【慶祝513】家族は中共の嫌がらせを二度と恐れない
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 文/黒竜江省の大法弟子

 【明慧日本2021年4月20日】私は法輪大法を20年以上修煉しています。20年以上の修煉で、大法が私と家族のことをとても豊かにしてくださいました。以下では「私が中共の警察に嫌がらせを受けた時、家族の最初の恐怖から、私の修煉を積極的に肯定するまで、最終的に大法のすばらしさを面と向かって実証できるようになるまでの変化の過程をお話しします。

 2018年4月、私たちのコミュニティを管轄している警察の人が私の夫に電話をかけ、その警官はXXの警察に所属している者だと言い「あなたの奥さんは法輪功を修煉していませんか、現在私たちは奥さんがまだ修煉しているかどうかを調べています」と言いました。夫はその警官に「修煉していません」と言いました。

 その時私は家におらず、帰ってきた時、夫の表情がただ事ではないのに気づき、そして夫は私にとても不機嫌そうに「お前は警察に見張られている、彼らが電話してきて、お前が法輪功を修煉しているかどうか聞いてきたぞ」と言いました。私は「あなたは何と言ったの?」と聞きました。夫は「お前は修煉していないと言った」と言いました。その時私は不安になり「修煉していないとは言ってはいけません! それは私が師父を裏切り、大法を裏切ることを意味します! 二十数年もの間、彼らがどんなに抑圧し迫害しようとも、修煉しないという念が動いたことはなく、大法を私は最後までしっかり修煉しなければなりません。私の今日の健康は大法から与えられたもので、私たちは感謝の気持ちを忘れてはなりません」と言いました。

 夫は「お前が迫害されるのが怖いんだ。それに、修煉していないというのはお前が言ったわけじゃあない、俺は彼らの相手をしただけで、お前が言ったわけではない」と言いました。私は「それでもだめです、師父は『一人が煉功すれば、一家全員が受益する』」[2]と説かれました。あなたは受益者であり、あなたの長年の胃の病気は回復し、腰椎間板ヘルニアは治癒し、仕事でも何度か危険に遭遇しましたが、結局間一髪で助かり、あなたも師父が守ってくださったことに感謝しており、しかし私たちがちょっと圧力をかけられただけで大法を離れてしまうのでは、これでは大きな業を作ってしまいます! あなたは法を実証するべきですが、師父に申し訳ないことはできず、大法に申し訳ないことはできないのですから、あなたのために、あの警官のためにも、私はこの言葉を修正しなければなりません」と言いました。

 夫は「どうやって修正するんだ?」と聞きました。私は「電話して彼を呼び出すので、あなたは彼の電話番号を調べてください」と言いました。夫は電話番号を調べたり、私に電話をさせませんでした。私は夫に「私はこの出来事をこのように過ごすことは絶対にできず、私に電話させてくれないのなら、私は自分で彼に会いに行きます」と伝えました。私がこのように言うのを聞いて、夫は私を止めることができないと見て、電話番号を調べ、私は「心配しないで、私は善意を以って彼に伝えますから」と夫を慰めました。

 電話をかけ、私は「こんにちは、そちらはXX警察署の警官の方ですか?」と言いました。警官は「そうです」と言いました。私は「あなたは今日の午前中に私の夫に電話をかけませんでしたか? 私が法輪功を修煉しているかどうか聞きましたか?」と言いました。警官は思い出したようで、「はい、そうです」と言いました。私は「あなたに伝えなければならないのですが、私は法輪功を修煉するのをやめるわけにはいきません」と言いました。警官は私の話に割り込んで「そうなんですか、明日私はあなたの家に行きますので、会って話しましょう」と言いました。私は「あなたたちに来ていただいて迷惑をかけるわけにはいかず、忙しいでしょうから、やはり私が行きます」と言いました。

 翌日私は警察へ行きました。警察に着くと、私は事務員に「XX警官はいらっしゃいますか?」と聞き、事務員は「2階にいます」と言いました。2階に上がると私は再び「XX警官はどの部屋にいらっしゃいますか?」と聞きました。警官は声を聞きつけて出てきて、私は礼儀正しく「あなたはXX警官ですか?」と聞きました。警官は「そうです、入ってください」と言いました。警官は私に座るように言い、私は警官に「夫の言葉は私を代表できません」と伝えました。私のこの言葉を聞いて、警官は立ち上がり「別の部屋に行って話しましょう」と言いました。別の部屋に行くと、警官は善意を以って「この部屋にはカメラはありません」と言いました。私は笑いながら「XX警官、法輪功は私にとってとても重要であり、修煉しないわけにはいかず、もしこの功法を修煉しなければ、私はとっくにこの世にはいない可能性があります。あなたは、尿毒症は今の医療水準で治ると思いますか? あなたも私の今の体がとても健康であることを見て取れるはずです」と言いました。警官は「この点は私は信じています」と言いました。

 警官は再び「あなたたちのあのXXさん(法輪功修煉者)を知っていますか?」と言いました。私は「その人は知っていますが、接触したことはありません」と言いました。警官は「私は友人ですから、多くのことはみな知っています」と言いました。私は「それならあなたは脱党しましたか?」と聞きました。警官は直接回答しませんでしたが「私があなたに少し話せば、あなたはすべて理解できると思いますが、今もし人々がみな法輪功を修煉したら、私たち警察は要らなくなります」と言いました。私は警官が真相を理解していることに喜びました。警官は私を外に送り出す時に「これから私に何かお役に立てることがあれば、遠慮せずに私のところに来てください」と言いました。私は警官に感謝し、警察を出て行きました。

 家に帰り、私はこの経過を夫に一通り話し、夫の緊張した心はリラックスしました。私は夫に「私は警察に行く途中でずっと『汝に恐れ有らば 它は直に抓む 念を正しくすれば 悪は直ぐに崩れる 修煉の人 法を持っており 正念を発すれば 爛鬼炸さく』[1]という師父の法を暗唱しました。私たちが正念正しく行えば、師父は見守ってくださいます。決して中共の迫害の謀略を成就させてはなりません」と言いました。

 2019年4月のある日、夫は一本の電話を受け、その時私も家におり、夫が「こんにちは」と言うのが聞こえ、それから夫はずっと相手が何か話しているのを聞いていました。すると、夫が穏やかな表情で相手に「私たちは二人ともこの年齢で、体の健康は最も重要で、彼女が修煉しないなんてことができるでしょうか?!」と言うのを私は耳にしました。ここまで聞いて、どのようなことなのかを私は理解し、それから夫が「うん、うん」と答えながら「では、失礼します!」と言うのが聞こえました。私は「誰から電話で、何の用事ですか」と聞き、夫は「また警察で、やはりいつものことだ、今回は俺は彼らに『修煉しないわけにはいかない』と伝えた」と言いました。私は「そうです、私たちは良い人であり、間違っておらず、正々堂々とすべきです」と言いました。

 2019年12月初め、夫はまた一本の電話を受け「コミュニティからだ」と言い、市政法委員会がコミュニティに任務を与えおよそコミュニティの一定の地区の団地で法輪功を修煉している人はみな会って話をしなければならず私たちにも来てほしい、ということを言っていました。夫は「今は用事で忙しいので、少ししたら電話を掛け直します」と言いました。夫は電話を切って私に「政法委員会はコミュニティにお前と話をするように要請したらしいが、行くのか?」と言いました。私は「どこに居ても法を実証し、いつも真相を伝えますので、私は行きます」と言いました。夫は「それなら私も一緒に行こう」と言いました。私は同意し、さらに夫を励まして「私たちは最も正しく、一正が百邪を圧します」と言いました。

 私たちは歩きながら交流し、今回は夫が本当に変わったことに気づき、以前私が嫌がらせに遭うと、夫は心配し、どうしようもなくなり、顔を曇らせていましたが、今回は夫が私と一緒に笑うのを見ました。まもなくコミュニティーに着く時、夫は「お前は俺たちが最も正しいと言わなかったか? それなら俺たちはもっと精進しなければいけない」と言いました。

 私たちはコミュニティーに入って行き、そこのコミュニティーの書記はすでにそこで待っており、夫が先に口を開き笑いながら「私たちに会って何の話があるのですか?」と言いました。コミュニティーの書記は「これは政法委員会から割り当てられた任務で、あなたの家では法輪功を修煉している人はいませんか? それを調べるだけで、まだ修煉しているかどうかを見るだけです」と言いました。私が話そうとすると、夫が先を争うように「彼女の尿毒症は法輪功を修煉してよくなり、二十数年間で一粒の薬も飲んだことがありません、あなたは信じますか?」と言いました。コミュニティーの書記は「あなたたちはそう言いますが、国は修煉を認めておらず、すべて邪教に指定されています」と言いました。私は「公安部が定めている14種類の邪教の中に法輪功はなく、インターネットでも確認できます。法輪功を迫害することは法的根拠がなく、将来必ず説明責任を負わされます。法輪功の理念は『真・善・忍』であり、この三文字に基づいて行えば、社会の道徳はよくなるのではないでしょうか? あなたたちが行うコミュニティーの管理もうまくいきますよ。私たちがどういう人かは団地に行って詳しく知ることができます」と言いました。

 コミュニティーの書記は「わかりました、家で煉功し、外に出て宣伝しないでください」と言いました。私は「宣伝という言葉は誇張で、たとえば私たちが今日このように話した方式で、話している間に私が法輪功を修煉して病気がよくなったことをあなたは知り、これは特別な宣伝ですか? さらに、たとえば私が親戚や友人の間で体の健康について話し、そこで私が彼らに『私は二十数年間で一粒の薬も飲んだことがなく、なぜなら病気がないからです』と伝え、そこで彼らは必ず『あなたはどうやって体調管理しているのですか?』と尋ねてきます。私は自然に彼らに『法輪功を修煉して健康になりました』と伝えなければなりません。これが宣伝だと思いますか?」と言いました。ここまで聞いて、コミュニティーの書記は「私の言い方が間違っています」と言いました。私は「そんな風に思わないください」と言いました。夫も私たちが会ったのは縁で、誰が負けて誰が勝ったとかは関係ありません」と言いました。

 コミュニティーの書記は「あなたたちが来た証明として、写真を撮りましょう」と言いました。コミュニティーの書記は人を一人呼び、携帯電話を取り出して写真を撮ろうとし、私は「だめです」と言い、夫も「写真を撮ることはできません」と言いました。私たち二人は立ち上がり「写真を撮るのであれば、私たちはすぐに帰ります」と言いました。コミュニティーの書記は「それならいいです」と言いました。再び私に対して「この用紙にサインしてください」と言いました。私は「絶対にサインできません、将来法輪功の冤罪が晴れた時、あなたが私の迫害に加担した証拠を残してしまい、それならあなたに害を及ぼすことになりませんか?」と言いました。最後にコミュニティーの書記は「サインしないならしなくてもいいです」と言いました。さらにこの種の仕事を受けるのが一番いやだとも言いました。夫は「あなたが善良であることを見て取ることができ、良い人は報われます」と言いました。私たちは和やかな雰囲気の中でコミュニティーを後にしました。

 今回の経験を通して明らかに見て取れたことは、夫の恐れの物質がなくなったことでした。20年以上にわたる中共の狂ったような迫害で、私たちの家族は私たちのために多くのことに耐え、家族は本当に心の中で苦しい思いをしました。しかし大法弟子として、私たちは正念を正しく行うことを通じて家族の正念を喚起する責任があり、邪は正に勝てないという天理を家族に本当に理解させる責任があり、私たちはともに迫害に抗議し、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」ことを共に実証します!

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「恐れ無し」
 [2] 李洪志師父の著作:『オーストラリア法会での説法』

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/15/404937.html)
 
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