【明慧日本2021年3月5日】黒龍江省鶏西市の法輪功学習者・王玉梅さんは2020年8月21日、鶏西市の城子河区公安局の警官らに連行された。そして、鶏西市の鶏東県裁判所から懲役3年の判決を受けていたことがこのほど分かった。王さんは上訴した。
王さんは、真・善・忍の基準で修煉している。しかし2020年8月21日、鶏西市城子河区の政法委員会(治安・司法などを統括する機関)書記の孫洪英の指示のもと、同区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関、以下、国保)の副隊長が東海鉱派出所の警官とともに、王さんが経営している理髪店に押し入った。そして物品を捜索し、王さんの自宅も、鍵を奪って家宅捜索を行った。警官らは王さんの自宅から70冊以上の本と1万4000元の現金と真相の文言が書かれた紙幣を押収した。
王さんは一夜にして、鶏西市拘置所に拘留された。2020年9月2日、鶏西市城子河区公安局国保の副隊長・金錫東は、王さんが刑事拘束されたことを家族に伝えた。2020年9月16日、王さんは逮捕された。
王さんは夫と何年も前に離婚し、息子を一人で育てていた。元夫は、王さんが連行されたことを知った後、不安になっていた。元夫はあちこちを回って、いろんな人に情報を尋ねたが、何の情報も得られなかった。元夫は口の中が大きな水ぶくれでいっぱいになった。不安から、突然の脳出血をおこし、病院の集中治療室でいったんは蘇生したが翌日死亡した。
王さんの弟は、姉が不当拘留されたことを知った後、弟は王さんのことを心配して、放心状態に陥り、仕事中に指を2本骨折してしまった。王さんの80代の父親は、娘が一日も早く家に戻ってほしいと願い、毎日泣きながら暮らしていた。
2020年12月、王さんは鶏西市の鶏東県裁判所に罪に陥られた。最近、王さんが鶏東県裁判所から懲役3年の判決を受けたことが分かった。王さんは上訴した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)