロコーストを促した。神や人類に嫉妬する悪魔の恨みだけで共産党の欲望(すべてのものを滅ぼすこと)を引き起こした。人の肉体と精神を殺し、人の魂を滅ぼしている。いわゆるプロレタリア革命、いわゆる「全世界の労働者が団結」はすべて世を欺き、名誉を盗む虚言である。

 2020年、ポール・ケンゴール(Paul Kengor)が書いた「悪魔とマルクス:共産主義の死亡、欺きと浸透の長征」を出版した。書籍によって、中国共産党の恐怖と残酷さを、私たちにマルクスと悪魔の関係を、もっと深く考えさせてくれる。共産主義の残酷さ(特に、刑務所の中で信仰がある人に対して酷く迫害する)の裏にも、人々にそのルーツを熟考するように促している。

 ケンゴール氏は、共産党の各瀆神かつ悪魔のような行動、そして恐怖の酷刑、ものを滅ぼす欲望を明らかにした。もし、すべてのものを滅ぼす悪魔の欲望と、悪魔が神に嫉妬することを一緒に置いて見れば、私たちは、何故「廃止」、「滅ぼす」などの単語が共産党の言葉の中に良く使われてるのかが分かる。

 2019年、大紀元が出版した「悪魔が世界を統治している」は、共産主義が他の次元の状況を明らかにした。共産主義の本源はサタンで、異なる次元で異なる形(例:赤い龍、蛇など)が現れている。神様を裏切った者(サタン)を治めるなら、正教の力が出ないといけない。神や佛の兵でなければならない。

 前世紀末、共産陣営が崩壊する時、欧米で共産党を解体する精神力は主にキリスト教、ローマカトリック教から得られたのである。アジアなら、共産党を解体する精神力は主に佛教から得られたのである。この二つの大きな信仰団体は惨烈(さんれつ:極めてむごたらしい)な迫害を受けたので、彼らの証言も雄弁で強力なものだった。

 今回、新しい共産政権を解体する潮流の中で、法輪大法は主導的な役割を果たした。1999年から、この伝統的な佛家修煉大法(法門)は残酷な迫害を受けた。世の人々を救うため、法輪大法は、平和的に抵抗運動を引き起こし、世の人々に共産党の本質を認識させ、中国人が額に付けられた獣の印を取り除き、共産党の関連組織から脱退し、生まれ変わった。佛や神様の無辺な知恵で、法輪大法はこの最も早いルートを作り上げ、中共を解体するようになります。

 9、神聖な使命

 1949年から、中華民族はサタンの生贄となった。もし、中共が滅びる前に彼らを救わなければ、彼らは獣の印のために邪霊に従って滅びることになる。つまり赤い壁を倒し、14億の中国人を救うことが私たちにとって大事なことである。しかし、どうやってこの記憶を失った人達を救えるのだろうか? 唯一の方法は、彼らが信じている虚言を取り除き、彼らを目覚めさせることである。

 前世紀末、共産陣営の解体は主に内部の改革と、人民の求めている「社会体制を変えよ」という声からだった。今日同じように、14億人が共産極権専制から開放されなければならない。まず彼らは自分と共産党のつながりを切り離すべきである。70年代から中国人はストックホルム症に罹った。生存するために人々は共産党を認め、自分がそもそも中華民国の亡国の民ということを忘れ、敵に仕え、オウムのように人の口真似をし「共産党がなければ、新しい中国はない」と言った。

 中共が近代の100年の歴史を改竄(かいざん)したため、中国の国民は、中華民国がどうやって失敗したのか、また「新しい中国」がどうやって作り上げられたのかが分からない。ソ連の工兵が満洲鉄道を建て、投降した日本軍から没収した大砲、戦車などの武器を汽車で林彪の第4野戦軍(共産党の軍)に送って、第4野戦軍が国民軍(中華民国の軍)の後ろを襲ったことについて、中国の国民はあまり分かっていない。つまり、共産党は良い政権ではなく、旧ソ連の応援と導きの元で、中国という国を盗んだ暴力政権である。

 この亡国の悪夢から目を覚ましたいなら、これらの改竄された歴史の真実を知り、中華民族が体験した屈辱を知るべきである。中共の虚言をすべて潰したら真に自分を変えることができ、中国を変えることができる。つまり、中国を変えたいなら、私たちはまず自分を変え、魂からの浄化を行わなければならない。

 今世記の大疫病の中で、嘘をついている中国人は疫病の険悪さを知らず、全世界の死亡人数も知らず、武漢封鎖によっていったいどれぐらいの人が死んだのかも分からない。彼らは党の虚言を信じ、ウイルスがアメリカから来たと思っており、中国の防疫、抗疫が世界第一で、世界の防疫模範だと思っている。こんな巨大な人数の人が虚言の中で生活しているのは、古今東西の歴史を見ても初めてで、こんな巨大な人数の人が100年の民族の真実の歴史、自分の本当の身分を忘れるのは初めてのことである。

 この20年間、大法弟子はずっと重要な概念を伝えてきた。「中共は中国と同等ではない」。現在、四騎士はこの概念を受け取って、中国人に友好的な態度を示した。

 アメリカの国務長官マイク・ポンペオ氏は「私たちは中国人に敬意を持っています。彼らは中国共産党とは異なります」と述べた。

 アメリカの国家安全保障問題担当大統領補佐官ロバート・オブライエン氏は「中国共産党は中国、あるいは中国人と同等ではない」と述べた。

 ドキュメンタリー映画「アジェンダ:瓦解するアメリカ(Agenda:Grinding America Down)」の監督カーティス・バウワーズ(Curtis Bowers)氏は「中国共産党は中国人を奴疫している。私たちは中国人を愛して、彼らが自由にできるようにと求めている。すべての中国人が自由を得る前に、私たちは中共と貿易を行うようなことはしません」と述べた。

 共産政権の裏で生活している中国人の状況を知っているように、世界の人々は中国人に最大の善意を示している。六四天安門事件の時、世の人々は天安門広場に情熱をもって恐れを知らない中国人を見た。現在、世の人々は、中共の極権専制によって中国人が虚言の中で生活しているのが見え、共産党幽霊の人質になったのが見えたので、中国人に呼びかけ、その見えない赤い壁を倒し、彼らを救出するようにしている。

 30年前、天安門広場上の中国人からの励ましを受けてベルリンの壁を倒した。今、世の人々は14億人を投獄した赤い壁を壊す。

 70年間、世界唯一の古代文化を継承している中国は、過去とのつながりが党文化の侵害によって切り離された。今回サタンとの決戦の中で、できるだけ多くの中国人の魂をサタンから解放するために最善を尽くすことは、神様や神の使者の神聖な使命である。

 10、善と悪の最後の決戦

 何千年にもわたって人類の歴史は繰り返され、玄妙な理がたくさんある。

 今回の文明紀元の一世紀から四世紀の間に、キリスト教はローマ帝国に数回迫害され、キリスト教徒はライオンに食べられた。この400年の間に、神は数回疫病を発生させた。紀元380年、迫害されているキリスト教はローマ帝国の国教になり、そして徐々に世界で最大の宗教の一つになり、人類の文明に深く影響を与えている。1500年以後の本日、信仰を迫害する歴史が再び現れた。

 法輪功学習者は21世紀に最大の迫害を受けた団体の一つである。法輪大法は赤い中国で迫害を受けて、海外で大人気になっている。21年間の迫害の間に、法輪大法は世界中に広がった。逆に、迫害者は悪報に遭い、中共もそろそろ崩壊しようとしている。中共が崩壊したら、神州(中国本土)から暗黒が退去し、法輪大法は再び中国にもどり、劫難を乗り越えた中華民族と団らんし、再び中国本土で法輪大法が広がる。

 新しい紀元に入って法輪大法は世界の隅々に広がり、人類を導いて回復する。同時に、人類は天地がひっくり返るほどの変化を体験するだろう。今の時期は古代の預言の末世時期で、人類は劫難を乗り越えて浄化され、更新されて宇宙の新紀元に入るのである。

 新紀元に入る前に、人類は預言によって大きな災難を体験し、その災難の中で浄化されるのである。

 共産主義はサタンから来たものである。この暗い天使が神様を裏切って、天国から三分の一の天使を連れて人間世界に降りてきて、地上の権力者になった。イエスは彼らに「わたしはサタンが電光のように天から落ちるのを見た」(聖書 ルカによる福音書 第10章18)と言った。

 大天使が堕落して、悪魔になり、地上に降りたという神話は本日私たちが現に体験したことである。悪魔が世界を統治している。文化マルクス主義は現代風潮主義を結合して、歪曲した世界を作り上げ、人類は危険な突然変異を経験した。自由世界と共産陣営は半世紀ほど対立している。この闘争の集大成として、赤い中国は隠している悪魔を開放して、世記大疫病を拡散させ、人類を滅ぼすつもりである。「共産主義宣言」の最後の宣告の災難は今発生している。

 私たちは善と悪の最後の対決を体験している。東方や西洋の文化の中で、善と悪の対決は永遠のテーマである。サタンは最終の悪、最終の闇である。サタンは人類の最古の敵である。サタンを潰せば、私たちは初めて自由と光明の中で生活することができる。

 『死海文書』の最後の卷「戦いの書」には、善と悪の最後の戦争が描かれている。光明の子は金色の馬車に乗って天上から降りてきて、闇の子を潰した。これが善の究極の勝利である。2000年、死海の海底で見つかった「ガブリエルの啓示の碑文」は、エルサレムで行う戦争を預言している。神は戦車に乗った天使たちを率いて天上から降りて来て、この堕落の城を救った。正義は邪悪を潰し、神聖な秩序が再び人間に戻る。

 約3000年前の『アヴェスター』の中で、善と悪の戦いが預言されていた。宇宙の暗い勢力は光明の勢力と戦って、世界が正と邪の戦いの中で生まれ変わり、すべての人が善と悪のどちらかを選択しなければならない。最後に悪が敗れ、光明の勢力は人間世界にきて、天地を統治する。

 今現在、今回の人類文明の最後の段階に、私たちは善と悪の最終対決のところにきた。これはたいへん熾烈な戦いである。すべての条件と情報を机の上に置いて、私たちは自分のすべてを投げ出すことを覚悟し、最後の勝利のために全力を尽くすべきである。

 ノストラダムスの『諸世紀』の中に、古代東部諸国からの啓示を預言した。「一人の東方人は彼の故郷を離れて、アペニン山脈を乗り越えてフランスに着いた。彼は空、海と雪を超えて、すべての人の心は彼の神の杖に動かされた」 [11]

 佛経には弥勒佛、及び轉輪聖王が降りて世の人を救い済度することが記録されている。すべての末世の預言は東方からの聖者を指している。

 「優昙花(うどんげ)、古代の梵文では『訛略』と言う。3000年に一度花が咲くといい、その時に金輪王が現世に出現するという」 [11]。1997年、優昙花は韓国の多くの寺で現れた。その後、この花は世界のいろいろな所に咲き、法輪聖王が既に世の中で大法輪を回していることを示している。

 今回の疫病の中で、奇妙なことが現れた。中国や、アメリカ、フランス、カナダなどの多くの国で、重度の感染者が心を込めて「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と念じれば、体が奇跡的に回復した。優昙花が全世界で咲くと共に、法輪聖王は世の中に現れ、人を救い済度してきた。

 つまり、イエスがエルサレムで人を救い済度していたように、奇跡は再び人間世界に戻ってきた。この善悪の最後の決戦と同時に、私たちは玄妙な時代に入った。神様や、佛様は再び人類を浄化するために戻って来られた。不思議なのは、この最後の救いはどれほど寛大であるか、単純に「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と念じれば、私たちの迷いの魂が、神様の慈悲なるエネルギーで浄化され、罪が取り除かれて更新され、新しい形で始まるのである。

 闇の子は再び火の湖に戻らせ、地球が浄化された後、全く新しい宇宙、新紀元が始まる。大災難の後、人類は新しい文明に入り、法輪大法の広大な恩恵によって、人類を導いて、浄化し、そして生まれ変わりの道を通過し、完全に新しい宇宙、新しい紀元に入るのである。

 注:
 [9] 『共産主義の最終目的—中国篇』「第四章」前書き
 [10] W.Cleon Skousenの著作『裸の共産主義者』1958
 [11]「一切経音義」卷八則

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/1/414523.html)
 
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