大法を理解していない人にも優しく接すべき
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年4月16日】以前、大法を誹謗中傷する人や、大法を理解していない人の話を聞くと、邪悪の要素がまたもや人の口を利用して毒を撒き散らしていると思いつつ、心の中では恐れを覚えてしまいます。また、「なぜ大法を理解していない人が未だにこんなに多くいるのか? こんなに大々的に大法を誹謗中傷すれば、真相を伝えることはますます難しくなるのではないか?」と考える中で、そのような人たちに対して敵意と反感を抱くようになりました。

 今日、『轉法輪』第六講を読む過程で、新たな認識を得ることができました。師父はこのようにおっしゃっています。「気功と聞くと、すぐ内心で嘲笑し、迷信だ、馬鹿げていると思うような、頑なな人がいます。あなたが気功のさまざまな現象を聞かせると、あなたのことを、なんて愚かな者だとさげすむのです。このような人はもとより頑固ですが、根基が良くないとは限りません。根基が良ければ、煉功しようと思い立つと、天目が高い次元まで開き、功能も持つようになるかも知れません」[1]

 そこで私が悟ったのは、大法を理解していないからといって、その人が必ずしも道徳の面で堕落しているとは限らず、中共邪党に騙されて神を信じられなくなっているだけで、心が優しく根基もよいかもしれません。では、なぜそのような人を見ると反感を抱くのでしょうか? 怨みや反感を抱くどころか、その人の良い面を見て、発正念をして背後にある邪悪の要素を解体させ、慈悲を持って彼を救うべきです。それ以降、私は大法を理解していない常人に対して反感を抱かなくなり、優しい気持ちで接していきながら内に向けて探し、十分に精進していない自分を恥じていました。

 実際、大法を貶める記事を目にし、大法を誹謗中傷する人の話を聞くとすぐに恐れる心が生じてしまうのは、大法を十分に信じていないからです。また、今日の人々が再び神を信じるようになることや、真相を聞き入れることに対する確信が足らず、迫害に遭うことも恐れていました。プラスの要素に対する自信がないため、真相を伝えることに無関心になり、話す勇気さえ失いました。これは世間の仮相に惑わされ、人々の鈍い反応を重く見てしまった心理の表れです。

 無神論は中共による常人への洗脳です。洗脳された常人の言動はまた、大法弟子の信仰心を試す邪悪の企みではないでしょうか。常人が迷いどれほど深く迷い込んでいても、さまざまな宣伝機関がどれほどの嘘偽りを作り出していても、大法弟子は常に正念を保ち、善の念と自信を持って真相を伝え続けていくべきです。何度も話を聞くうちに、深く迷い込んでいる常人も自然に分かってくるでしょう。

 僅かな悟りに過ぎず、法に符合しない部分があれば、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 【編集者注:この文章は筆者の個人的な観点を代表しているものであり、正しいか否かについては筆者個人が責任を負うものとし、読者は自身で判断してください。】

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/12/423235.html)
 
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