長春市75歳の趙善英さん、嫁の楊麗さんが不当拘禁
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 【明慧日本2021年4月23日】長春市の75歳の法輪功学習者(以下、学習者)の趙善英さんは2020年11月26日、長春市の二道支局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実効機関。以下、国保)の警官に連行された。その後、病気の受刑者を収容する部屋に拘禁されており、2021年2月9日に不当に同市朝陽区検察庁まで連行され、起訴された。

 趙さんの息子の妻・楊麗さんは2020年12月16日、長春市の紅旗街派出所の警官により同市第四留置場に連行された。現在、すでに朝陽区検察庁に不当に起訴された。

 趙さんは息子の朱小光さんと楊麗さんと一緒に生活している。長春市国保の警官は2020年11月26日、帰宅途中の趙さんを尾行し、二道国保・馮憲竜をはじめとする7人の警官が不法に趙さんの家に侵入した。警官らは家財を差し押さえて趙さんを連行し、第四留置場で不当に拘禁した。

 11月27日、栄光道派出所は趙さんの家族に電話をかけて保証金をゆすり取ろうとしたが、家族は拒絶した。翌日、栄光道派出所は再び電話をかけて、家族に靴と服を取りに来るように伝えた。家族が趙さんの行方を尋ねると、派出所の警官は「趙さんを留置場に送った後、高血圧の症状が現れ、すでに長春市中心病院に搬送した。しかし、家族との面会は許可しない」と言った。

 趙さんは長春市中心病院の6階にある、公安局が不法に設立したいわゆる「病気の受刑者を収容する部屋」に収容された。

 趙さんの息子の朱小光さんは、何度も栄光道派出所に行って趙さんを釈放するよう求めたが、願いは叶わなかった。12月24日、胡と名乗る警官が、訴訟事件はすでに二道検察庁に送られたと言った。

 この間に、多くの人が警官・馮憲竜に電話をかけた。馮は「今に見ていろ!」と、朱小光さんを脅した。

 2020年12月16日、紅旗街派出所の警官・姜鉄驄、滕雲生らのグループ5、6人が、朱小光さんと楊麗さんを紅旗街派出所まで連行した。そして、家のコンピューター、携帯電話、法輪功の書籍、USBメモリ5個、ポータブルハードディスク二台をすべて押収した。同日の夜、朱小光さんは身体上の問題のため釈放されたが、妻の楊麗さんは第四留置場まで連行された。

 朱小光さんは紅旗街派出所へ妻を釈放するよう求めたが、彼らは各種の口実をもって、訴訟事件は検察庁が担当しており、自分たちは関係がないと断った。

 2021年1月18日、深セン街派出所は、電話を通して朱小光さんに嫌がらせをした。電話番号や具体的な情報はすべて紅旗街派出所が提供したという。

 「病気の受刑者を収容する部屋」は清明街と北安路の十字路に位置し、表向きは歯科医院となっている。だが本質は学習者を迫害する巣窟で、かつて多くの高齢の学習者がここで拘禁されて迫害された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/1/421483.html)
 
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