中共を認識した人々が相次いで「三退」
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 【明慧日本2021年4月20日】中国南方の高校教師である王先生と羅先生夫妻は、2020年7月26日、海外のウェブサイト「大紀元時報」で発表した三退声明の中で、次のように述べた。「私たちは結婚して以来、何度も共産党からの脱退を話し合ってきましたが、職場で脱党を申し込むと様々な圧力を受けることになり、かといって退党しなければ心が安まらず、落ち着きません。かつて洗脳されて訳が分からないうちに入った中国共産党(以下、中共)を脱退しなければなりません」

 もう一人は軍人を退役後、炭鉱に務め党歴40年の労働者である。彼は退職手続きをしていた2004年の時点で、共産党からの脱退を明確に会社に申し込み、「共産党は短命な政党で、絶対に長続きしない。後に共産党が消滅するとき、自分の子供や孫が巻き添えにならないように、獣の印を消すために脱党したのです」と述べた。

 中共の実態が分かった人々は、「共産党は短命な政党だ」、「共産党に加入すれば汚職官僚になる」、「共産党は良い言葉を語り尽くし悪事をし尽くしている」、「今は騒ぎ立てているが将来の清算に気をつけよう!」などのメッセージを書き残して 次々と「三退」を選んだ。

 歴史研究者の願い「中共が歪曲した歴史を正して欲しい」

 2020年5月8日、北京の文長蘇氏は、大紀元時報ウェブサイトに三退声明を発表した。その中で「私は歴史研究者ですが、かつて戦争に参加した国民党の退役軍人数人と、何人かの上級将軍の福利厚生のために、彼らの尊厳と生活のために奔走していました。これらの民族の英雄たちは皆、中共にとって階級の敵であり、社会の底辺で暮らす人たちです。 私は歴史を通して現代人を目覚めさせたいと思っていますが、しかし中共の統治下では、近代史の真実でさえ人々に示されず、これはとても悲しい事です。自分ができることはあまりにも少なく、本来の価値を発揮できていないように感じました。 今にして思えば、一番目覚めなければならなかったのは自分自身だったのかもしれません」

 「もうすぐ6月4日になります。1989年6月4日から31年が経ち、子供も中年に差し掛かり、今では彼にも子供がいます。私は6月4日に六部口に行き、実弾が詰め込まれた銃を持った兵士たちをこの目で見ました。 子供たちから6月4日についてどう思うかとよく聞かれますが、私はいつも無力感に苛まれています。その当時の私は、私の子供たちの今の年齢で、自分にも子供が生まれ、情熱もありましたが、しかし最終的には沈黙を選びました。私の子供たちが私の年齢になったときに、私と同じように後悔してほしくないし、小さな孫たちには、言論の自由のない、洗脳された機能不全の社会で生き続けてほしくないのです」と述べた。

'“六四”,北京六部口'

「六四天安門事件」北京六部口の写真

 「私は最近、法輪功の関連資料を読み、中共の異なるイデオロギーに対する迫害があらゆる手段で行われ、いかに残酷であるか分かりました。そして法輪功学習者(以下、学習者)の不屈で非暴力の抵抗を知り、大きな感動を覚え、心が打たれました。 私は以前、学習者に偏見を持っていたので、彼らに謝らなければなりません。この度の疫病は、中共の終末的な狂気、嘘と隠蔽、他国の国難を金儲けにし、自分の過ちを他人に押し付け、ニュースでの罵倒などを見せてくれました。 これは歴史から見れば、まさに王朝が滅亡する前の理性を失い狂った「絶滅」と一致しています。自分と子供のために、私は幻想を完全に捨て、中共のすべての組織から脱退します。 歴史、人々、さらには全世界は中共に対する正義なる大審判を行うはずで、私が生きている間に、中共によって歪められた歴史を修正し、後世に真実を伝え、貢献したいと思っています」と歴史研究者は語った。

 「こんなに巨大な国家がこのような馬鹿げていることをするとはショックだ」

 2020年3月23日、遼寧省の宇竹氏は声明文の中で、「子供の頃から無神論の教育を受けてきたことに深く影響され、一心に共産党を敬虔に信じていました。かつて教科書の内容を信じ法輪功を憎み、学習者を極めて理不尽な方法で通報したこともありました。その後、体調を崩して多くの病気を患い、病気がひどくなると手当たりしだいに医者に診てもらうという気持ちを、自分を戒める心で学習者に勧められた『法輪大は素晴らしい!』を唱えました。その結果、本当に奇跡が起き病院が言う一生治らない、いくつかの病気が消え去りました。真心を込めて法輪功と法輪功の師父に感謝いたします」

 「その後、学習者から法輪功とは何かを聞いて、ウェブサイトを見ました。 理知的に考えた結果、こんな巨大な国がこのような馬鹿げていることをしていることに、深いショックと恐怖を感じました。今日、ネット封鎖を突破して閲覧していたら、『私は脱党したい』と言うリンクを見ましたので、なぜか嫌な気分になりました。共産党は法輪功を迫害し、14億人を毒害しましたが、法輪功の恩恵を受けた私は真実を理解した状況下で、わずかな恐怖のために何もしないでいいのでしょうか?  今日、私は「三退」を宣言しなければならず、法輪功の『真・善・忍』を人生の指導とし、思想から共産党文化の毒素を拒絶し、良識ある人間になりたいと思いました。 同時に、中共の悪質な虚言から私たちを解放してくれた、学習者に感謝したいと思います」と書いた。

 「共産党は良い言葉を語り尽くし悪事をやり尽くしている」

 2020年7月19日、「まだ言いたいことがある」という仮名の年配者は、「長年にわたり、中共に洗脳されてきました。少年先鋒隊、青年団と共産党への加入を人生の三大目標とみなし、そのために努力し、少年隊長や青年団宣伝委員などを務めました。1966年初めには書記や工場長の紹介で入党の志願書を書いたこともありました。文化大革命が勃発した後、国を挙げての狂気と無法状態に陥り、人の命を雑草のように扱い、残虐な行為を行い続け、人々を恐怖と怯えとショックに陥らせ、良心に従って真実を語れなくなりました。自覚していた小粉紅(1990年代以降に生まれた若い世代の民族主義者のこと)が一夜にして反革命分子となった私は、13年間迫害を受けたことで、共産党は良い言葉を語り尽くし悪事をやり尽くし、国民の独立した思考や真実を語ることを許さず、さらに国民を奴隷や敵として扱っていたことをはっきりと認識することができました。共産党は正真正銘の悪魔なのです」

 「だから、1980年に私は名誉回復され、幹部から『組織に戻らないか』と言われても、私は断りました。再び悪魔の組織に入ると思いますか? 十数年前、私は電話で『三退』に応じました。その後、ネット封鎖を突破して『大紀元時報』を読み、多くの真実を知ることができました。特に、コロナウイルス、洪水、地震などの災害時にも、共産党が依然として人々の生活を無視し、目いっぱいに国民から金銭を巻き上げていることに怒りを覚えました。そして私はこの悪魔が早く収まるように、毎日神に祈っています。3億6千万人が共産党を脱退した今、私は共産党を滅する行動に参加することをこの書面で申し込むことにしました。 80歳を目前にした老人の最大の願いは、中共が滅びることを自分の目で見ることです」述べた。

 法輪功を迫害して悪の報いに遭わされたあと

 2020年11月11日、単既貞氏は三退声明の中で、「私は村委員会の幹部ですが、邪悪な共産党の法輪功に対する誹謗中傷を信じ、毎朝、早起きして一軒一軒の家を回り、学習者が配布した資料を拾い家に持ち帰り燃やしていました。学習者からは、『資料は人を救うためのものであり、これは天が人を救うことを妨害することで報いを受けることになるので、そのようなことはしてはならない』と忠告されたことがありました。しかし私は 邪悪な共産党に深く騙され、忠告に耳を傾けませんでした。 その後、手の震えが止まらず、ご飯茶碗やコップを持ち上げることができなくなり、自分でもなぜこうなったのかが分かりませんでした」

 「一人の学習者が、私が法輪功の資料を燃やしたことを聞き、私の手が正常でないことを見て、親切に教えてくれました。『あなたの手で悪事を働き、人々が真相を理解して救われるのを妨害したことは非常に大きな罪になります。これは天からあなたへの警告で、再び行ったら大きな災いがあなたを待っているかもしれません』。そして悪報に遭ったいくつかの例を挙げました。 私は事の重大さを理解して、そのようなことをしなくなると手の震えが止まりました」

 「中共が感染症を隠蔽したことで、武漢肺炎は国内だけでなく世界に広がってしまいました。 学習者に説得されて、私は法輪功の資料を読み始め、真実を知ることができました。 今では私から学習者に資料を求めて読んでいます。私は心の奥底から共産党組織から完全に脱退します。 本日、私は過去に行った大法に不利な言動は全て無効であることを厳正に宣言し、自分の過ちを償うために大法を支持します」と述べた。

 共産党に加入すれば汚職官僚になる

 黒龍江省佳木斯(チャムス)の大学教員・周正毅氏は、2021年1月7日の「三退」の際に、「法輪功を修煉している友人が何人もいて、とても善良で人助けが大好きな良い人です。 人々に善良な人になるように教える法輪功こそが正法なのです。中共は名実ともに邪教であり、善良な人が中共の幹部になると、公安長官、公安部長から公安局長まで、省党委員会書記、市党委員会書記から県党委員会書記まで、中央政治局常務委員会から一般幹部まで、すべての幹部が腐敗しています。元々、人の本性は善良なものであり、中共に入ると腐敗した役人になってしまいます。 だから、善人を教育して悪人にしてしまう中共は邪教なのです。 私は邪教の中共の党員、青年団員、少年先鋒隊から脱退することを声明します」と述べた。

 一組の政治思想教師の内なる苦悩

 2020年7月20日、中国南部の淮水から三退を声明した阿代氏は、「私たち夫婦は大学時代に優秀な成績だったため共産党に目につけられ共産党に加入しました。思想教育や政治教育に携わり、現実の中で見たり聞いたりして多方面の情報から、中共は国に災いをもたらし民を損なう行為に対してますます憎むようになりました。そして悲しむべきことは、私たちは毎日、中共政権を飾りたててかばい、権力の中から一杯のうまい汁を期待しています」

 「実際のところ、私は就職してから、外国の情報がを見られる立場にあるため、授業中に主流の価値観と異なる情報を学生に発信していました。そのために学生の通報に遭い、上司の面談を受けました。近年、学校の教室には監視装置が設置され、教師の言動の管理が厳しくなればなるほど、教室での異なる意見を述べることは難しくなりました。多くのときは意に反したことや嫌なことを言わなければならず、中共が望む場面も作らなければならず、内心ではこの政党に対してますます抵抗感や不満が募っています。そのため、この2年間は、精神上では一種の苦痛の状態にあり、仕事においては何の原動力もなく、完全に世の大勢の流れに従ってしまいました。人生の方向性が見つからず、もし、本当に神が存在するのであれば、私のように目覚めたにもかかわらず、邪悪な共産党の手先となり悪事を働くようでは、絶対に地獄に落ちると思っています。 精神的な安泰のために、私はここに、私と私の夫を代表して、この中共組織から永久に脱退します」と述べた。

 中共のために人材を育成する、これでは邪教の定義に符合したのではないでしょうか?

 2020年5月16日、浙江省の職業高校教師である王艶梅さんは、「1996年に故郷の益陽で法輪功の修煉団体の壮大さを見ました。 その後、中共は1999年に法輪功をx教と呼び、多くの修煉者を迫害しました。 当時、私は中共の体制下で仕事をしていたため、中共の言ったことを信じました。 しかし、ここ数年で私の考え方はすっかり変わり、中共による人々、特に学生への洗脳はますます激しくなっています」

 「共産党の首魁が権力を無限に拡大し、私の周りのキリスト教徒、仏教徒と反体制派の人々を残酷に迫害し、彼らの子供までも迫害しています。中共は、私が担当するクラスの生徒の思想状況を定期的に報告し、彼らを改造するように求め、私たち教師には党のための人材育成するよう求められました。これは邪教の定義に符合したことではないでしょうか?  相反して法輪功は世界中で大々的に広まり、善を以って人と接し、包容することを奨励し、身体の健康を強化しています。この度の伝染病で中共の行いが、私を完全に変えました。 私はここで、以前加入していた中共の少年先鋒隊、青年団といわゆる民主政党である中国人民進歩党からの脱退を表明し、この共産党集団と完全に縁を切ります」と三退声明文の中で述べた。

 中学校長の目覚め

 「2020年12月29日、黒竜江省佳木斯(ジ所市で開催した会議に参加したとき、地元の人が大飢饉や、1958年の大躍進で国が鉄鋼生産と穀物生産量を誤魔化し、農村の労働者皆が製鉄所に行き、穀物を収穫する人がいなくなり、穀物を腐らしたという話を聞いたことがありました。そして1959年、農業税として政府に納める穀物の強制徴収により、農民が食べる食料と種、家畜の飼料までも略奪され、河南省、安徽省が最も深刻で、飢餓の悲劇が起きたそうです。『 冷たい水を飲み、東風に吹かれ、腸が10本、腸が9本が空っぽ、砕け砕け(翻訳注:「万歳」と「万砕」同じ発音なので揶揄の意味が込められている)毛沢東」という民謡が伝えられています。全国で数千万人が餓死しました。 それは100%人災なのに、中共は自然災害と嘘をついて悪事を隠蔽したのです」

 「法輪功への迫害を始めたとき、私たちの学校には2人の教師が法輪功を修煉しており、学校のベテラン教師だったのです。 警官が学校に来て彼らを逮捕しようとした際、私は無実の人が迫害されることに耐えられず、2人の教師にできるだけ遠くに行くように言いました。 退職した今、中共の暴力的で邪悪な行為を振り返り、中共組織の党員、青年団、少年先鋒隊からの脱退を厳正に声明します」と声明して三退した。

 同様な嘘

 2020年12月25日、黒竜江省佳木斯(ジャムス)市の馬正義氏は声明文の中で、「市政府の退職した同僚から、重度の腰椎椎間板ヘルニアと頚椎過形成が法輪功の修煉によって奇跡的に治ったと聞きまきました。『天安門焼身自殺』は中共が法輪功を陥れるために自作した演劇であることも聞かされました。これは、父が内戦で戦った時に言っていたことを思い出し、共産党軍は食料がなくなり、夜に国民党軍の制服に着替えて食料を強奪し、国民党軍に濡れ衣を着せたのです。中共は嘘と暴力で権力を奪い取り、今は虚言によって暴政を維持しています。私は 中共組織の党員、青年団、少年先鋒隊から脱退し、一線を画することで光明のある未来を迎えることができるのです」と述べた。

 今は騒ぎ立てているが将来の清算に気をつけよう!

 2020年11月15日、河南省の随縁氏は、「子供の頃、私は邪な共産党は邪悪だと感じました。一人っ子政策で私の叔母を死なせるところだったのです。叔母はあちこちへ隠れていたため、子供を死なせただけでなく、叔母は植物人間になりかけました。村人たちは一人っ子政策事務所を囲みましたが、職員は一人残らず逃げました。そして警察が来て、悪魔のように悪事をやり尽くしました」

 「私は最初から共産党を心から憎んでいました。後になって中共は学習者、新疆とチベット人から臓器強奪していること、国土を他国の国土として認め売国したこと、六四天安門事件で学生を虐殺したこと、今まで8000万人を殺害したことなどのことを聞いて、心の底から中共を憎むようになりました。 中共政権は長くは続かない!  今は騒ぎ立てているが将来の清算に気をつけよう! ここに厳粛に三退を宣言します!」と声明文の中で述べた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/14/423287.html)
 
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