寧夏の羅新平さん 再び懲役4年を宣告され拘禁される
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 【明慧日本2021年7月25日】(寧夏=明慧記者)寧夏回族自治区の銀川市の法輪功学習者(以下、学習者)・羅新平さん(66歳女性)は2020年8月18日、疫病から身を守る方法を人々に伝えた後、銀川市興慶区公安局の国内安全保衛部門(以下、国保)の警官らに連行され、家宅捜索を受けた。その後、羅さんは懲役4年の実刑判決を宣告され、2万元の罰金を科され、2021年6月22日に寧夏女子刑務所に拘禁された。

 羅さんは、法輪功を学んでから「真・善・忍」の基準に従って良い人を目指し、心身とも恩恵を受けた。しかし、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害の中で、羅さんは労働教養を強いられ、不当な判決を二度宣告され、計8年間拘禁された。

 一、信念を貫き、連行されて重傷を負う

 1999年7.20から、中共が法輪功を迫害した後、羅さんは法輪功を学び続けたとして、地元の町内事務所、住民委員会、派出所の関係者による嫌がらせを何度も受け、不当に拘束された。

 2001年5月、羅さんは銀川市国保支隊、銀川新城公安局、新城東街派出所の警官らに連行された際、重傷を負い、背骨と骨盤の数カ所を骨折した。その後、学法煉功を通じて、徐々に回復した。

 二、寧夏女子労働収容所で受けた迫害

 2006年6月15日、羅さんと学習者・張麗霞さんは迫害の実態を人々に伝えたところ、銀川市西夏区公安局の警官らに連行され、労働教養1年を強いられ、寧夏女子労働収容所に拘禁された。

 労働収容所で、羅さんは1日10時間以上の労働を強制されたことで、以前負傷したところに激痛が走り、下肢が浮腫んだ。

刑務所内での強制労働作業の様子

 三、呉中市留置場で受けた迫害

 2013年2月16日、羅さんと学習者の莫恵萍さんは、呉中市で法輪功の資料を配布したため、現地の警官らに連行され、呉中市留置場に拘束された。留置場の女性教官は、羅さんのあごを持ち上げて「うちの母より年上だ、断食しろ!」と言いながら、羅さんの顔面を殴り続けた。

 羅さんは何度も心臓発作を起こして命の危険に晒されたため、留置場は責任を負うことを恐れ、2000元をゆすり取って「保証人を立てて尋問を待つ」という条件付きで、羅さんを帰宅させた。

 四、寧夏女子刑務所で受けた迫害

 2014年3月25日、羅さんは夫と一緒に迫害の実態を伝えたとして、警官に連行された。羅さんの夫は12日間拘束された後、帰宅した。

 2014年7月4日、羅さんは呉中市利通区裁判所に懲役4年の実刑判決を言い渡され、寧夏女子刑務所に拘禁された。

 刑務所は学習者に対して、手錠、足かせ、スタンガンによる電気ショックを与える、後ろ手にして手錠をかける、長時間吊るし上げる(冬は最も寒い場所、夏は最も暑い場所)、しゃがむ姿勢を強要、長時間立ったままの姿勢を強制、思いっきり殴ったり蹴ったりする、独房に閉じ込める(餓死しないようにわずかな食べ物を与える)、90度に曲げる姿勢を数時間も強要、髪の毛を掴んで壁に叩きつける、口にテープを貼るなどの迫害を加えた。

 2018年6月12日、あらゆる拷問を受けた羅さんは帰宅した。

拷問のイメージ図:髪の毛を掴んで壁に叩きつける

 五、再び寧夏女子刑務所に拘禁される

 2020年8月18日、羅新平さんは疫病から身を守る方法を人々に伝えた後、警官らに連行され、家宅捜索を受けた。そして、2021年6月22日に寧夏女子刑務所に拘禁された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/12/428083.html)
 
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