地元の邪悪を取り除くことを重視すべき
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年3月6日】数カ月前、中国共産党の「ゼロ行動」と呼ばれる、一部の地域で大法弟子を連行する事件が大規模に発生しました。多くの地域の同修が嫌がらせに遭い、私のいる地域でも同じようなことが発生しました。現在、拘禁されている同修たちは不当判決に遭い、以前、拘禁された同地域の同修も未だ救出できていません。長時間をかけて発正念しましたが、効果が現れず、そして、ようやく自分たちの問題に気付いたのです。同地域の同修たちは発正念で邪悪を取り除くことや、正念をもって同修たちを救けることを真に心がけていなかったのです。

 効果的に同修を救けるには、通常の四つの時間帯の発正念だけでは足りません。我々は法を正す時期の大法弟子なので、この最後の時期において、多くの同修を救けるには時間を作って強大な正念を発さなければならず、邪悪による凶暴な迫害を終わらせなければなりません。

 例えば、以前のことですが、ある同修夫婦のうち妻が連行され、夫は家で深夜3時まで発正念を続けました。大丈夫だと思った彼は翌日の朝、妻を釈放するよう公安局に向かいました。多少妨害はあるものの、ほんのわずかで、何の影響もありませんでした。彼は真相を伝えることを通じ、その結果、無事に妻を釈放してもらいました。つまり、我々大法弟子は地元の邪悪に向かって発正念することは十分に効果を発揮できるのです。

 我々の正念は非常に強力なものであり、全ての邪悪を取り除くことができます。中央政法委員会や「610」弁公室、国保、公安などは邪悪に操られて大法弟子を迫害しているので、その背後の邪悪を取り除けば、彼らに迫害を続ける度胸はありません。

 師父は「人間に背後の要素がなければ、あなたの言うとおりになります。あなたは修煉者で、能力を持っており、神の道を歩んでいる生命であるのに対し、相手は常人で、力がないのです。ですから、いつも表面の人間ばかりを見ないで、背後の要素を解決してはじめて、根本から問題を解決することができ、情勢を変化させ、人間を変化させることができます」[1]と説かれました。

 発正念の効果からその人の修煉状況が分かります。隣の地域の同修たちはよくできています。誰かが連行されたら、直ちに発正念リレーを始め、そして、すぐに拘禁された同修は釈放されました。しかし、私の地域で拘禁されている同修をまだ救助できていません。多くの同修は時間をかけて発正念していないのです。

 師父は我々にこの能力を与えてくださいました。この力を使って、省、市、県、村などの政府機関や「610」弁公室、国保、公安などの部門に対して強大な正念を発し、いかなる邪悪をも滅し、邪悪に操られたそれらの「公務員」を救い出すべきです。

 同じく同修である妻と私はこのことについて交流するとき、多くの大法弟子に「私」という心があることに気づきました。例えば何年か前に私が拘禁された時、妻が感じたあの辛い気持ちはほかの同修にはわからないものです。上記の女性同修が拘禁された時、夫は一晩かけて妻のために発正念することができますが、他の同修にはできないことなのです。そして、他の同修が拘禁された時、彼は妻を救助するときにように長時間をかけて発正念しませんでした。

 師父は「相手のことは即ちあなたのことであり、あなたのことは即ち相手のことです」[2]と説かれました。我々はまだできていません。

 しかし、できるだけ発正念すれば、その分の邪悪を取り除くことができ、他空間の邪悪も減るので、できるだけのことをしましょう。これも我々の威徳となるのです。同時に、「610」弁公室や政府機関、司法機関の役人を救うことも、彼らが代表している宇宙を救うこともできるのです。ですので、発正念はとても重要で大きな功徳のあることなのです。

 通常、四つの時間帯の発正念は決められていますが、それにもう5分間を加えたり、時間のある人はもう少し時間を足して居住地域の邪悪を消し去りましょう。もちろん時間の余裕のある方は自分で決めても良いと思います。

 同修の皆さん、共に頑張りましょう!  我々の強大な正念を用いて邪悪を「ゼロ」にしましょう!

 注:
 [1]李洪志師父の著作:『各地での説法十一』「二十年説法」
 [2]李洪志師父の著作:『各地での説法二』「二〇〇二年ワシントンDC法会での説法」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/26/415598.html)
 
関連文章