学法について重視しなければならない
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年5月31日】私は1998年3月28日に法を得ました。なぜ、この日付をはっきりと覚えているのでしょうか? その日、私は煉功点の担当者から『轉法輪』をもらった時、体がなぜかずっとぶるぶる震え、一つの念が私に指示をして「早く読まないといけません」と理解したからです。私が自習室に入ると、その日の午後から読み始め、一晩中かかり、ようやく読み終えることができ、大法の修煉に入ることになりました。

 最初は集団学法だけ参加していたので、もっと力を入れないとだめだと思い、私は法を書き写すことにしました。法を書き写す第一回目の時は、各種の人心やいろいろなことが重なり、約2カ月かかりやっと完成しました。完成した時は、私は心から重荷を下ろせたように感じ、とても楽になり、安心しました。

 迫害が始まると、私の修煉状態は良くなったり悪くなったりしました。マイナスの要素が重くのしかかって来た時は、自分の状態も不安定になり、時間があれば法を書き写していました。法の勉強は「心性が向上して修煉できた部分は状態がとても良いので、できた部分は基準に達した瞬間に隔離され、また新たに修煉し始めるため状態が悪くなったように感じます。その原因は、まだマイナスの要素が多く残っているので、また最初から修煉し始める」という理が分かりました。法をしっかり勉強した時はできた部分が隔離されるのも速く、法をしっかり勉強していない時は各次元のマイナスの要素が積み重なり、時間が経つにつれて関を乗り越えるのが難しくなります。その時、病業などの現象が現れます。

 その後、単純に法を書き写すだけではまだ不安を感じました。中国に「懸頭刺股(けんとうしこ)」という物語があります。それは、常人が勉強するとき眠気を覚ますために「梁に頭を掛けて太ももを刺した」という話から、このような努力をすることができますが、大法はこんなにも素晴らしく、こんなにも偉大なので、私の学法の力はまだまだ足りないと感じました。そして、私は法を暗記し、法の書き写しを始めました。一段落を暗記し、書き写したら次の段落に進むようにしました。最初は書き写しの速度がとても遅くて、各要素の妨害も多く、途中で諦めようという考えもありました。ある日、私は多くの同修が邪悪な火の玉と戦っている夢を見ました。夢の中で「ある同修は強いエネルギーの玉を出して、邪悪の火の玉に何度も何度も打ち勝っていましたが、徐々に火の玉が消えていきました。一方、私が剣を持って大きな火の玉を刺すと一撃でその火は消えてしまい、次から次へと火の玉を刺して、とても楽に火を消すことができました」

 私は以下の理を悟りました。大法の中にすべての物質とエネルギー運行の規律を含みます。学法をしっかりすると、マイナスの要素を容易に解体することができます。学法をしっかりしていない場合、修煉も難しくなります。毎日本を読んで学法しますが、心から学法を重視して読んでいますか? 法理に基づいて法を認識していますか? 毎日、口では学法を重視すると言いながら本を読んで学法しましたが、心の中に入っていなければ、しっかり学法をしたとは言えません。この夢を見た後、私は法を暗記し、法の書き写しを重要視することにしました。すると気持ちが徐々に楽になって、前の法の書き写しの内容と次の法の内容が頭の中に浮かんできて、書き写しの速度も速くなっていきました。この時、マイナスの要素がいろいろな形で妨害し、誘惑してきます。その妨害や誘惑をしっかり否定すれば直接解体することができます。

 大法は最も本源から変異したものを取り除くことができます。だから多くの大覚者は偉大なる師父に従い、この世に降りて大法を得て円満成就したら自分の世界に戻ります。その後には「滅」が無くなり、「壊」の段階になった時、大法で直接自分の世界を正すことができます。学法はもっとも大事なことですべての根本です。基準に達していなければ、法理をそこまで悟らなければその次元に向上することができません。同様に法理をしっかり理解していなければ、マイナスの要素を解決することができません。なぜ旧勢力の按排を認めないのか? 旧勢力は旧宇宙の理に従い、良くない方法で行います。新宇宙は新しい法理に基づいて行うので、旧宇宙の法理と按排を認めることができません。

 これは私の今の次元での認識で同修たちと交流して、正しくないところがあれば、慈悲なるご指摘をお願いします。私は皆さんと一緒に向上するように望んでいます。今の私は基本的に次の日の仕事に影響しなければ、必ず大法の書き写しを行い、引き続き頑張っていきたいと思います。

 【編集者注:この文章は筆者の個人的な観点を代表しているものであり、正しいか否かについては筆者個人が責任を負うものとし、読者は自身で判断してください】

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/22/423563.html)
 
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