法を探して3年 師父に見守られた修煉の道
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文/香港の学習者が口述 同修まとめ

明慧日本2021年5月4日】

 尊敬なる師父こんにちは!

 同修の皆様こんにちは!

 私は香港の大法弟子です。 1997年に法輪大法の修煉を始め、中国共産党(以下、中共)が狂ったように法輪功を迫害していた1999年末に、北京に陳情に行きました。この20年間の修煉の中で、私は多くの奇跡的なことを経験し、大法の偉大さと超常的なものを目の当たりにしてきました。このことを同修と共有したいと思います。

 法を求めて3年、ようやく手に入れた

 1994年、友人から『法輪功』をもらいました。読んでみて、とても良いと思い、香港で法輪功を探し始めましたが、なかなか見つかりませんでした。その後、中国で法輪功が広まっていることを知り、法輪功の教室に通いたいと思い、中国の友人に問い合わせてもらいましたが、こちらも何の連絡もありませんでした。

 これ以上待てない、という気持ちになったのは、3年間待った1997年のときでした。当時『轉法輪』が出版されたことは知っていたので、香港の書店に探しに行きました。初めて荃湾(せんわん)の書店に行ったとき『轉法輪』を見つけました。当時、書店に残っていたのはこの1冊だけだったので、貴重な書籍をいただいて帰りました。また、香港にも煉功点があることを知り、ついに香港で同修を見つけ、正式に大法の修煉を始めることができました。

 最初に法を得たとき、私は非常に興奮し、なぜこんなに遅く法を得たのかと嘆きました。法を得る前に他の気功を学んでいましたが、このような感覚はありませんでした。私の人生は法のために存在していると感じました。

 師父との対面は一生忘れない

 1997年、師父が香港に来られたとき、私はある学校で師父の説法を聞くことができ、その後、質疑応答がありました。私も師父に質問をさせていただきました。当時は知らなかったので個人的に録音したのですが(後に師父の要求に従って消去しました)、録音中に師父に質問した部分がテープから消えてしまい、テープ自体は途切れずに続いていたという奇跡的な出来事がありました。

 法会の後、師父は車の中で出発の準備をされていましたが、ずっと私のほうを見て挨拶をしてくださり、私は心の中でとても感動しました 。いま振り返ると、その経験はとても貴重なものでした。

 修煉の道で起きた奇跡的な出来事

 私は印刷工場で運転を中心とした仕事をしていました。工場の環境は汚くて臭く、仕事は大変で危険なので、もし法輪大法を修煉していなかったら、絶対に働きに行かなかったと思います。運転の仕事は、新聞の引っ張り、積み込み、荷降ろしをすべて一人で行い、毎日、体中が汗びっしょりで、実はとても大変なのです。毎朝、大法の新聞を配達した後、煉功点や真相を伝えるスポットの資料を届けに行き、午後には『九評』などの書籍を取りに行きました。

 私たちは、ちょっとしたリフォームをする必要があり、リフォーム中に誤ってハシゴから落ちて、片方の手を地面に突いてしまいました。気絶しそうなほどの痛みで、手が折れているかどうかわかりませんでしたが、そのままにしていつものように運転していたところ、後になって手は無事に治りました。

 ある夜、荷降ろしをしているとき、荷台から落下しました。眉毛の少し下あたりに大豆ほどの穴が開いてしまい、血が絶えず落ちてきました。立ち上がった時には、もう何も感じず頭が真っ白になっていました。当番の人が急いで救急車を呼ぼうとしましたが、私は「必要ない」と言って水道の所に行って適当に洗いました。その後、私は予定通りの仕入れに向かい、頭の傷を気にしませんでした。夕食を食べにレストランに行ったとき、ウェイターが私の頭から血が滴り落ちそうだと言っていました。数日後、この傷は自然に治り、最初は小さな薄い傷がありましたが、その後、傷跡すらなくなりました。

 生死を放下して北京に陳情

 1999年末になると、中共は、狂ったかのように法輪功を迫害し始め、山東省では法輪功学習者(以下、学習者)が迫害されて死亡するという事件も起きました。私は2人の香港の同修と3人で、大法の無実と師父の潔白を求めて、北京に陳情に行くことを決めました。当時、北京の気温は氷点下10度を超えていましたが、香港と比べてもそれほど寒いとは感じませんでした。

 陳情の前に、北京に行った学習者に対する公安局の扱いを聞いていたし、天安門で何か動きがあると、数十人の警官が学習者を取り締まるという話も聞いたことがありました。しかし、私は大法のために声を上げに行くことを決意しました。私はすでに生死を放下しており、戻るつもりはありませんでした。

 請願事務所受付の入り口は、全国の公安局が取り囲み、陳情に来た各地の学習者を逮捕する準備をしていました。私たちは香港から来たので、陳情所に入ることができ、法輪大法が不当に扱われているとの主張を提出できました。受付のスタッフは、師父を賞賛し「世界中の人が来てくれた!」と感激していました。

 その後、私たちは香港に強制送還され、それ以来、ブラックリストに載せられ、中国はもちろん、マカオにも行くことができなくなりました。しかし、それでも私たちは大法を実証することを止めることはなく、香港で大法弟子がすべきことを続けています。

 師父、そして同修の皆さん、ありがとうございました!

 【編集者注:この文章は筆者の個人的な観点を代表しているものであり、正しいか否かについては筆者個人が責任を負うものとし、読者は自身で判断してください】

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/25/423084.html)
 
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