民主主義制度への執着を打ち破る
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文/米国の大法弟子  

 【明慧日本2021年2月18日】少し前のことですが、私はアメリカ大統領選挙の時、自分の心の変化や考えを書いて、明慧ネットに投稿しました。 記事を書く前に、自分が自分を戒めていたのは、自分の修煉体験を師父に報告するために書いているのであり、執着心を持って書いてはいけないということです。執筆中に何度か原稿の修正を繰り返しましたが、結局、明慧ネットに掲載されせんでした。その後、私は記事を書く過程を振り返り、執着心がないかを内に向かって探すようになり、これを修煉の向上の機会としました。

 原稿全体から見ると、基本的には他の修煉者の記事は全てそこにあり、師父の教えに従って修正しなければならない点もあります。「文章は素朴で正確かつ清らかであり、人間の情のない文章は常人には書けるものではありません」 [1]という師父の法に基づいたものではありませんでした。書く過程の中で、顕示心や自己を実証するという執着心が混じっていました。

 その夜、私は明晰な夢を見た。夢の中で私は試験場でアメリカの民主主義制度の理解についてのテストを受けていました。目が覚め、私にはアメリカの民主主義制度に執着があるのではないかと思いました。私は法輪功迫害の実態を伝える時、アメリカでは自分の信念を持ち続けるのは自由であり、アメリカという国が好きだと言うこともあり、アメリカの民主主義制度が人々の信仰の自由を保障しているという考え方もあります。今回のアメリカの選挙は、確かに人間に邪悪な共産主義の邪霊が現れた演出であると同時に、民主主義体制に対する人々の迷信を打ち破っています。

 師父は「人類の理はとても簡単で、民主の概念ではありません」 [2]「最近になって、この時期に法を正すので、多くの王が中国に転生したため、誰も王を名乗ることができなくなりました。これによってもう一つの問題が現れました。つまり、多くの異なる高次元の生命がやってきて、人間に生まれ変わったため、各民族の人間の構成を変えてしまいました。誰を王にするのでしょうか? これは本当に難しいのです。ですから、いっそのこと、旧勢力は人間自身に選ばせることにし、民主を与えました。この民主は天上から実はこの二通りの要素によってもたらされたのです」 [2]と説かれました。

 天界では聖域を支配するのは佛道神であり、伝統的な社会では君主や皇帝が領土を支配しています。今の欧米のこの民主主義体制は、旧勢力が特定の時期に按排した代替体制に過ぎないのです。将来的には、このような民主的な制度は存在しないかもしれません。アメリカの選挙での不正な現象は、民主主義体制の抜け穴や欠点をさらに世界に知らしめました。

 人間社会は、天界に帰るための修煉を可能にするために存在しているのであって、世間の人々の境遇は、業力の報いの現れであって、この民主的な制度によって世俗的な利益を求めることができるようにするためのものではありません。 神はこの世界のすべてをコントロールし、あらゆる種類の因縁関係のバランスをとられ、人間は利益に駆られて恣意的に行動することはできません。

 実際、よく考えてみると、そもそも師父が大法を説かれていたのは、この大法弟子が救われるためでした。『共産党についての九つの論評』の公開で、より多くの人が共産党の本質を見抜くことができ、救われました。師父は再び神韻公演を起動させ、鑑賞していた人たちは再び救われました。師父は様々な形式で、より多くの人を救うために、大法弟子を精錬しながら、未来の佛道神を成し遂げられています。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨三』「成熟」
 [2] 李洪志師父の著作:『二〇〇三年元宵節での説法』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/9/420073.html)
 
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