発正念をした体験
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年5月8日】2013年、勤務先で真相を伝えたところ国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)に通報されました。市の政法委員会と『610弁公室』は、直接、私とは接触しませんでしたが、主人(大法を修煉してない)に圧力をかけ続けました。

 親族訪問で出国する2日前に、主人がまた調査のために呼び出されました。一晩中、私は途絶えず強い正念を発し続けました。正念を発して、ほかの空間にいる邪悪な生命とその要素を取り除き、旧勢力の迫害を全力で否定しました。正念を発したその時に「一念で山を切り裂いてしまい」[1]の強大な威力を感じ取ることが出来ました。結果として、ほかの空間の邪悪が取り除かれ、この空間での現れとして、奇跡的に迫害が取り除かれました。

 後で、主人は、私にその日の朝のことを詳しく話してくれました。

 はじめ、主人に対して『610弁公室』の人たちの態度は、非常に傲慢でした。私に何らかの措置をすると恐喝した為、言葉では言い表せないほどのプレッシャーをかけられ、邪悪な空気に包まれていました。しかし、突然、数名の責任者が『610弁公室』の担当者に調査記録は取りやめことになったと相次いで電話をかけてきました。この件はそこで終了しました。全てのことが、何もなかったかのように終わりました。

 主人はこの劇的な変化が、どの様に起きたのかについて理解できませんでした。しかし、私は、これが発正念をした威力の体現であると、とてもはっきりと分かっていました。師父の慈悲なるご加持の下で、私の発した正念が邪悪を取り除き、迫害を解体する作用をもたらしました。このことで、正念の強大な威力を初めて、身を以って感じとることができたました。

 師父は「実のところ、大法弟子の一人一人に、みな能力がありますが、ただ表面の空間に現れてこないため、功能がないと思っているのです。しかし、たとえ表面の空間に現わすことができても、できなくても、真の念が生じるときには、みな威力は強大です。」[2]と説かれています。私達は着実に師父の仰る通りに行うことが出来れば、正念の強大な威力を繰り広げることができるのです。以上は私が発正念をした時に一度経験した不思議な体験でした。

 発正念について、もう一つ不思議なことがあります。それは、主人は私の発正念について、非常に重視していることです。

 主人は、まだ大法に対する見方を変える前から、ずっと私の発正念を非常に支持してくれていました。発正念の時間が近づくと、彼は「時間だよ」と教えてくれるのです。主人の車に乗っている時でも、私に足を組んで発正念するようにと注意します。とにかく、主人は、まるで毎回私はうっかり発正念し忘れることを恐れているようでした。主人が発正念のことをこれほど重視している理由ははっきりしませんが、彼の全ての私への指摘は私に発正念の大切さを示してくれたのです。すなわち、私に怠ってはなりません、しっかり発正念するようにと教えているのでした。だから、発正念に感じ取れるものがあるか否か、あるいはその感覚を強く感じ取れるか否かに関わらず、私は発正念をしっかり行います。師父に賜った全ての能力を発揮しつくして発正念をし、強大な正念の威力が最大限に発揮できるように努力をします。

 個人的な悟りですので、法に沿ってないところがあれば同修の慈悲なるご叱正をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法十一』「二〇一〇年ニューヨーク法会での説法」
 [2] 李洪志師父の著作:『精進要旨(二)』「大法弟子の正念は威力あるものである」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/8/423076.html)
 
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