「業を滅する」状態が法を実証することを妨げる事態は、妨害に他ならない
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文/海外の大法弟子

 【明慧日本2021年5月19日】邪悪な旧勢力による迫害に対する認識不足のため、我々は病業と邪悪による迫害を区別できないときがあります。時として命を落とすことさえあります。早い段階で旧勢力の妨害に対処できれば、損失を挽回できたかもしれません。

 過去15日間に身をもって経験した二つの出来事で、海外のメディアに従事する同修が迫害への認識の違いによって異なる対処をしたことで、全く異なる結果につながったのを目にしました。

 数日前、メディアで真相を伝えることに従事する同修Aさん(以下、Aさん)から電話があり、重要なインタビュー記事を書いているのだが、いまだかつてない眩暈に襲われているので発正念してほしいと言うことでした。私は夕食も食べずに夜8時まで発正念しました。その後、電話で状況を確認したところ、良くなったと言ってくれました。しかし、夜11時に差し掛かった時、Aさんは私にチャットで心臓が痛いというメッセージを送ってきましたが、私はそれに気づきませんでした。Aさんはその後状況が改善されないので、同修Bさん(以下、Bさん)に電話をして助けを求めました。

 Bさんの夫も迫害が始まる前に大法を修煉し始めたのですが、十数日前に亡くなったばかりでした。Bさんの夫の場合も、記事を書いている最中に気分が悪くなり、いつもの業を滅する状態だと考えていましたが、数時間後に急に亡くなりました。夫の死に対してBさんは大変後悔していました。もっと早く邪悪による迫害であることに気づき、夫のために発正念してあげれば良かったと思いました。

 Aさんの話を聞いたBさんは夫のことを思い出し、直ちにAさんを自宅に来させ、他の複数の同修と一緒にAさんのために発正念することを決めました。私も呼ばれてBさんの家に行き、そこでAさんは横になっていました。Aさんは発正念しましたが、最後の「滅」を念じようとすると眩暈がして唱えることができない状態になっていました。私はAさんのために発正念しましたが、自分も眩暈がしてきました。そこで、私は「わたしは根を宇宙に下ろしているので、あなたを動かせる人がいれば、このわたしをも動かすことができることになり、はっきり言って、その人はこの宇宙を動かすことができることになります」[1]という師父の法を思い出しました。私は正念を発し続けると眩暈が治りました。Aさんも夜中2時になると状態が良くなり、そのあと直ちに眠りに入りました。Aさんは翌日になって状態がさらに改善し、三日目には完全に良くなりました。Aさんは今回の件でさらに学法、発正念と煉功を重視するようになりました。

 Bさんは今回の件を通じて、夫のことをさらに後悔しました。夫が自分に体調が悪いと言ってきたとき、しっかり学法と煉功すればよくなるよと言ってあげましたが、夫の「今回は集中できない」という返事に対して、Bさんはあまり問題視しませんでした。その結果、気づいたときは夫はすでに亡くなったのです。この時こそ、邪悪な旧勢力が同修を迫害しているのであり、同修本人だけの正念ではすでに邪悪な迫害に対抗できなくなっていたため、周りの同修が助けてあげれば命を奪われることはなかったのかもしれません。

 似たような境遇にある方は、海外におけるこのような形での旧勢力の迫害を重視しましょう。

 以上は個人の認識に過ぎず、正しくないところはご指摘お願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/7/424251.html)
 
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