【明慧日本2021年6月15日】1999年7月20日、共産党が法輪功を狂ったように迫害を始めた後、私は法輪大法の信仰を諦めない為、会社に解雇されました。生活のため、修煉を続ける為に、私はあちこちでバイトを始めました。
家の近くに新工場が建てられ、技術者を募集していると聞いたので、すぐに応募してみました。工場長を探していると、その人は前の会社の主任であることが分かりました。彼は定年後、この会社の社長に雇われて工場の管理を任されていました。知人であることがとても嬉しかったので、訪問の理由を説明すると、彼は「仕事をしに来てもいいが、法輪功を続けてはいけない」と、予想外のことを言いました。私は彼に「私が仕事を探しに来たことと、法輪功の修煉と何の関係があるのですか? 私は真・善・忍に基づき、良い人になるようにしており、煉功して心身が健康になり、どこか悪いのですか?」と言いました。
社長 「残って下さい、信仰がある人を入れたい」
私が工場長と話をしていた時、ちょうど社長と友人が一緒に入ってきました。工場長から私の紹介を聞いた社長の友人は、「残ってほしい。私はこの人のことを聞いたことがある」と言いました。社長も「残って下さい。私は信仰がある人を採用したいのです」と言いました。実は、私の前に、既に1人の学習者が社長の別工場に雇われていました。その同修の優れた仕事ぶりが社長にとても深い印象を残し、同修の仕事ぶりを認めてくれたのです。社長が同意してくれたので、工場長も仕方なく「次の日から仕事に来ていいよ」と言ってくれました。
その時私は仕事を頑張って、共産党に騙された工場長の大法と学習者への見方を覆そうと密かに決意し、私は仕事を一生懸命やりました。細心の注意を払って責任感を持って取り組み、全ての指標はほぼ要求された数値で満たされました。時間がある時には、片付けたり、機械を拭いたりして、私の周りはいつも綺麗にしました。
この前、私が夜勤をしていた夜中の3時頃、社長が現場に来ました。私は、ちょうど機械を拭いていた時で、気が付いた時は社長が既に私の前に立っていました。「○○さん、ありがとう。ご苦労様です」と言ってくれました。
大法弟子を守り 村長に脅されない
ある日、工場長から「旧工場(年数が長いため、環境が悪い)の同僚の仕事と、あなたの仕事と交代しなさい」と言われました。私にとって意外なことでしたが、何も言わず、すぐ旧工場に行きました。
しばらくしてから旧工場で社長と会いました。社長は、「どうして、あなたはここに異動されたのか分かりますか」と聞かれたので、私は「分かりません」と答えました。社長によると、ある村人が、私が法輪功のことを伝えたと通報したそうです。村長が社長を見つけ出して、「すぐにくびにしないと警察に通報するぞ」と脅しました。社長は「私が処理しますので、他の人に言わないでください」と頼み、私を旧工場に異動させたのです。社長は再び学習者を守ったのです。
「これはあなたたちのためにできることです」
以前、私ともう1人の同修が地元の派出所の警官に連行され、不当に1年間労働教養され、同修は収容所に入れられました。私は腰椎と頸椎を骨折させられたため、収容所に拒否され、家に戻りました。社長が工場長に、「ゆっくり休んで、回復したら会社に来て下さい」と伝えてくれました。
私は会社に戻った後、社長に「私を理解してくださり、助けてくださってありがとうございます」と言いました。社長は「これはあなたたちのためにできることです。あなたが連行された後、610の責任者が、私に自分の親戚を雇ってほしいと言ってきましたが、私は断りました」と教えてくれました。
社長が敢えて派遣社員を使ってその仕事を学習者に確保してくれたのは、大法と学習者を認め、私の仕事ぶりが社長や工場長及び全社員から好評を博したからです。私たちが絶えず真相を伝え、この会社の多くの社員が真相を分かり、共産党の組織から離脱しました。
善悪には報いがある
社長は、法輪大法と学習者が不当な待遇を受けた時、肯定的な理解を持ち、大法と学習者を認め、更に学習者を守り、共産党の要求を拒んだことで、福報を得たのです。工場建設のため投資した約1000万元は、1年足らずで回収できました。彼の企業は安定した生産量で、バランスよく成長しています。
もう一つ補足したいことは、当初私に修煉を諦めないと会社に入れないと強要した工場長は、突然身体に違和感を覚え、病院に搬送されましたが、診察を受けている間に亡くなりました。工場長は亡くなるまで三退をしませんでした。あの村長は、経済問題で半年たらずで解雇されました。また610の責任者も数回学習者を迫害し、ガンを患って亡くなりました。