親族は中共ウイルス感染から生還した
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文/湖北省の大法弟子  

 【明慧日本2021年2月10日】娘夫婦はほかの地方で仕事をして2歳の子供と3人で暮らしています。2020年のお正月前、私たち夫婦と婿の両親は娘の家に呼ばれました。娘の家のお手伝いさんはお正月のため、実家に帰りました。それで婿の両親は孫の面倒を見るため、私たち夫婦より先に娘の家に行きました。私と夫は1月下旬に行きましたが、娘の小区の近くの旅館に泊まることになりました。

 一、親族が中共ウイルス(武漢肺炎)に感染

 そのころ、中共ウイルスはすでに武漢で全面的に蔓延していましたが、中共当局は隠蔽しており、国内のメディアは中共ウイルスは「予防および制御可能、伝染しない」と宣伝していました。婿の両親は娘の家に行く前、友人と宴会に参加していました。娘の家に到着して数日後、婿の両親は宴会の友人から「私の家族が入院した。状況は良くない」と伝えてきました。実はその前、婿の父親は1回熱を出しましたが、普通の風邪だと思って、気にしていませんでした。

 友人からの話を聞いて、家の雰囲気は緊張感が漂い、全員がマスクをしました。そのため、娘は私たちがウイルスを持っているかもしれないと思って、私と夫を家に入れず、直接旅館に泊まらせることにしました。娘は「私の家に毎日2回食事をしにきて、食べ終わったら、どこへも行かないようにすぐ旅館に戻って。子供と接しないでね」と、私たち夫婦に要求しました。このように、14日を無事に過ごして、もう大丈夫だと思いました。しかし、ウイルスが婿の両親に迫っていました。

 私たちは旅館に数日間泊まっていましたが、疫病の蔓延で当地の政府部門の郊外にあるホテルに移され、隔離されました。湖北省からの人は皆、集中隔離されました。娘は私たちのことを心配し、婿と車でホテルに会いに来ましたが、ホテルに入れず、警戒線の向こうで話すしかできませんでした。娘はその日、薄着をしていて、郊外の気温が低かったので、帰宅した後熱を出し咳も伴いました。その3日後、婿の母親も胸が苦しくて咳も伴い熱もありました。翌日に婿の母親は武漢肺炎だと診断されました。その後、婿の父親も武漢肺炎だと診断され入院しました。

 当時、娘夫婦も具合が悪かったので、コミュニティの人が娘一家3人を病院へ送りました。病院の発熱外来のところは冷水もお湯もなく、トイレもなく、部屋にシングルベッドが一つと大きいバケツが一つしかなく、部屋の温度は3℃でした。婿と孫は検査を待っていたところ、娘は先に武漢肺炎の感染者と確診され入院しました。婿と孫は検査して、陰性だったので帰宅して14日間隔離されました。

 孫が中共ウイルスに感染しなかったので不幸中の幸いです。孫は生まれたばかりのころ、私が坐禅をしていたとき、孫は羽がある天使のように見えました。孫が小さいとき、私はいつも、孫に師父の説法録音を聞かせ、『洪吟』を読んで聞かせました。それを聞いていると、孫は手足を動かして喜びました。私はしゃべるようになったばかりの孫に「法輪大法は素晴らしい」と教えました。孫を寝かせるとき、私が「法輪大法は素晴らしい」という歌を、3回歌うと孫はぐっすり寝ました。大法の本の中にある師父の写真を孫に見せ、「この人が師父だよ」と教えました。毎度、服を着替えるとき、孫は棚にある大法の本を見て、指さしながら「師父、師父」と叫んでいました。

 ですから、孫が中共ウイルスに感染しなかったのは、師父が見守って下さったのだと思います。

 二、師父と大法を信じ、自分を正す

 私と夫は当地の政府に強制隔離され、娘と婿の両親も入院し、家には婿と孫しかいませんでした。この過程で、私は情に溺れたのです。そして、私は旧勢力に隙に乗じられ、微熱を伴い全身に力が入らなくなりました。当時、ぼんやりして法理がはっきりわからなくなったので、「もし、中共ウイルスに感染しても、怖くない、絶対治るし、治ったら、法を実証することもできる」などと考えました。この考えは明らかに法に則っていませんでした。

 というのは、この前、私は婿の母親と濃厚接触したので、恐怖心が生じ、伝染することに怯え、大法に泥を塗ることを恐れたからです。その後、師父と法を思い出し、「私は大法弟子で、疫病は悪い人を淘汰するので、修煉者には関係ない。自分の人心でこんな病業のような状態をもたらした」と考え直しました。そして、私は法に照らして内に向けて「情に心を動かされ、恐怖心が生じて不安になり、自分を実証する心がある」と探し出しました。「これらの心は私ではない。旧勢力が強制的に加えたものだ。私は承認しない」と強く否定しました。

 それから、私は法を学び、多く発正念をしました。発正念のとき、体が強いエネルギーに包まれていると感じ、師父の慈悲なるご加持だとわかっていました。そして、正と邪の戦いで、邪悪は消滅され、私の体は迅速に回復しました。翌日、私は旧勢力の妨害を取り除くように発正念をして、隔離されている場所から出ることを要求しました。それを聞いた娘は私たちに病院でPCR検査をするようにと勧めました。「病院は一番汚いところで、例え病気がなくても伝染する可能性があるでしょう。私は修煉者で感染しない。心配しないで」と娘に話し、理解してくれました。

 三、親族らは全員回復

 私たちが隔離されている間、婿の両親と娘は入院して治療を受けました。私は婿の両親にショートメールで「あなた達はもう『三退』したので、神が見守ってくださる。きっと大丈夫です」と、励まし、「誠心誠意に『法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい』を念じるように」と伝えました。

 婿の父親は法輪大法を信じて、毎日念じ続け、入院して8日目、各検査の結果は正常値に戻りました。大法に対して半信半疑の婿の母親は14日入院してやっと回復できました。師父のご加護がなければ、婿の両親はこの難を乗り越えられなかったと思います。というのは、婿の両親はともに、高血圧症、糖尿病を患い、心臓カテーテルの治療も受けていたので、武漢肺炎が重症化しやすいからです。

 しかし、娘はまだ入院していました。娘は中共の党文化に深く毒害され、物質的な享受を追求し、法輪大法の真相を伝えても聞かなかったのです。今回、私は娘に「大法は末劫の時期に人を救うので、大法を信じていれば、救われる」と話し、「現在、大法しかあなたを救えない」とショートメールを送りました。

 娘は十数日入院しても、PCR検査で陰性にならなかったのです。私はがっかりして、無力感を抱きましたが、もっと法を勉強し、法で自分を正すべきだと思いました。師父は「真・善・忍という特性を持った宇宙空間は本源的に善良なものであり、人間も生まれた時は、宇宙と同じ特性を持っています」[1]とおっしゃいました。「後天的な観念が娘に法輪大法を信じることを妨害している。党文化と業力によるもの」だと悟った私は、「娘が救われることを妨害する黒い手や卑しい鬼、共産邪霊を取り除く、娘の後天的な観念を取り除く」と、発正念をしました。

 そして、娘は二十数日後に退院できました。娘はまだ完全に大法を信じていませんが、「三退」しました。中共から離脱して、慈悲なる師父に救われました。

 現在、中共ウイルスは全世界で蔓延しています。世の人々が法輪大法を理解し、早く目を覚まして大法に救われるように望んでいます。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/31/419326.html)
 
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