【明慧日本2021年4月21日】パリの法輪功学習者(以下、学習者)は3月21日の午後、サンミッシェル広場で煉功をして、人々に法輪功迫害の実態を伝え、迫害停止の署名を呼びかけるイベントを行った。外出を制限されている期間にもかかわらず、多くの通行人が立ち止まって詳しい状況を聞き、理解を示し、そして中国共産党(以下、中共)の暴行に対して憤りを表し、法輪功に対する迫害は人類の尊厳に対する侵害だと語った。
春になり、パリはまた外出制限の期間に入った。中共ウイルスの感染爆発以来、第3回目の外出制限が出された期間である。以前のサンミッシェル広場は多くの人々で賑やかだったが、今は特に落ち着いており、車両や通行人も大幅に少なくなった。しかし屋外で活動している人々はここを通っている。通行人は以前のように急いで通り過ぎるわけではなく、パネル資料の前で立ち止まって法輪功の情報を細かく見たり、法輪功の情報を聞いたりし、そして法輪功迫害の制止を支持し、署名をした。
パリのサンミッシェル広場で迫害停止を呼びかけるイベントを行う学習者たち |
署名をして、学習者に対する迫害停止を支持する通行人 |
中共が法輪功を迫害するのは、人類の尊厳に対する侵害である
署名をして、中共の法輪功に対する迫害を非難したネイサーさん |
ネイサーさんはクリエーションデジタル会社のマネージャーである。中共が法輪功を迫害し、また学習者に対する生体臓器狩りで利益を得ていることを知り、ネイサーさんは大変、驚き憤慨していた。ネイサーさんは「これは人権侵害で、自由に対する侵害です。真・善・忍は、私達すべての人が従うべき価値観と人の生きる道です。この迫害は卑劣で、非人道的な行為で、私達のこの地球上に存在するべきではありません。特にこれらの人は佛家気功の修煉者で、清らかな人です。この人達に対する迫害行為は、本当に極めて悪すぎます。人類の尊厳の侵害です」と言った。「中共は独裁政権であり、従うべきいかなるルールもありません」
ネイサーさんは「各国の指導者は人類にとって何が最も重要であるかについて、改めて考えるべきです」と話した。
「中国は独裁統治国家で、このような制度の下で人々は自分の意見を話す権利はなく、必ず統治者について行かなければなりません。人々は必ず国家の願望を受け入れなければなりません。独裁はこの世界に存在すべきでないのです。人間として、すべての人は皆周囲の人、隣近所の人、家族、友達、同僚のことを考慮する必要があります」
ネイサーさんはまた「学習者のこのような抗議行動はとても良く、『堅持していこう』と私達を励ましています」と語った。
迫害は永遠に続けることはできない
オーレリーさん(女性)は医者である。真・善・忍を修煉している中国の学習者が迫害されていることを理解し、彼女はまったく信じられない様子で、心にとても大きな衝撃を受けた。「私は理解できません。人々は心身の健康を望み、善意を持って人に接していますが、中国では全てにおいて逆であり、理解できません。人類は皆、他人に対して、善良に対応する必要があると感じました」
オーレリーさんと同業の夫はこう話した、「私は中国人が自分で自分を救わなければならないと思います。中国人はすでに行動し始めている。中国人は情報を獲得することができ、ほかの国家でどんな事が発生したかを知っており、中国人は今まで自分の経験して来たことが正常ではないことを知っています。必ず変えるでしょう。迫害は永遠には続きません。終わりは時間の問題であり、事態は変わると思います」
共産党は人道に反する
エルダーさんはウズベキスタン人である。彼はウイグル族の人々が中国で迫害されていることは知っていたが、法輪功が迫害されているのは初めて聞いたと言った。「迫害は恐怖で、その上このように悲惨です」。彼はとても驚いていた。
エルダーさんは1976年に生まれ、幼少期と少年期を旧ソ連共産党の統治下で過ごした。その年代は非常厳しく、閉鎖的であった。エルダーさんは「共産党は独裁統治で、人道に反しています」と良く理解している。