師父に手伝い人を救い、関を突破して修煉する過程
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文/中国の大法弟子口述 同修代筆

 【明慧日本2021年3月31日】私は20年にわたる修煉の中で、たくさんの体験がありましたが、ここでほんの一部を書き出し、師父にご報告すると共に、同修の皆さんと交流させていただきます。

 一、縁のある人が大法の修煉を始めた

 ある日、私は友人に会いましたが、彼女は「最近体調が悪くて、心もそわそわとして落ち着かないのよ。どうすればよくなるでしょうか?」と私に尋ねました。私が「私を信じてくれますか?」と聞くと、友人は「信じますよ」と真剣に答えました。「家にVCDがありますか?」と聞くと、 彼女は「ありません」と言いました。 私は友人に「先に帰って、家で私を待つように」と言って、 家からVCDプレーヤーと大法の内容が入ったディスク持って彼女の家に行きました。

 私はVCDをセットして「風雨の中で天地行き」を流しました。そして友人に「何も考えずに見るだけにして、終わってから話し合いましょう」と勧めました。彼女が集中して見れるように、私は側でじっとして何も言いませんでした。

 見終わると、友人は私に感想を話してくれました。「とても感動しました。大法弟子は本当に素晴らしい。それに対して、中国共産党(以下、中共)はとても悪過ぎます!」と言った後「不思議なことに、見ている時、胸のところに3つの点があり、それが下へと伸びて3本の柱に変わり、さらに下へと伸びていくのを感じました。心がパッと明るくなり、とても気持ちよかったわ!」と喜びを隠せませんでした。

 最近、友人は近所の人とトラブルがあり、ストレスが溜まってうつ病になりそうな状態でした。「このVCDを見てよかった!」と言ってくれました。

 それからしばらくすると、友人はすっかり元気になりました。私は友人に「大法の真相を分かって、あなたは受益しましたね。大法を学びたいですか?」と聞くと、「学びたいです!」と躊躇なく答えてくれました。私はその場で五式の功法を一気に教え、それから1冊の『轉法輪』を買い求めてあげました。友人は「これから毎日煉功をします」と言いました。

 このようなきっかけで、大法と縁のあった一人が修煉の道を歩み始めました。

 二、90度に曲がった高齢者(70代女性)の腰がまっすぐになった

 私は、ある市場で法輪功迫害の実態を伝えている時、東北出身の高齢者(70代)に出会いました。穀物売り場の前で、米を見ているその高齢者は杖をついていて、腰が90度ぐらいに曲がっていました。

 私は近づいて話かけました。「おばあさん、腰はどうされましたか?」と尋ねると、「腰も足も痛くて大変です」と返事した後「私はイエスを信じていますが、毎日跪いて拝んでもぜんぜん効かないんです」と言いました。それを聞いて、私は「私にはいい方法がありますが、信じてくれますか?」と聞きました。おばあさんは、すぐに「信じます!」と答えました。「それは毎日『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を唱えることで、病気が治るだけではなく、災難からも守られるのです。唱えれば唱えるほど健康になります」と伝えました。

 おばあさんは「分かりました。必ず唱えます」と言って、プラグインして電源とつながったかのように、自然に信じました。そのおばあさんは、字が読めないため、私は心からの九文字が書かれた大法のお守りを渡しながら、読み方を教えました。「本気で唱えると、必ず効きます」と強調すると、おばあさんは宝のようにお守りを両手で持ち、感謝しながら去りました。

 しばらく経って、私は再びその市場に行き、また前日のおばあさんに会いました。驚いたことに、90度ぐらい曲がっていた腰はまっすぐになり、まるで別人のように見えました。                                    私は急いて近づき、おばあさんの手を握って「おばあさん、良くなりましたね!」と話すと、おばあさんは「お陰様で、見てごらん、ちゃんと治ったでしょう?」と嬉しくて仕方がないようで、笑いが止まりませんでした。

 「私は毎日、時間があれば『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を唱え続けています。歩く時も、ご飯を作る時も、寝ている時も何も考えずに、これだけを念じていました。知らず知らずのうちに、気が付いたら、なんと腰がまっすぐになりました!」と言いました。

 私は「あなたが心から信じ、そして誠心誠意に唱えたため、大法の師父はあなたを助けてくださいました。師父に感謝すべきです」と説明すると、おばあさんは「今、私はどこも痛くないです。本当に法輪大法の師父に感謝します! 本当にありがとうございました」と何度も感謝しました。私はさらに「おばあさん、あなたは受益しました。この大法の福音を身内や近所の人に広く伝え、皆が受益できるようにしてください」と勧めました。おばあさんは「もちろんですよ、私はすべての人に心からの九文字のことを教えています」と真剣に言いました。

 三、正念を持って危険から抜け出す

 ある日、市場で法輪功迫害の真相資料を配っている時、突然、30~40代の男2人が、私を見ているのに気づきました。私は先ずは止めて、彼らが過ぎ去ってから続けて配りました。しかし、十数部しか配っていないところで、先程の男にいきなり服を掴まれました。私は抜け出そうとしましたが、どうしても抜け出せず、切迫した状態の中で心から「師父、助けてください!」とお願いしました。

 当時、私たちは建築中の2階建の建物の下に立っていました。私を掴んでいた男は「やっとお前を捕まえたぞ。今すぐ通報してやる!」と威嚇しました。

 私は、この人は中共の偽りの宣伝に騙された人で、彼の善の心を啓発し、彼を救うべきだと思い、やさしい口調で「私が配る小冊子はあなたを含む大勢の人の命を救うものです。読んでみると分かります。それはあなたの素晴らしい未来につながります」と伝えました。しかし、男は「何が素晴らしい未来だって。俺は何も信じない」と言いながら、手を放そうとしませんでした。その人の様子を見て、救われなくても、大法に罪を犯させるわけにはいかないと思いました。

 膠着状態になっている時、2階で施工している作業員が「下にいないで、速く離れなさい! 危険な目に遭っても、責任は取らないよ」と叫びました。私は男に「手を放しなさい! 何か問題があれば、あなたはすべての責任を負わなければなりません!」と厳しい態度で命じました。すると、男はすぐに手を放しました。危機の中で、師父は私を守ってくださり、大法には威厳な一面もあるのです。

 ここは車道から10メートルぐらいの距離で、道路は交通渋滞が発生したため、すべての車両が動けなくなった状態で、まるで空間場が静止したかのようでした。私は素早くその場を去りました。師父が側で私を守って下さったと思うだけで、暖かい流れが全身に注ぎ込まれるように感じ、思わず涙がこぼれてきました。まさに「修は己にありて、功は師にあり」 [1] でした。

 四、4日間で病業の関を乗り越えた

 作年、私は息子の家に行って孫の子守をしました。夏のある日、私は突然身体の中のあちこちに気の流れを感じ、全身に違和感があり、やがて身体を触るだけでも痛みが走り、座ることも、横になることも出来ず、立つことしか出来ませんでした。少しでも動くと、痛みが激しくなり、とうとう我慢できず、「あー! お母さん、お母さん」と叫びました。ふと、「この状態は正常ではない、認めてはならない。根本から否定して取り除くべきだ」と気づき「お母さん、お母さん」と叫ぶことも人心と人間の観念であり、邪悪が私の修煉中の足りないところを利用して、私を迫害しているに違いないと思いました。「私は大法弟子です。師父が認められないものは私も認めません。すべてが仮相であり、私は必ず邪悪の按排に打ち勝つことができる!」と正念を強めました。

 私は学法を始めました。その日、『轉法輪』を4講学びました。大法は私の心を開いてくださり、師父は「もう一つの状態は、煉功する時、気がどこかで塞がって行き詰まったり、頭のてっぺんにとどまってしまったりすると、人は怖くなってしまいます。人間の身体は一つの小宇宙ですので、特に道家の功法では、関を通過する時に、そういう厄介なことが起こるものです。うまく通過できなければ、気がそこにとどまってしまいます。頭のてっぺんだけではなく、他の場所でも同じように起こりますが、最も敏感な場所は頭のてっぺんです。頭のてっぺんまで上がってきた気が、下おりようとしても関を通過できない時は、頭が重く感じられたり、割れそうに感じたり、まるで厚い気の帽子でもかぶっているかのような感じがしたりするのです。しかし、気というものは何の制約力もなく、人に面倒なことをもたらすはずがないので、病気などを引き起こすことはありえません」 [1] と説かれました。豁然として悟り、気持ちがぱっと明るくなりました。身体中の気の流れは何でもない、私に何の作用も起きませんと心を放下すると、身体の状態はすばやく快復しました。

 どうしてこのような事が起きたのかと、私は内に向けて探して見ると、嫁とのトラブルの中で、自分のたくさんの人心が暴露されました。私は自分を修煉者ではなく、一家の家長と見なしており、闘争心や怨恨心、嫉妬心、虚栄心、それに褒められるのが好きなど良くない心をたくさん見つけました。私は師父に「これらの心は本当の私ではありませんので、要りません!」とお願いしました。

 病業の仮相はこれらの人心によってもたらされたものです。すべてのトラブルは私の修煉の階段であるので、嫁は私の向上を手助けしてくれているのです。感謝すべきなのに、逆に怨んでいました。このことを認識してから、私は自分を修煉者として厳しく律するようになりました。それから嫁が私の気に障るようなことがあっても、先ずは気にせず我慢し、それから自分には良くない心があったのではないかと内に向けて探し、一つ一つの人心を見つけ出して一歩一歩修めていくと決意しました。

 このように考えた時、たった4日間で病業の関を乗り越えました。

 今回の経験は私に深刻な教訓を与えました。それ以降、嫁の態度がどんなに悪くても、私は心が動じず、穏やかな心と笑顔で接し、嫁をさらに大切にしました。私が変わると、嫁にも変化が現れ、家庭の雰囲気も睦まじくなりました。

 師父に手伝い、法を正す時期も最後になりました。私は必ず師父のお教えに従い「三つのこと」をよく行い、自分の誓約を果たし、真の故郷に帰ります。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/20/418723.html)
 
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