師父の詩「慈悲は愛を超える」を学んだ感想
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文/海外の大法弟子

 【明慧日本2021年6月8日】大学を卒業して社会人になってから、周りの知り合いが相次いで家庭を持つようになるのを見て、自分も人生の伴侶が欲しくなりました。修煉していない人(以下、常人とする)との恋はいくつかありましたが長く続きませんでした。これは自分の執着であり、男女の関係の間違いを犯したと思っていましたが深く考えませんでした。師父の洪吟五の詩「慈悲は愛を超える」を学んでから、他人に良いこととはどういうことなのか、大法弟子として常人と恋をすることは相手に悪いことをしているかもしれない、という新しい認識を持つようになりました。

 邪悪は様々な方法で私たちをダメににしようとして、私たちが衆生を救えないようにしています。邪悪は私たちの身の回りのいろんな人、モノ、出来事を利用しますが、利用されるものがどうなるか全く重視しません。修煉者に情への執着があるとき、邪悪はそれを利用して私たちを迫害します。

 師父は説法の中で何度も、常人は極めて簡単にコントロールされるものだとおっしゃいました。師父は『轉法輪』の中で「人間はいちばん弱いものですが、あの霊体はかなり凄いものです。あなたの大脳を制御して、思いのままにあなたを翻弄し、あなたの命を奪うこともいとも簡単にやってのけます」「それを見た動物は、『儲けたいと思っているのではないか? よし、儲けさせてやろう』と手ぐすねを引きます。常人の脳を制御することはいとも簡単なことです」「相手は表向きあなたと喧嘩しているような振りをして、内心ではあなたを思いやっているというわけではありません。本当に心から腹が立っていたのです。なぜなら業力が誰かのところに落ちていれば、その人は必ず辛い思いをするからです。これは間違いないところです」とおっしゃいました。

 この常人は大法と縁があるから私と出会ったのかもしれないし、真相を聞きに来たのかもしれません。しかし私が常人の彼氏と一緒にいると、邪悪が私の執着を取り除くという理由で私に難を作るためにこの人を利用するかもしれません。例えば、彼氏が私にいろんなことに付き合うように求めるようになり、私がたくさんの時間を大法に使えないようにするとか、または私が彼氏と喧嘩をして大法のことに専念できないようになるとか、さらに彼氏が私の修煉に反対するようになるとか、などなどがあります。実は、このような間接的に衆生済度を邪魔することも罪であり、この常人が業を作ることになるのではないかと気づきました。

 さらに恐ろしいのは、付き合う常人の彼氏が大法に対して失礼なことまたは悪いことを言い出したり、行ったりしたら、それこそ挽回することのできない罪業を作ることになる、ということです。

 私は何人かの常人と付き合いましたが、いずれも短期間で、自分と縁が薄いと感じていました。今となって彼らは真相を知るために来たのかもしれないと思うのですが、しかし私は情を求めていました。私は無理して彼氏を自分のものにしようとして相手の時間を無駄にしたのかもしれません、実は相手にとって良くないことです。

 私は師父の法を読んで、必ず常人に対する愛情を、慈悲に変える必要があると悟りました。本当に相手に良くなってほしい、本当に相手のことを思うのならば、やはり真相を伝えるべきです。私は衆生を救う道を歩む中、止まるべきではありません。

 以上は個人の認識に過ぎませんので、間違いがあるかもしれません。必ず法に基づいて修煉してください。

 最後に、師父の詩を皆さんと共有します。

 慈悲は愛を超える

 女の子の眼差しに、愛が含まれているけれども
 彼はいつも分からない振りをしている
 女の子の話に、情を感じているが
 彼は真相を伝えることに、全力で頑張っている
 大法徒は迫害されており
 彼女を苦しめ、心配させることはどうしてもできない
 彼はこの愛を、ただ心の内に秘める
 毎回会った時、彼女と早く離れたくなく
 別れる時、彼女に想いを打ち明け、期待することを我慢しきれない
 彼女の美しい未来と信頼のために
 衆生が救われるために
 彼は創世主への承諾を果たすため、人を救うことを怠ってはならない

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/3/426451.html)
 
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