【明慧日本2021年7月3日】遼寧省営口市法輪功学習者・孫文慶さん(68)は2020年4月、老辺区で法輪功についての真相を伝えたとして、中国共産党の虚言に騙された人に通報され、現地の警官らに連行され、家宅捜索を受けた。当局は新コロナウィルス防止を口実にして、家族との面会や衣類を届けることも禁止しており、お金は孫さんの口座(拘禁された人の専用口座)に振り込むことだけが許されている。
2020年9~10月、孫さんは蓋州市留置場で拘禁されて隔離された。2021年に営口市留置場に移送された。2021年3月22日、孫さんは営口市駅前裁判所で裁判を開廷された。最近の情報によると、孫さんはさらに4年の実刑判決を言い渡されたという。
孫さんは法輪功の修煉を堅持していたとして1999年7.20以来、2回にわたって労働教養を強いられ、2回にわたって実刑判決を下された。
2000年7月7日、孫さんは北京へ陳情に行ったとして、営口市八田地派出所の警官らに一晩中殴打されたあと、翌日、1年間の労働教養を強いられた。
拷問のイメージ図:殴打 |
2010年夏、孫さんは盤錦市へ法輪功の真相を伝えに行って、真相資料を配布していた際に中国共産党の虚言に騙された人に通報され、現地の派出所警官らに連行され、すぐに2年間の労働教養を強いられた。
2014年6月9日、孫さんは車の修理店に神韻DVDを持っていった時、現地の国内安全保衛部門の警官らに連行され、家宅捜索を受け、多くの個人財産を押収された後、拘禁された。その後懲役3年6カ月の実刑判決を下された。
2018年、孫さんは冤罪を刑期満了して帰宅した。多くの魔難を経験した孫さんは修煉を放棄せず、部屋を借りて一人暮らしをした。2019年4月、孫さんは拘禁された期間からの年金の支給を差し止められた。
2020年4月21日から現在まで、孫さんは再度連行され、家宅捜索を受け、4年の実刑判決を下された。
家庭でも職場でも良い人と認められている70歳近くの年配者は、中国共産党に絶えず迫害されてきた。原因は、ただ真・善・忍に従って実践しているだけである。