文/中国の大法弟子
【明慧日本2021年7月22日】私は法輪大法を1年ほどしか修煉していない新しい学習者です。修煉前の私は、いかにしてお金を稼ぎ、いかにして美味しく飲み食いできるかばかりを考える利己的な人でした。ビジネスにおいて少しばかりの成功を収めていた私は、何も信じることがなく、完全たる無神論者で、気性も激しかったのです。
しかし、この1年余りの修煉を通じて、私は大きく変わり、昔とは違い別人のようになりました。
我が家は自営業を営んでいて、妻は長年修煉している大法弟子です。数年来、家のすべては順調でした。2018年末から、私は体調不良を感じることが多くなり、ますます悪くなっていきました。ひどい時には、胃がガスで充満して膨らんだボールのように感じ、何も食べることができず、耐え難い痛みもありました。
2019年に入ってから病状が悪化し、胃から下腹部にかけて腹部全体がひどく膨張していて、ご飯は食べられず、少しだけのお粥で飢えを凌いでいました。病院で診てもらったところ、消化器系に良いところがないと言われ、至るところに炎症が生じていることが分かりました。それ以来私は、医者や治療法を探し回るようになりました。
西洋医学や漢方、そして省内の最高の病院を受診し、数え切れないほどの薬を飲み注射を打ち、あらゆる手段を尽くしましたが、病気を治すことができませんでした。体重が90キロから75キロにまで落ちた私の脈を診た医師は、「女性よりも弱いですね」と言いました。当時の私は、生きていても意味がないと本気で思うようになっていました。
妻は、「大法を修煉すれば治るよ」とよく言ってくれましたが、当時の私は全く信じようとせず、議論さえしていました。こうして1日が1年のように感じながら、私は憂鬱な気持ちを抱えて仕事に奔走していました。
2019年末、私の病状がさらに悪化し、盲腸までもひどく痛み出すことがあって、家業ができなくなってしまいました。妻は再び法輪大法を修めることを勧めてきました。その時、私は冗談っぽく「修煉を始めるのもいいけど、夢知を経験させてくれれば、信じるよ」と言いました。妻は何も言わず、私もあまり気に留めませんでした。
3日後の夜、私はある夢を見ました。早朝、空がまだ薄暗く、東の空が少し白くなっていた頃、私は朝食をとるために道端の屋台に行きました。道路に近い席に座った途端、隣のテーブルの男性が「見てみて、あれは何だ?」と叫ぶのが聞こえました。皆が立ち上がって見に行ったので、私も不思議に思いながら屋台から出て見に行きました。
東の空に見える小さなピンク色の明るい点が段々大きくなり、最後には一気に広がって、『法輪大法』という4つの大きな四角い文字に変わりました。その4つの大きなピンクの文字はとても鮮やかでした。すると、「今、人間社会が終わった」という男性の声がしました。
その時、普段、よく妻に言われていることを思い出しました。「あなたは法輪大法を信じないけど、それは本物ですよ。もしある日、本当に大淘汰が始まったら、『法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!』と唱えることを忘れないでね。この心からの九文字によって命が救われるよ!」、私は直ぐに合掌し、心からの九文字を繰り返し唱え始めました。そして自分自身を目覚めさせました。
目が覚めてしまったので、私はもう眠れなくなりました。「昼に思うところ、夜に夢となりきたる」とよく言われますが、昼間に考えたこともないのに、どうしてこんな夢が見られたのでしょうか? しかも、あまりにも鮮明でリアルだったのです。
翌日、夢のことを妻に話すと、妻は「慈悲なる師父はあなたに、修煉しなさいと啓示されたのでしょう」と言いました。それでも私は、「夢の中で何が見えたとしても可笑しくないだろう。これぐらいのことは何ともないよ。信じろと言うなら、もう一回夢を見させてほしいものだ!」と言いました。今これを書き下ろしながら、私に悟らせて下さった師父に対する自分の言動は、大変申し訳なかったと思いました。
年末は仕事が一番忙しい時期なので、毎日、私は注射や薬に頼ってじっと堪えながら仕事をこなしていました。ある日、盲腸が再び激しく痛み出して、死ぬほどの辛い思いをさせられました。近所の診療所の医師は、「手術をした方がいいですね。このままでは命にかかわりますよ」と言いました。
帰宅してベッドに横たわり、私は痛みで動けなくなりました。「もう23時半だから、どこに手術をしてくれる良い医者がいると思う?」と妻が言ったので、私は「ああ、どうしよう?」と言いながら、むしゃくしゃしてきました。数秒の間を置いて、妻は私に「師父の説法録音を聞かせてあげようか?」と言いました。痛くて考える余裕もなかった私は、「いいよ」と言いました。
妻がつけてくれたヘッドフォンで師父の説法を10分ほど聞いたところ、私は知らず知らずのうちに眠ってしまい、30分ほど寝たところで目が覚めました。「あれ、さっきまであんなに苦しかったのに、どうやって寝てしまったのだろうか?」と我に返りました。
早速、痛かったところを触ってみると、まず感じたのは、胃の膨らみがなくなり、お腹も縮んでいて、盲腸辺りもまったく痛くなくなっていました。こんなに快適なのは初めてで、まるで新しい内臓を手に入れたかのようでした。
「こんなことってあるのか? 1年間、どこに行っても治らなかった病気が、こうして一瞬で消えてしまったのか? この法輪大法って本物なのか?」と、あれこれを考え出した私は頭がすっきりしていて、まったく眠気を感じませんでした。時間がかなり経ってから私はやっと眠りにつきました。
翌朝、空腹を感じた私は、1年間も口にできなかったご飯を食べながらこう思いました。「今まで妻が言ってきたことは本当だったのか? あるいは、そもそもちょうど今、治る頃になっていたのではないか?」。悟ろうとしない私は、まだ半信半疑の状態だったので、妻にも自分の考えを話しませんでした。「お腹が本当に治ったら、信じよう。あと数日待ってみよう」と心の中で思いました。
20代の頃から、私は大量飲酒と刺激的な食事をするようになっていたため、昔からお腹の調子が悪く、ここ数年来、毎日3~4回も排便し、重度の大腸炎になっていました。
そこで、1週間待ってみたところ、お腹の病状の再発がなくなり、他の病気も消え、体重も大幅に増えて、身体は日に日に力強くなってきました。このすべてが自分の身に起こったことでなければ、私は絶対に信じないでしょう。
一瞬にして夢から目覚め、私は多くのことが分かりました。師父が慈しんでくださり、救ってくださったのだと深く実感しました。今までの私は大きな過ちを犯していて、師父に大変申し訳ないと思いました。このまま誤った考えに固執してしまうと、本当に救いようがなくなります。今回、私は本当に心の底から法輪大法と師父を堅く信じました。
家に帰ってから、私は妻にこう言いました。「今度こそ、本当に信じる。師父は何回も啓示をしてくださって機会を与えてくださったのに、頑固な私は悟ろうとしなかった。師父に申し訳ないと思う。これからは師と法を堅く信じるよ」。それを聞いた妻は喜んでくれました。こうして、私は最短の時間で仕事を終えて、早めの休暇を取りました。
師父が健康な体を与えてくださったのは、修煉のためだと思いました。2020年1月1日、私は正式に法輪大法を修煉し始めて、今日で1年以上が経ちました。私は多くのことが分かり、人生全体が変わって、生きることの本当の意味も知るようになりました。今の私の体は、20代の頃と同じように健康です。
改めて、師父の慈悲深い済度のご恩に感謝いたします!