【明慧日本2021年2月9日】天津市の法輪功学習者・張文慈さん(74歳女性)は2020年12月27日、虹橋裁判所に秘密裏に開廷され、家族や親族、友人の入廷は許されなかった。家族から何度も電話がかかってきた後、劉という弁護士が、張さんが懲役3年の判決を受けたことを家族に伝えた。年が明けて、家族は張さんが拘禁されている場所を問い合わせたが、虹橋司法局と刑務所は互いに責任を転嫁し、家族には知らせなかった。
2019年9月10日夜、虹橋西区派出所、虹橋分局、虹橋国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の十数人の警官が張さんの自宅に押し入り、家宅捜索を行い、張さんを連行した。張さんは虹橋拘置所に拘留されていた。
それから1年以上が経過し、2020年9月28日に裁判が開始される予定だったが、行われず、家族にも通知が来なかった。家族や親しい友人が裁判所に到着すると、誰もおらず電話にも出ないため、関係者を見つけると、関係者の証人が証言したがらないため、事件に関する書類は虹橋検察丁に戻されたと言われた。
さらに3カ月後の2020年12月27日、虹橋区裁判所は密かに開廷し、家族、親族、友人の傍聴を認めなかった。家族から何度も電話がかかってきた後、裁判所は劉という弁護士を指名した。弁護士から、張さんは懲役3年の判決を受けたことを家族に伝えた。
現在、旧暦の正月が近づいているが、張さんは今どこにいるか分からないため、家族はとても心配している。張さんが拘禁されている場所に入金するための手続きをしょうとしたが、虹橋拘置所に拘禁されているのか、それとも刑務所に拘禁されているのか、具体的な居場所がわからない。虹橋司法局と刑務所はコロナウイルスを口実にして、互いに責任を転嫁し、張さんに関する情報を家族に知らせていないという。