文/山東省の大法弟子 欣宇
【明慧日本2021年6月28日】2020年の初め、中共ウイルスが世界に蔓延したとき、私たちが修煉して衆生を救うために残された時間がかなり短くなったことを実感しました。
私たちの地元の修煉者は堅実で、外部の変化に影響されませんでした。私たちはいつものように法を学び、煉功を行い、正念を発しました。私たちは大法の真実を人々に明らかにし、すべての修煉者はこの三つのことを熱心に行いました。
ある日、私は自宅から30キロメートル近く離れた村の市場で70代の男性と出会いました。私は彼のところに行って「今はコロナウイルスが深刻ですが、『法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい』ということを知っていますか?」と尋ねました。彼は嬉しそうに、「私は大法が素晴らしいものだと知っているので、中国共産党(以下、中共)の組織から脱退しましたよ」と言いました。
彼は、『轉法輪』を読みたいと言いました。私は彼に、今度市場に来るときに一冊持ってきますと言いました。それを聞いた彼は「まずお礼を言いますよ」と嬉しそうに言っていました。 私は「私に感謝しなくてもいいから、大法の師父に感謝してください!」と言いました。すると彼は恭(うやうや)しく、「李先生、ありがとうございます」とお礼を言いました。
彼は、なぜ『轉法輪』を読もうと思ったのか、自分の体験を話してくれました。ある日、遠隔地で三輪車のタイヤがパンクしてしまいました。彼と彼の妻は、三輪車を動かすことができませんでした。悩んでいると、1人の青年が通りかかりました。若者は三輪車を押すのを手伝ってくれ、若者の家に行き、若者はタイヤに空気を入れ「家に着くまで必要かもしれない」と言って、ポンプを渡してくれました。
彼と彼の妻はとても感動しました。その青年は「私たち夫婦は法輪大法を学んでいます。師父は私たちに、常に他の人の必要性を第一に考えるようにと教えられています。修煉者なら誰でも、私がしたようにするでしょう」と言いました。その青年は私に法輪功迫害の事実を教えてくれ、私たちが中共から脱退するのを助けてくれました。だからこそ、私は『轉法輪』が人々に何を伝えているのかを知りたいのです。こんなに良い功法なのに、なぜ政府は人々に修煉させないのでしょうか?
翌週、私が市場に到着したとき。彼はすでにそこにいました。私は彼に『轉法輪』を渡して「この本は一気に読んだほうがいいですよ。これは普通の本ではなく、修煉に関するもので、貴重な本です」と言いました。
また、私は彼に中共がなぜ人々の修煉を許さなかったのか、いかに私たちの大法の本の出版を許さなかったのか、共産党政権が法輪大法への憎しみを煽るために天安門事件のデマを演出したかを詳しく話しました。私は「この20数年間、すべての修煉者が迫害に直面してきました。この本は私たち修煉者にとってとても貴重なものです」と言いました。
彼は「私は大事にしますよ。10日待ってください。10日後に電話します。安全のために、私の電話番号を教えましょう」と言いました。
10日後、私は彼に電話をしました。彼は私に本を取りに来るように言いました。次の市場の日に、カレンダーと大法の情報が載ったパンフレットを持ってきました。彼はとてもいい顔をしていました。彼は「『轉法輪』はとても良い本です。人々に善良であることを教えてくれます」と話しました。私は「そうですね、誰が読んでも得をする」と答えました。「ええ、それはとても良いことで、とても正しいことです。でも、その基準は高すぎますから、私は少し利己的ですが、私はその基準に達することができないのではないかと思っています」と彼は言いました。
私は彼にカレンダーとパンフレットを渡し、パンフレットに詳述されている話が真実であることを伝えました。
彼は、教材費は誰が出したのかと聞きました。私は「修煉者が自腹で作ったものです」と答えました。師父は私たちに『真・善・忍』の原則を伝え、コロナウイルスの間、人々が保護され、安全に過ごせるように真実を伝えてほしいと言われました。「あなたが安全であれば、私たち修煉者は幸せです」と話しました。
彼は「本当に大法の師父と大法弟子に感謝しなければならないです。大法の師父は多くの優秀な弟子を教えてこられました、とても素晴らしいです。 あなた方はとても素晴らしいですね、世界のどこにこんな良い人たちがいるでしょうか? 本当に感動的で、想像もできないです」と言いました。
その夜、私は鮮明な夢を見ました。大きな洪水が自分に向かってくるのが見え、私は大波の上に立ち、こう叫びました。「大洪水が来るよ。どうか『法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい』と言ってください」と。すると1人の男性が来て「私はもう三退しましたよ、私の妻のために、お守りをくれませんか?」と叫んでいました。
彼の奥さんは何人もの人を連れてきました。私は彼らに『法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい』と唱えるように頼んだところ、彼らは大きな声で唱えました。彼らが唱えることで、洪水が引き始めました。私は、ある男性が溝に埋まり、泥にまみれているのを見つけましたが、動かないのです。私は彼に向かって『法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい』を叫んだところ、彼が動き始めたのを見ました。
私は怖くて目が覚めました。汗をかいていました。夫を起こして、夢の内容を話しました。私は、「最近、怠け者になっていて、夜、正念を発するために立ち上がらなかったり、煉功をする時間になっても寝てしまうのです。夢の中で大洪水が起きて、私の世界の衆生は溺れそうになりました。師が私たちを救ってくださいました。師は私を目覚めさせ、安逸することなく、衆生を救い、三つのことをしっかり行うよう啓発してくださいました」と言いました。夫は「これから、一緒に精進していこうね」と言いました。
師父は私たちのために道を切り開いてくださいました。私は、法輪功迫害の真実をうまく伝えるたびに、私がどれだけうまく話すかではなく、私自身の人心を見つけてそれを取り除くことができるから、師父は縁のある人が私のところに来て真実を聞いて救われるように按排してくださいます。そして、私の心性があるレベルに達すると、自然に知恵と能力を発揮して、法の力を発揮することができるようになりました。朝起きて煉功するときには、それほど苦しいとは感じませんでした。
私はこれからしっかりと自分を鍛え、衆生の期待に応え、師の慈悲なる済度に背かないように頑張っていきます。