北京市の李淑雲さん 出所後に再び不当判決
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 【明慧日本2021年2月11日】北京市豊台区の法輪功学習者・李淑雲さんは2020年6月28日、北京永定門外派出所の警官らに連行され、北京東城区拘置所に拘禁された。李さんは懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡されていたことが最近分かった。

 北京市豊台区に住む李さんは、法輪大法を実践し、真・善・忍の基準に基づいて良い人になるために努力していたが、連行されて拘禁され、不当に判決を受けていた。

 李さんが迫害された状況は以下の通りである。

 2016年4月20日、李さんと息子の傅玉傑さんは、地元派出所の警官らに連行されて、釈放されるまでの30日間、拘禁され、迫害されていた。

 2017年3月8日、李さん、王如勝さん、崔国梅さんを含む7人が、北京の懐柔湯河口総合検問所を通過した際に法輪功学習者であることが判明したため連行された。李さんは順義拘置所で拘禁されて迫害された。4月8日、李さんは「仮釈放」で釈放され自宅に送られた。

 2017年5月13日午前5時30分頃、北京市豊台区公安局と和義派出所の数人の警官らが李さんの自宅に押し入り、李さんを連行して家宅捜索をしたところ、息子の傅さんが警官らの違法行為を止めに行って口論になった。傅さんは警官らに押さえつけられて手錠をかけられ、靴を履くことすら許されないままサンダルを履いて連行された。現在、母子2人は北京の豊台拘置所で拘禁されている。

 2017年6月19日、母子2人は豊台地方検察庁に不当に逮捕された。李さんの夫・傅連生さんは、妻子を救出するために、悲しみと精神的プレッシャーに耐えて、担当の郭岩に会うために、何度も豊台区検察庁を往復したが、様々な理由を口実にして会ってもらえなかった。何度も努力した後、やっと郭岩と会うことができた。

 2018年4月、李さんと息子の傅さんが北京の豊台裁判所で裁判を受けた後、李さんは不当に懲役2年、傅さんは懲役1年の判決を受けた。

 李さんは出所してからわずか1年後の2020年6月28日、李さんがよく行っていたスーパーで法輪功に関する資料を見つけたという口実で、北京永定門外派出所の警官らに自宅で連行された。同日の午後10時頃、李さんの家族3人も派出所に連行され、3日目の早朝まで拘束された。PCR検査のあと、李さんは北京の東城区拘置所に連行されて身柄を拘束された。

 拘置所では、コロナウイルス蔓延の時期には、入所を拒否するという情報があった。規定によると、拘置所が入所を拒否する場合は、帰宅させなければならないとのことだったが、永定門派出所の警官らはその場で大騒ぎして暴れまわり、強制的に李さんを拘置所に拘束した。

 今回の案件は北京の検察庁、公安局、裁判所が結託して李さんを罪に陥れた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/7/419632.html)
 
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