南昌市の年配者の貯金や年金が差し引かれた
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 【明慧日本2021年2月22日】(江西省=明慧記者)南昌市の法輪功学習者である王鳳英さん(79歳の女性)が今年2月1日に農業商業銀行へ定期預金を解約に行くと、貯金が5000元も減っていたことに気づいた。王さんは直ちに銀行の係員に原因を尋ねたところ、「南昌市東湖区裁判所が2020年8月に王さんの預金口座から5000元を差し引いた」と答えた。さらにまた王さんの年金も年金機構によって不当に停止された。

王凤英老人

王鳳英さん

 王鳳英さんはこれまで、その裁判所から口頭による説明や書面通知などを一切受けておらず、何故5000元も引かれたのか分からなかった。

 王鳳英さんは、以前に江西省南昌市果物食品会社(現在は贛江ホテルに属する)を定年退職した。若い頃には、仕事で頭部へ重度の外傷を3回も負った。さらには高血圧や気管炎などの病気にもかかっていた。たくさんのお医者さんに見てもらい、多額の医療費がかかったため貧しい家計がさらに厳しくなった。1996年に王さんが法輪功を修煉し始めると、脳震盪の後遺症が奇跡的に治り、他の病気も治った。それまで苛々しがちだった彼女は穏やかで優しくなり、文盲だったにも関わらず法輪功のすべての書籍が読めるようになった。

 1999年7・20の迫害が始まって以来、中国共産党(以下、中共)が法輪功を21年間にわたって残酷に迫害してきた。王鳳英さんは自分の信仰を堅持するため、法輪功が誹謗中傷されていることや迫害の真相を人々に教えたが、それによって二回も不当に拘束され、労働教養を課された(ただし二回目は「高血圧」のため釈放)。また一回は洗脳班に送られたことがあったが、2016年だけで4回連行された。

 2017年6月、王鳳英さんは法輪功の真相について横断幕を掛けたことで連行された。当時75歳の彼女は3年間の懲役刑という不当な判決を下された。王さんは江西省女子留置所で虐待され、様々な拷問を受けた。例えば、恫喝され、引っ張られ、押され、長時間にわたり立たせられたが、苦痛で倒れてしまった。頭を拳で強く殴られてひどく腫れた。拘束服を着せられて宙吊りにされたが、痛みで汗が止まらず、着ていた拘束服は汗だくになった。引き摺られ、引っ張られ、倒され、五馬分屍(ごばごろし)された。そして全身に力が入らなくなり、呼吸もできなくなった。強制的に不明な薬物を服用させられ、飲水や食事の中に不審な水薬を入れられもした。

中共监狱酷刑:抻床(“五马分尸”)
中国留置所の拷問:五馬分屍(ごばごろし)

 2020年6月12日、王鳳英さんは3年の冤罪から釈放され家に戻った。精神的にも肉体的にも重大なダメージを受けた。90歳近い旦那さんは彼女が迫害されている中で鬱々としながらこの世を去ってしまった。

 釈放されてから現在まで、王鳳英さんの年金が南昌市の年金機構に差し止められたため、王さんは辛い日々を過ごしている。雪に霜を加える(さらに悪い)ことに、王さんの貯金口座から南昌市東湖区裁判所に無断で5000元も差し引かれてしまった。

 王鳳英さんが受けた迫害については、明慧に掲載された文章『宙吊り、拘束服、薬物による3年間におよぶ迫害』をご参照ください。

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/5/419551.html)
 
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