人を救うのは大法弟子の使命
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文/中国天津の大法弟子

 【明慧日本2021年4月27日】新型コロナウイルスが感染拡大し始めてから数カ月間、疫病の流行はますますひどくなり、多くの衆生が淘汰されました。この状況を見て、私は大法弟子の一人として非常に焦っています。このまま家にいるべきではなく、外に出て人を多く救い、順調に戻れるよう師父に正念のご加持をお願いしました。

 私はほぼ毎日、外に出ていますが、あまり人を見かけません。しかし、真相を伝えに行くとなると、三退したいという人に出会えます。人に会ったらまず親しみをこめて挨拶をします。もし年配の方であれば、「おじいさん、散歩ですか、身体の調子はいかがですか?」と声をかけると、相手は顔なじみだと思い、同じく親しみのこもった返答をしてくれます。そして続けて、「法輪功のことをご存知ですか?」と尋ね、彼らに真相を伝え始めます。なかには、すでに「三退」した人もおり、法輪功のことを聞くとすぐに大喜びし、自分はすでに真相をわかっており、「三退」したと伝えてくれます。そして、「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」を念じると良いと伝えると、彼らは嬉しそうに別れを告げました。

 ある日、私は退職した公安局の職員に遭遇し、彼と一緒に並んで自転車をこいでいました。彼は(中共の)嘘の宣伝を鵜呑みにし、法輪功に対してすべてマイナスのイメージをもっていました。しかしその後、大法弟子が真善忍を修めており、また、人を救っているのだということを理解しました。彼は私に「なぜ私たちのところは武漢肺炎が流行していないのか知っていますか? 皆この地域は佛光に照らされていると言っています」と言いました。私が思うに人々は心から神仏を信じています。私は彼に仮名で三退してあげ、彼がますます良くなることを願いました。彼は非常に喜んで去っていきました。

 ある日、私はある男性に真相を伝えると、この男性が二言三言で「三退」に同意し、喜んでお守りを受け取りました。彼は久しぶりに遠く離れた家族に会ったような気持ちになったようで、私の顔を見るために、どうしても私にマスクを外して欲しいようでした。私はけちけちせずにマスクを外し、微笑みながら「知らない顔でしょう?」と聞きました。彼が万事上手くいくよう願い、彼は喜んで私に別れを告げました。

 ある日、副局長を務めたことがある人に真相を伝えました。彼は非常におしゃべりで、この地区の大法弟子を何人知っているかを話しました。その中にある夫婦が含まれており、この二人は非常に良い人で、その奥さんは労働教養所に不法に収容されたことがあります。私は「法輪功の師父は弟子に良い人に、さらに良い人になるように、真善忍に基づいて修煉するよう教えています」と彼に話し、真相を伝えて三退を勧めました。彼はある大法弟子から脱党の話を聞きましたが、脱退しなかったそうです。彼に三退の重要性を伝え、この大疫病のなか、一銭も使わずに、どの方法よりも平安を守ることができると伝えました。彼は、すでに50年の党歴があると言いました。私は、私たちが出会ったのは縁で、あなたは福が大きいと説明しました。最後に彼は、仮名で三退すると同意しました。彼が万事上手くいくように祈り、別れを告げました。私が自転車に乗って少し進んだとき、彼は私に向かって大声で「真! 善! 忍!」と大声で叫びました。 

 ある日、道を歩いていたら、女性が笑って私に向かってきました。彼女は道を尋ねようとしていたのですが、私はまた縁のある人だと思いました。私は彼女に、「あなたが尋ねた場所は分かりませんが、大事なことを一つあなたに言わなければなりません」と話しました。私は彼女に誠実と尊敬の念をもって「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と唱えれば、神仏のご加護があると伝えました。今、疫病が流行っている中で、ご加護があれば何よりです。そして、彼女に真相を少し伝えると、彼女は目に涙をいっぱいに浮かべながら私を見て、「ありがとう、ありがとう!」と何回も言いました。彼女は(党の組織)どれにも入っていないと言いました。私はお守りを彼女のポケット中に入れて、彼女に尊敬の念をもって「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と伝えました。彼女は感激して、また続けてありがとうと言いました。師父は「世の人は出来るだけ早く、真相を探そう 天門はすでに開いており、長くは続かない 伝統の道に戻れば、天に通じる創世主は、蒼穹を救っている」[1]と仰いました。私は、彼女の魂が自身は救われたと感動していると思いました。

 道端に三輪の荷台車があり、そばに立っている人がいたので、私は自転車で近寄り、真相を伝えようとしましたが、先ほどの女性が再びやって来て、家族であることがわかりました。先ほどのお姉さんに話したことをお兄さんに伝え、彼に「党、共青団、少年先鋒隊に入ったことがありますか?」と聞くと、「共青団、少年先鋒隊に入ったことがある」と答えました。張、王、李、趙、劉さんあなたの姓はありますか。二人で話し、彼は「あります」と言い、そして本名で脱退し、喜んで私に別れを告げました。これらの衆生が輪廻転生の中で、長く待ち続けているのは、最後に救われるためではないでしょうか? 喜ばずにはいられないのではないでしょうか?

 信じない人もいますが、信じるか信じないかにかかわらず、私は彼ら全員に善を残します。どうしても信じない人には、「私は心からあなたのためを思っています。帰ってから考えてみてください。またお会いできることを願っています」と伝えます。その日、ある男性に真相を伝えて、彼に法輪功を話すと、法輪功のことを何年も前から知っていると言いました。私は、法輪大法は素晴らしいのに、江沢民によって狂ったように弾圧されていることを伝えました。彼は続いて「江沢民は良いことをしたことがない。信じないなら人に会って聞いてみて、彼のことを怒らない人はいない」と語りました。私は、彼が政権を握っていたとき、多くの汚職官僚を養成し、国民が苦労して稼いだお金を貪っていたが、周永康、薄熙来など彼に従った人は皆、失脚したと伝えました。「党、共青団、少年先鋒隊に入ったことがありますか?」と彼に聞くと、彼は少年先鋒隊に入ったことがあると言いました。私は脱退するのに仮名を使うようと勧めると、彼はまるで身内に会ったかのように、私に彼の経歴を話してくれました。彼の生涯は当時書紀をしていた伯父さんによって台無しになったといいます。でなければ、彼は当時、会社員になって、今は退職金をもらえたはずだそうです。今は彼の兄と口を利かない仲になったと教えてくれました。これを聞いた私は、人は実にかわいそうだ、小さなことで数十年にわたり、争って生きていると思いました。それから、私は彼に気を休めるよう勧めました。それはあなたに運がなかったことで、お兄さんのせいではなく、恨んでも仕方ないのではないかと彼に説明しました。私たち2人はとても意気投合しました。後に、私は彼に仮名をつけて三退をしました。

 ある日、あるおじさんに真相を伝えると、おじさんは嬉しそうに私と会話を楽しんでいました。彼は真、善、忍の価値観を大変称賛していて、そして我が国は共産党に破壊されており、今は偽物が氾濫していると言いました。私は「この十数年で、中国人は道徳を失いつつあり、人は人ではなくなりました。昔の人はまじめでしたが、今の人はずる賢くなり、自分の利益のために手段を選ばずに悪事を働きます。偽粉ミルク、偽米、地溝油なども現れました」と話すと、彼はすぐに「偽ワクチンも出てきたよ。より危ないのではないか」と語りました。私たちは旧友のように会話が弾みました。彼は、今日はよくしゃべったと嬉しそうに言った後、三退しました。私は彼にお守りをあげてから、今後もますます良くなるようにと言って、彼と別れました。

 私は師父の「如意真理を帯びて来る、洒脱として四海を歩む、法理を世間にくまなく撒き散らし、衆生を満載して法船は出帆す」[2]の言葉をよく思い出します。私たちは本当に師父の話をよく聞き、三つのことをしっかりと行わなければなりません。

 私は今、基本的に一日に『轉法輪』を3講勉強します。もし時間があれば、師父の経文を勉強します。真相伝えは一日に一回、あるいは二回、外に出かけます。煉功は毎日2時間半行います。

 法を正す時期の大法弟子としての責任は重大です。衆生が大法弟子の救いを待っています。今は最後の決定的な瞬間、時間は瞬く間に過ぎ去り、過ぎたら二度と来ません。人を救う時間は日に日に減っています。真相資料は何年も配っており、多くの人はもう真相を知っていますが、三退の仕方が分からず、まだ三退の重要さを認識していないので、大法弟子は引き続き外に出て真相を伝える必要があります。穀物が実ったら刈り取るのと同じように、熟した穀物を畑で腐らせることができるでしょうか? つまり、大法弟子は人を救い、大法を信じる衆生を危険な瀬戸際から奪い返さなければなりません。

 師父に感謝いたします! 

 同修の皆さん、ありがとうございます!

 注:
 [1] 李洪志師父の詩:『洪吟五』「再び造る」
 [2] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「如来」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/6/2/407036.html)
 
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