文/吉林省の大法弟子
【明慧日本2021年4月1日】姉は不治の病を患っていましたが、治療費も出せなかったので大法の修煉に入りました。修煉後、姉のすべての病気が治りましたが、義兄と甥はいつも大法を認めず、文句ばかりを言っていました。修煉してから7年後の2020年の春、姉に病業が現れました。家族から病院に行くように言われましたが、姉は最初行かないと言っていましたが、後になって少し躊躇するようになり、いつも私に電話して聞いていました。私は姉を励ますしかないと思いましたが、姉の息子は特に私に対して強い反感を持っており、義兄も息子の味方をしました。
姉は、家でずっと義兄の言いなりになっており、殴られたり叱られたりして、ついに病院に行くことにしました。姉と私は同じ村に住んでいるので、甥は姉が入院中よく私の家に来て、気が狂ったように激怒し喧嘩を仕向け、まるで私が姉に病院に行くなと言ったかのように、私を刑務所にいれてやるとまで言いました。
姉は数回入院しても治らなかったので、家に帰って薬を飲みながら煉功をしていました。甥は姉に無理やり薬を飲ませていましたが、次第に姉の体は弱り支えきれなくなりました。その頃、義兄は突然末期の肺がんだと診断され、数カ月後には歩くのも困難な状態になりました。
私は、義兄が大法の悪口を言っていたので、このようになったのだと思いました。 姉の家に行って見舞いをしたかったのですが、彼らのことを考えると、私を見たらもっと怒らせてしまうのではないかと思い、この観念に阻まれて行きませんでした。
2021年の正月、他県でバイトをしている夫が帰ってきて、「義兄の見舞いに行きたい」と言いました。行く前に「義兄を救うためには、人間の観念を捨てなければならない!」と思い、それを取り除くため師父にお願いをしてから、夫と出かけました。そして義兄の様子を見てから自然に話しかけました。
姉はいつも義兄に、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念じるように教えており、私も「求める心を抱かずに、心を込めて念じるように」と励ましました。また、法輪功迫害の真相を伝えるビデオを見せたところ「見る気になれない」と言われました。そして、私は義兄に「師父を罵ったことがありますか?」と聞いてみました。「ない」と答えました。「悪口を言ったことはありますか?」と聞くと、「うん」と答えました。師父に許して頂くために、「厳粛にお詫びの声明を代わりに書いてもいいですか?」と確かめたところ、彼は「はい」と答えました。
数日後、姉夫婦は都会に住む娘の家に数日泊まることになり、私に「行ってみないか」と声をかけてきました。その時、姉が前より元気になったのを見て、義兄がまだ三退をしていないことを思い出し、三退を勧めました。義兄は脱退に同意しました。私は「法輪大法は素晴らしい」を念じて回復したいくつかの例を挙げ、義兄に自信を持つようにと励ましました。
今日、姉に電話して状況を尋ねたところ、姉は嬉しそうに話してくれました。義兄が娘宅から帰ってきてからの2日間は目を開ける気力もありませんでしたが、ある日の夜、夢を見たというのです。夢の中で、義兄は何人かに引っ張られて天国に行き、巻き毛の如来佛が見え、その下に大勢の人が座っていました。義兄が座る場所を探してみると、隅の方に席があったので、座ろうと思ったその瞬間目が覚めたそうです。姉はそれを聞いて、嬉し涙を流しながら「師父があなたの面倒を見て下さっているのです」と言ったそうです。その日から、義兄の体調は日に日に良くなり、今では外の正門まで歩けるようになり、食事も以前より美味しく食べられるようになっていると話しました。
今まで義兄が救われなかったのは、私の観念のせいであり、まだどれほどの観念を持っているかに気づいていないかもしれません。つまり、まだ多くの衆生が救われていないのは、大法弟子自身の様々な観念に阻まれているからではないかと、嬉しさの一方でそう思いました。修煉ができていないことは自分自身のことだけでなく、本当に衆生を壊滅させているのです。
【編集者注:この文章は筆者の個人的な観点を代表しているものであり、正しいか否かについては筆者個人が責任を負うものとし、読者は自身で判断してください。】