成都市の彭淑華さん 刑務所に移送される
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年5月26日】(四川省=明慧記者)四川省成都市の法輪功学習者・彭淑華さん(79歳女性)は人々に迫害の実態を伝えた時、真相を知らない人に通報された。2020年9月10日、成都市新津区裁判所で4回目の違法な裁判が行われ、懲役2年の実刑判決を宣告された。彭さんは刑期満了まで、3カ月残っていたが、2021年4月末ごろ成都市竜泉駅女子刑務所に移送された。

 彭さんは成都市新津区五津鎮出身で、かつて、神経症、脳血管硬化症、貧血、めまい、腎盂腎炎、胃下垂などの複数の病気に罹り、目はかすんで、テレビを見ることもできない、本も読むことができなかった。そして五十肩で右手をあげることが出来なかった。大きな病院での治療は効果がなかった。1997年に法輪功を修煉し始め、「真・善・忍」の教えを基づき、何事も他人を優先して考える ようになり、すべての病気が奇跡的に治った。

 1999年7.20に中国共産党による法輪功への弾圧が始まって以来、彭さんは地元の警官と政府関係者から、不当に拘禁されたり、家宅捜索され、家財を押収され、強制連行されたり、罰金を科せられ、嫌がらせや脅しなどの迫害を何度も受けてきて、心身とも大きなダメージを受けた。

 2019年8月13日午前8時50分ごろ、彭さんは新津区五津鎮の街で人に法輪功迫害についての真相を伝えた時、突然パトカーが彭さんのそばで止まった。パトカーから4、5人の警官が降りてきて、彭さんのバッグを強引に開いて中を見て、彭さんを連行し、家財を押収した。彭さんは成都市双流区留置場に拘禁された。

 成都市新津区裁判所は2020年6月5日午前、7月23日午後、8月13日午前、9月10日午前、4回にわたり彭さんに対してオンライン裁判を行った。弁護士は無罪を主張した。

 2020年9月10日午前、彭さんに対する4回目の法廷審理は、成都市新津区検察庁で行われた。裁判長はいわゆる案件を終了する報告書を読み上げ、「法律の実施を破壊した」という罪で、彭さんに懲役2年の実刑判決を言い渡した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/4/424153.html)
 
関連文章