文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年5月14日】地元の修煉者2人が2020年の秋、連行されました。同じく法輪大法の修煉者である彼らの家族は、6カ月近くかけて彼らを救出しようとしています。この間、彼らの家族がどのように変わったかを話したいと思います。
現地の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官はAさんの自宅を家宅捜索し、Aさんと夫を連行しました。その時Aさんは何の恐れもありませんでした。彼女は、師父の写真と法輪大法の書籍を守ることを決意しました。彼女が抵抗した結果、警官らは写真や本を取り上げることをしませんでした。派出所にいる間、彼女は警官の質問や要求に答えることを拒否しました、それは不当連行だからです。警官が何を聞いてきても、彼女は「法輪大法は素晴らしい」と答えました。
彼女は正念を発して、パソコンを故障させていました。警官がパソコンを使おうとすると、本当にパソコンが動かなくなってしまったのです。Aさんはすぐに内に向って探し、法に基づいて自分を正しました。彼女は、大法弟子が派出所に留置されるべきではないと固く信じていました。彼女は心の中で家に帰らなければならない時間を決め、師に助けを求めていました。結局、彼女は釈放されました。帰宅した彼女は、すぐに夫を救うための活動を始めました。派出所や公安局などに出向き、夫の解放を求めていました。
Bさんは、警官や国保がBさんの家に侵入し、彼女と夫を連行したとき、正念を持って迫害に抵抗しませんでした。恐怖のあまり、警官らの要求に従ってしまったのです。彼女と彼女の夫は共に拘留されました。彼女は15日間拘束された後、釈放されました。その間、彼女は不安と恐怖にさいなまれ、誰かにつけられているのではないかと疑うこともありました。
それから4、5カ月の間、Aさんの家には、彼女を助けようとして家に来てくれる同修がいました。ある人は彼女にいくつかの仕事を頼み、別の人はあるプロジェクトに参加するように勧めていました。また、何人かの同修は、Aさんに何をすべきかを教えようとし、彼女は圧倒されていました。夫を救出しながら、修煉者の要求に応え、同時に自分の身の回りのことができない年配の両親の世話をしなければならなかったです。数カ月後、Aさんの修煉状態は悪化し、彼女の正念や知恵は失われているように見えました。
Bさんの周りの同修たちは、彼女を責めたり、文句を言ったりはしなかったのですが、どうしたらいいのかアドバイスをすることもなかったのです。彼らはただ、Bさんが毎日集中して法輪大法の教えをたくさん勉強するように勧めました。4、5カ月が経ち、Bさんは大きく変わっていました。迫害と戦い、夫を救い出す中で、Bさんの正念はますます強くなりました。
AさんもBさんも真実を明らかにして、派出所や裁判所で人々を救いながら、夫を救出していました。
Aさんの周りの修煉者たちは、Aさんにもっと頑張ってと促すことしか知らなかったです。彼らは頑張ってやることが修煉だと思い込んでいました。彼らはAさんの家族の負担や重圧、静かに法を学ぶ時間があるかどうかを考えなかったです。彼らは無理やりに自分の考えをAさんに押し付けていました。彼らはAさんの状況と彼女の立場を理解せず、彼女を干渉するだけで、役に立たなかったです。
Bさんの周りの修煉者たちは、彼女の立場に立って物事を理解し、我慢し、無私の心で彼女を助けることができました。彼らは「修は己にありて、功は師にあり」[1]という法の原則を明確にしていました。法をよく学ぶことは、法を正すことでうまくやるための基本的な保証になります 私たちが修煉者と一緒にたくさんの法を学ぶと、彼らは純粋に向上し、迫害されている家族をうまく救うことができるようになるに違いありません。
私はそのようなことを見てきましたが、同じような状況にある修煉者に注意を促すためにこのような話をしています。もし、私の話に何か足りないところがあれば、ご指摘ください。
注:
[1] 李洪志師父著作:『轉法輪』
【編集者注:この文章は筆者の個人的な観点を代表しているものであり、正しいか否かについては筆者個人が責任を負うものとし、読者は自身で判断してください】