一部の予言が正しくない問題について
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年3月13日】世間で発生することに対する一部の予言ですが、古代から伝わってきた予言にしても、現代の功能を持った人が予言したことにしても、天象、星象、周易などに基づいて予言したことにしても、外れたり、一部正確ではないことが発生しています。なぜでしょうか。

 個人的には、広い範囲で知られている予言はあまり正確ではありません。その秘密は広い範囲に開示されることが許されないためです。比較的に正確な予言は、最初はあまり知られておらず、事後になって人々に気づかせる形式が多いのです。

 もう一つの理由として多くの予言は、旧宇宙の生命が按配し、残したものは真の法を正す過程ではありません。そのため当たる部分もあれば、外れる部分もあります。たとえば、「諸世紀」の1999年7月に邪悪が法輪功を迫害し始めた部分は正しいのですが、後の予測は正確ではない可能性があります。

 多くの学習者は邪悪を終わらせる時間が何度も先延ばしされていると思うかも知れません。個人的な悟りですが、師父は以前、大法弟子を円満成就させる問題とより多くの衆生を救う問題について語られました。人心があれば往々にして利己的で、終わらせる時間に対して焦りがちです。

 師父は「歴史の終わる日は、どんなことがあっても先延ばしされることはなく、具体的なことや、または過程に変化が現れることだけで、しっかり行わなかったことは後のことに影響しますが、全体のその時間が先延ばしされることはありません。これは師父が慈悲かどうかとは関係ないことです。実は、最後に救い済度される生命、組み立て直されたすべては私が手に入れたいものではなく、または基準に達していなければ、やり終えても無駄であり、消滅させなければなりません。あの時間を超えてはならず、救い済度されなかった生命にとって、仕方のないことです」[1]とおっしゃいました。

 また、師父は「私はこれほど大きな宇宙、これほど大きな法を説いており、もちろん中に道家のものがあり、神のものがあります。実は皆さんはまだ気付いていないのですが、中に西洋の宗教のものもあります」[2]とおっしゃいました。

 『轉法輪』を学法する中で、私の次元の範囲で最後の終わる時間や、2021年の1月に奇跡が起こらず終わらなかった原因、そして真の按配(すでに発生したことも含めて)を悟りました。次元の問題により見えたことにも限りがあります。

 予言について気にする同修は、多く学法することをお勧めします。知るべきことは自然と分かるようになり、執着する必要がありません。大法弟子が運営するマスコミで扱う予言は、常人の正念を呼び起こし、常人に見せるためです。修煉者は大法に基づいて行い、予言にこだわる必要はありません。法を正すことの按配については、高次元の神々すら知らないので、予言はなおさら不正確です。学習者として学法し、心を修め、着実に人を救うことこそ根本のことです。 

 注:
 [1] 李洪志師父の説法:『二十年説法』
 [2] 李洪志師父の著作:『長春輔導員法会での説法』

 【編集者注:この文章は筆者の個人的な観点を代表しているものであり、正しいか否かについては筆者個人が責任を負うものとし、読者は自身で判断してください。】

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/3/421518.html)
 
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